転生王子は男装女騎士(死亡確定キャラ)を守りたい~最終手段は婚約破棄だったんだけど~
「あ、えっと、ミレイユ、……僕と婚約破棄をしてほしい」
「は?」
(あ、滅茶苦茶怒っている!)
猛禽類を彷彿とさせる鋭い視線に、思わず飲まれそうになった。
黒馬にまたがり、男装した凜々しい公爵令嬢は騎士の誰よりも気品と威厳に満ちており、軟弱で元陰キャの王子と違っていつも堂々としている。うん、格好いい。
今も秋の実を祝した狩り大会の最中に告げる言葉ではないのだが、それでもここで言わなければ機会を失ってしまう。
僕には勿体ないくらいのできた婚約者。
美しくて、凜々しく義理堅い彼女。
前世でずっと好きだった乙女ゲームのキャラ。妹がプレイしていたのを横で見ていて、その見た目と生き様に一目惚れだった。
だから転生して大好きな彼女の婚約者になった時は一人で舞い上がったし、秘密の部屋に彼女の肖像画とか贈られたものを飾っている。恋人特権だから、犯罪じゃない……たぶん。
彼女は『絶対零度の女騎士』なんて呼ばれ、いつも毅然とした態度だけれど、お茶会の時にスコーンを口にしている姿がとっても可愛くて「こういうのをギャップ萌えっていうんだな」って思ったほどだ。
読書や紅茶が好きで、編み物もとても上手な女の子らしい女の子だ。その両手は固く、剣術でできたタコや刀傷も薄ら見えるが、それすら愛おしい。
長い青紫色髪、紺色の瞳、百七十センチで僕と背丈はあまり変わらない。男装のため胸にサラシを巻いて軍服を着こなしているが、今日は一点だけ違いがあった。
長い髪を結んでいるリボンは、僕の瞳と同じ鳶色と髪の金を使っていた。
あれは僕が前に贈ったもの。自分が贈ったものを身につけてくれることが嬉しくてちょっと浮かれていた。いや状況的にそうじゃないのだけれど!
「――クロード王子」
「え、あ、はい!」
声も凜としてすごく好きだ。眉をつり上げて見つめる彼女に、僕は馬の手綱を引きながら言葉を返す。
この狩場から彼女を遠ざけるためにも、今日ここで婚約破棄を承諾してもらう必要がある!
死ぬほどつらいけど!
「婚約解消したい……理由を聞いても?」
(君に死んでほしくない――って、言えたらいいんだけれど)
僕の婚約者であるミレイユ・グランジェ・ジルは、乙女ゲーム《泡沫の乙女》に登場する死亡確定キャラだ。
乙女ゲームの終盤で大量発生した魔獣に立ち向かい、王族を逃すために一人で残った誇り高き女騎士。その戦い方や生き様は胸熱だが、実際に死なれるのは困る。
大好きな彼女を死なせたくない。
だから幼い頃から彼女を騎士ではなく、普通の令嬢としての生活ができるように根回ししたのだが、彼女の一族は代々騎士団を勤めるゴリゴリの武闘派だった。
初手で詰んでると思った。
そのほかにも色々頑張ったのだが、結局シナリオ通り彼女は騎士となった。男装は──周りから女だからと言われないためらしい。女性で術者や近衛兵などいるものの、騎士に至ってはさほど多くない。
彼女が騎士になるのも、婚約者になったのもシナリオ通り。
何もかもがシナリオ通りに進んでいくのが悔しくて、不甲斐なくて、だから最後の手として婚約破棄を申し出た。
実際に婚約破棄をするのは嫌だし、ミレイユと別れたくない。でも彼女を失うほうがもっと嫌だ。
ぐっと手綱を握る手に力がこもる。
「僕は――」
「他にお慕いする令嬢でもいらっしゃるのですか」
「え、は?」
一瞬聞き間違いかと思うほど、小さく絞り出したような声に耳を疑った。
風が吹き荒れ、木々が揺れて耳障りなほど煩い。
「最近編入してきたエレイン嬢のことが」
「それは絶対ない。(ヒロインからしても僕のルートはないし。あっても断るけど)」
「じゃあ、他の令嬢ですか?」
「違う。けれどこうしないと君が――」
そう言いかけて彼女の背後に突如、漆黒の獣がミレイユに飛びかかるのが見えた。
叫んでも遅い。
飛び出しても間に合わない。
「ミレイユ!」
「王子との──邪魔をするな!」
漆黒の獣が僕の視界から消えるのが見えた。次の瞬間、木々をなぎ倒して吹き飛ぶ獣の姿を断片的に捉えた。
あろうことかミレイユは素手で獣を掴んだ瞬間、明後日の方向に振り回して投げたのだ。しかも騎乗した状態で。ミレイユは眉一つ動かさず、首にかけていた笛で魔物出現を合図する。その対応には一切の無駄がそぎ落とされ、機械的にすら思えた。
(惚れる。……って、そうじゃなくて、なんでこのタイミングで魔物が!? ゲーム終盤とはいえ魔物が出てくるのは狩り最終日なはず!)
一日目の狩り大会で婚約破棄を行えば、その対処として彼女を狩り場から引き離せると思ったのだが――甘かった。
この数ヶ月、執務に追われていて、ミレイユと時間を取れなかったのを今更ながらに悔いた。仕事では顔を合わせるが二人で話す時間などなかったのだ。
婚約破棄のタイミングも公衆の面前って予定だったものグダグダである。
(いや、今更後悔している場合じゃない。ここはとりあえず二人で撤退をして――)
「クロード様、いますぐ会場にお戻りください。先ほどの魔物は斥候でしょう。すぐに四足獣の、魔狼人の大群がここに来るでしょう」
「それならミレイユも一緒に」
「二人で逃げている時間はありません」
これもシナリオの強制力なのか。
ミレイユは僕の愛馬を軽く蹴って走るように促した。驚いた愛馬は会場に向かって駆け出す。
手綱を引いても、勢いをつけて駆け出した愛馬はいうことをきかない。振り返ればミレイユはすでに四足獣との戦いに入っていた。馬の乗り捨て、あの場で食い止めるつもりなのだろう。
爪や牙に毒を持つ四足獣。魔狼人、元々は精霊コボルドが邪気に染まって魔物に落ちた魔物で、厄介なのはその数だ。
いくら一騎当千のミレイユでも、多勢に無勢では一刻も持たないだろう。
遠ざかるミレイユの背中が歪んで見えた。
彼女と出会った記憶が脳裏に巡る。
『初めまして、クロード王子。私が婚約者兼貴方の剣となるミレイユ・グランジェ・ジルと申します』
そう言って微笑んだ幼い彼女は、すでに剣術を身につけていた。
『わ、私が甘いものを好きなのを……バカになさらないのですか?』
二人きりのお茶会で出した茶菓子を美味しそうに頬張る彼女が可愛くてしょうがなかった。
『王子は私が守りますので、ご安心ください』
市井の視察に出向いた際に賊に囲まれた時も、彼女は勇敢で判断力に優れていた。けれど、僕を守る事を優先することが増え、傷を負うことが増えた。
『クロード様、そんな顔をなさらないでください。傷は騎士にとって勲章のようなものです』
それでも女の子に傷ついてほしくないと、泣いた僕に彼女はとびりきの笑顔で答えた。
『貴方が私のお守りすべき主で本当によかった』
このままでいい訳じゃない!
歯を食いしばり、僕は馬から飛び降りた。
幸いにも風の加護で上手く着地できたが、思いのほかミレイユの戦っている場所からは少し遠のいてしまった。
戦力外で、王族の僕が戻ったところで足手まといにしかならないかもしれない。
けれど彼女を、彼女だけを戦場において自分だけ逃げたくない。
(好いた人に守られてばかりなのも嫌だ!)
**ミレイユside**
魔狼人を数十体屠ったところから記憶が曖昧だ。
今日は完全武装してない分、身軽だが一撃でもまともに食らったら一気に形成が不利になる。
お気に入りのリボンが引き裂かれ、結っていた髪がほどけた。
(ああ、クロード様からの贈り物が……)
悲しみと同時に怒りが爆発し、自分より二回りも大きな巨体を薙ぎ払う。
本来なら楽しい狩りになる予定だった。
近衛兵も気を利かせてクロード様と二人きりにしてくれたというのに。それがまさか魔物の襲撃で危険な目に遭わせるなど――戻ったら父様に叱られるだろう。
無事に――戻れたらだが。
額から血が流れ、視界が歪む。
致命傷は避けているが、それでも鋭い爪や牙から完全回避などできるはずもなく、蓄積される傷に両手両足ともに悲鳴を上げている。
それでも、一分でも、一秒でも時間を稼ぐ。
愛しい人のために。
私の、騎士としての生き方に反対しつつも――誰よりも認めてくださった王子のためにも、最後まであの方の剣でいるために、息が止まるその瞬間まで戦い抜く。
刃を振るい、魔狼人を蹴散らした。
どれだけ屠っても、ぞろぞろと沸いてくる。
周辺からも剣劇や爆音が聞こえるので、応戦しているのだろう。
こちらに手を回す余力かもしれないが、王子が無事なら──問題ない。
赤銅色の血飛沫が舞う中、意識が途切れつつあった。
手にしていた剣を握る余力も、もうない。
ギョロリとした緋色の目と目が合う。獣が笑った気がした。
振り下ろされる鋭い爪が緩やかに動くのが見えた。
動かなければ──死ぬ。
ああ、こんな事なら王子ともっと──。
「ミレイユ、伏せろ!」
「!」
その声に、反射的に体が動いた。
私に襲いかかろうとした魔狼人は不可視の壁に阻まれ、弾かれた。
それだけではない私を取り囲んでいた魔狼人は突進を繰り返すが、全方向完全防御によって弾かれ吹き飛ばされていく。
(……これは、魔法結界?)
「治癒。……遅くなってごめん」
荒い息を吐きながら私の隣に金髪の美しい人が佇んでいた。鳶色の瞳は珍しく怒りを宿し、眼前の魔狼人を睨んでいる。
少しずつ傷が癒える中、頭の中はぐちゃぐちゃだった。
「え、な――」
「君が僕の剣なら、僕は君を守る盾になる。……なんて格好良いことを言ったけれど、王族として膨大な魔力量を具現化させて壁にしているだけなんだけどね」
自嘲するクロード様は私の傷を癒やしながら、常時全方向完全防御の結界を張り巡らせている。それがどれだけ高等技術であり、常人離れしているのか──この方はたぶん分かっていないだろう。
(最初に出会ったときも、魔物に襲われそうだった孤児のために飛び出すようなお方だった)
私が「クロード様をお守りしたい」と思ったのは婚約者になる前だ。王子が孤児院の視察に行くというので、護衛騎士だった父に経験だといって連れ出された。
クロード様を実際に目にするまでは、自己中心で自意識が高い我が儘な子供なのだろうと思っていた。実際にクロード様の従兄は気位が高く、我が儘放題だった。
我が家系は代々騎士として王族をお守りしていた。しかし王族とはいえ、仕えるに値しない人間に自分の命を預けたくない。
そう思っていたのでクロード様に対して期待などしていなかったし、「女の癖に剣を持つな」とか言われるかもしれないと思うと面倒で、億劫だった。
そんな先入観感などクロード様と出会った瞬間、見事に打ち砕かれた。
品行方正で身分関係なく誰に対しても笑顔で接し、突如現れた魔物の襲撃に対して修道院の孤児たちを庇って魔法で応戦したのだ。
目を疑った。
王族としてはあまりにも無謀、いやあり得ない言動だった。後で父様に怒られていたが「自分ができることをしないで見殺しにするのは、王族と言うよりも人として恥ずべきことだ」と言ってのけたのだ。
八歳の少年がだ。
私よりも四つも下なのに。
その時の尊き志に惚れた。
あの瞬間、私の命を捧げるのなら、この方しかいないと誓ったのだ。
(クロード様は私を普通の令嬢にしようとしていたみたいだけれど、私は貴方の隣で最後までお守りしたい)
そう思っていたのに、気付けばクロード様に助けられている。
なんとも不甲斐ない。
傷が癒えた代わりに自分の無力さに打ちひしがれていると、クロードが私の肩に手を回して抱き寄せた。あまりにも自然にするので、心臓が口から飛び出すほど驚いた。
「魔力量の消費からいってあと一時間は均衡が保てるから、それまでに近衛兵たちがくればいいけれど、ミレイユから見てどう思う?」
「(きゃあああああああああああああああああああああああああああああああ――。み、密着、え、ちょ、吐息が頬に、近い。距離が近いっ……! あれ、これは夢!?)え、あ……」
「ミレイユ、もしかして毒で声が出ないのか?」
さらに顔を近づけて私の顔を覗き込むクロード様に、私の顔はレッドドラゴンよりも真っ赤だっただろう。あと変な汗とか出てきた。
それをクロード様は毒に犯されていると解釈したのか、携帯していた解毒薬を取り出す。とんでもなく苦くてまずくて酷い匂いのアレだ。色も紫とか完全に人間が摂取するものじゃない。
「あ、いえ、クロード様。解毒はだい、じょうぶです!」
「しかしこんなに汗をかいて顔を赤いじゃないか」
(それはクロード様がいつになく積極的だからです! 婚約破棄を言いながらどうして――)
ふとそこでクロード様が急に婚約破棄を言い出したのか気になった。というかそんなことを考えている場合ではないのだが、頭から離れない。
クロード様の魔力量は確かにすごいが、防御のみで攻撃に転じてはいない。このまま魔狼人の数が増えれば――。
そう考え、一瞬にして乙女脳から戦闘状況に切り替える。
「クロード様、私は大丈夫です。傷も癒えましたし、戦えます」
「ダメだ。一人ではミレイユの負担が大きすぎる。その決断は僕の魔力量が切れてもなお近衛兵が間に合わなかった場合だけにしてほしい」
「(私のことを考えて……尊いっ)し、しかし、私はクロード様の剣です」
「それでも、僕は君が傷つくのが耐えられない」
「え――」
いつになく必死なクロード様の姿に、心臓がバグバクして止まらない。
私のことを心配してくださる。なんて心優しい方なのだろう。
「僕は剣術の才能がないし、大して強くもないけれど、だからといって好いた人に守られてばかりなのは嫌なんだよ」
「好き」
「うん。ミレイユが大好きだから、自分を酷使する戦い方はやめてほしい」
好き。
政略結婚かつ護衛として結ばれた婚約だったのだけれど――。
クロード様が私を?
メスゴリラとか化物とか言われる私を?
ボン、と今度こそ完全に私は許容量をオーバーした。
茹でたクラーケンのようにふにゃふなになった体はクロード様にもたれかかってしまう。それをクロード様は疲労でふらついたと思ったのか、抱きしめて支えてくれたのだ。
(あ。もしかして今日私の命日なんじゃ? クロード様が好きだと仰ってくれた。もしかして、今なら巷で流行っている方法をとれば最強無敵になって、この状況を突破できるんじゃ?)
「ミレイユ?」
「あの、クロード様。……ここ以外にも魔狼人が現れているようです。恐らく援軍は当分見込めないかと」
「そうか。となると……」
「あの、これは同僚から聞いたのですが、好いているもの同士でキスをするとエンドルフィンが分泌され鎮痛効果、体力向上、能力覚醒、速度向上、ミノタウロスも一撃で滅ぼせると聞いたことがあります」
「え? それはたぶんちょっと違うと思うけれど……」
「私はクロード様に全てを捧げていますので、クロード様が好きなら、きっと効果があると思うのです!」
至極真面目に言ったのだが、なぜかクロード様の頬が少し赤い。
なんだか新鮮で可愛らしい。守りたい、その笑顔。
少し調子に乗りすぎてしまった。いくら婚約者とはいえ、そう気軽にキスなど――。
「じょうだ――ん!」
唇に触れた感触に、衝撃が走った。
予想以上に柔らかくて、甘い。
「場を和ませるにしては可愛らしい話だと思う。……ええっと、でもこれで僕が本気なのは、わかってくれた?」
「え、あ、いまの」
キス。
キスした。
誰と。
クロード様と私が。
「しゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ! クロード様のキスぅうううう!」
「え、ちょ」
能力超覚醒。
一瞬で全身に力が漲り、群がっていた魔狼人の動きが緩慢になり、胸ポケットに隠してあった短剣一本で彼らの首を刈り取った。
かつて無いほど力が漲り、体が羽根のように軽かった──と言うことだけは覚えていた。
**クロードside**
「うん。ミレイユが大好きだから、自分を酷使する戦い方はやめてほしい」と、言って自分の気持ちを伝えてキスをした。
近衛兵が来るまでミレイユが大人しくしてくれるのなら、と思ってキスをした。
キスをするチャンスだったというのもあるけれど!
それがまさか聖騎士覚醒するとか思わないだろう。
前世でよくアニメで見たことのある突如覚醒、未知なる力で解決――と言う現象を体現するとは思わなかった。
まあ、その覚醒があったおかげで僕もミレイユも無事だったのだけれど。僕は魔法結界を張って彼女の盾になるだけで、結局のところ守られてばかりだった。
二日以降の狩り大会は中止し、魔物討伐編成が組まれ大々的な討伐となった。
その中にはヒロインや攻略キャラも含まれているから、シナリオの大筋は変わってはいないのだろう。
もちろん僕とミレイユは仲良く屋敷で静養するように言い渡されている。ミレイユは留守番と将軍に言われてふてくされていた。
その姿も可愛いのだが。お土産に持ってきたシフォンケーキをご機嫌で口にしている。これで完全に彼女の死亡フラグは回避できたはずだ。
「私も討伐に行きたかったです」
「ミレイユは僕を守ってくれるんじゃなかったのかな?」
「うっ……」
「僕の剣と言うのだから、これからはもっと一緒に居た方がいいよね」
「クロード様、つい先日は婚約破棄を言い出したじゃないですか。またコロコロ主張を変えられるのですか?」
眉をつり上げて睨むが、そんな姿も可愛い。
「(さすがに死亡確定キャラとか、乙女ゲームとかは説明できないし)あれは──ミレイユが無茶ばかりをするから、一度その役割から外れて自分を大事にしてほしいと気付いてほしかった」
「クロード様……!」
これは乙女ゲームのシナリオとは関係ない僕とミレイユのモブ同士の話。
のちに聖剣の王妃と神盾の王と呼ばれるのはまた別の話。
そしてミレイユが広めた『思い人とのキスによって聖騎士覚醒した』という話は尾ひれ背びれついて広まって一騒動起きるのも──また別の話。
最後までお読み頂きありがとうございます(੭ु >ω< )੭ु⁾⁾♡
王子視点の転生を書いてみました。お楽しみ頂けたのなら幸いです。
【短編】
喪服令嬢は復讐劇の幕を開ける~バカ王子が盟約を破ったので遠慮無く滅ぼさせて頂きます~
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※ざまぁ展開×復讐
※日間異世界転生(恋愛)で最高5位にランクインしました
【完結】虐げられた臆病令嬢は甘え上手な王弟殿下の求愛が信じられない~イケニエにされたはずが好感度MAXで歓迎され祝福され愛されて嫁ぐことになりました~
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※日間異世界転生(恋愛)で最高13位にランクインしました
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