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1話 新たな生活

 この世界に来てから1日が経過した。

 どうやらここは地球と同じ物理法則であるらしく、

 違うとことといえば・・・

 ”魔法”が使えること

 ”魔物”がいること

 この2つだ。


 木の枝や石を集めて火を起こし、小さな生き物を狩り食べる。

 これぐらいならアフリカの原住民たちと一緒に行ってきたことのある俺からしたら、

 朝飯前、いや寝起きでも行けるぐらいだ はっはっは! なんてな


 さて、一番気になるのは謎の声と魔法についてだが、

 あれ以来声は聞いていないし、大きな魔物以外が魔法を使っていることは見たことがない


 つまり!

 ・

 ・

 ・

 さっぱりわからん


 そういえばどっかのアニメでは魔法はイメージが大切とか言っていたな、、、

 だったら一回やってみるか!


 と意気込んだものはいいものの


「ファイヤーボール!」

 ・・・しかし、何も起こらなかった


「ウィンドカッター!」

 ・・・しか、何も起こらなかった


 いや、何もならねえじゃねえかよぉ!!!!

 流石にアニメは空想上のことか、

 と思っていたときに

「お前は馬鹿なのか?」

 どこからかあの謎の声が聞こえてきた。


 でも周りを見渡してもさっきと変わらない景色。

「上じゃ!上!」

 そう言われ上を向くと、そこには・・・


 羽が生えた美人な黒髪の女性がいるではないか!!

「せっかく異世界に来たってのに、あんたはなんでそんなに落ち着いていけるんだよっ!」

 なぜこいつが怒っているのかは置いておいて

「まあ、サバイバルには慣れてるし。うん

 そんなことよりもお前、魔法の使い方を教えてくれないか?」


「はぁ?魔法なんてそんな難しいことあんたにできるわけ無いでしょうが!」

 え?そうなの?魔法って難しいことだったの?と脳が停止しているとき、


 ワオォーン!!!

 という鳴き声と同時に熊ぐらいのデカさの狼が現れた!!


 すると、女は

「全く面倒なときに出てくるんだからこれでも喰らっとけ犬が!」

 と言い人差し指を指し

「フラッシュビーム」

 すると黄色い閃光が素早く狼に向かって放たれ、

 狼の頭にはぽっかりと穴が空いていたのだ。

「で、なんであんたは魔法を知っていて、更に方法まで聞いてくるのかしら」

「い、いや元の世界で小説というものがありましてね〜、

 そこで、魔法があったからわかっただけであります!!!」

 そう答えると女は

「それはわかった、じゃあ何で知ろうとしてるの?さては国を支配でもしようとしてるの?」

「国を支配!?そんな事するわかないじゃないですか、、、俺はただ狩りを楽にしたいと思っただけなんですよ。」

「そう、だとしても魔法はあんたが思っているより複雑で理解が難しいのよ?できるわけがないわ」

「それでもぜひ教えていただけませんでしょうか!」

「いいの?途中で嫌と言っても知らないわよ?まあ、これ以上行ってもしようがないか」

 こうして、俺は魔法を習得するため謎の女についていったのだ


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