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番外編 レン

噂でしかない彼女?をもつチャラ男の側近レンについて書いてみました〜。イチャイチャが苦手な方は引き続き本編をお楽しみいただければと思います

代々皇家に仕えていて、コウ陛下の側近で、使節団のときに姫の手伝いをしました。

他人曰くチャラい男、レンです…。

俺には可愛い恋人がいます…。

今日はその可愛さを伝えたい、誰かに自慢したいと思っていたところ、差出人不明の人から

『枠作ってあげるよ。番外編用意するから。』

と言われましたので紹介していきます。

あ、そうそう。彼女の名前はアイビーです。




では、俺の回想シーンをご覧ください…。




「んーー。やっっと、終わったぁー…。」

首をぐるぐると回して伸びをする。使節団のせいでやたら仕事が増えた。給料いいんだけどなぁ…。そこがネックというか…。チラリと時計を見た。少し早いが仕事(残業はもうヤダ。)

うん、とりあえず、帰ろ…


そうして、帰路についた。

邸宅に着くと、執事が迎えてくれる。子供の頃から一緒なので、ちょっとした変化にも気づいてくれるいい爺だ。

来ていたスーツを執事に渡すと早速聞く。

「アイビーは何処にいる?」

「アイビス様でしたら、若様の部屋ですね、、」


「ん???なんで俺の部屋に。大体この時間は大好きな花を愛でてる時間だろ…?」

「さぁ、私共も何故かは分かりかねますがぁ…、小1時間ほど出てきておりませんねぇ…。」


「んー。とりあえず、様子を見に行くから夕飯の用意をしといてくれ。」

「かしこまりました。」



なんで俺の部屋に…。別に入っては駄目だとも言っていないが、彼女はいつも遠慮がちなのでそんな大胆な行動をするなんてめずらしい。

そっと自室の扉を開け、中に入ると、何やら可愛らしい寝息と共にある匂いがする。

これ、酒か…?


見るとワインが窓際に置かれており、当の彼女は窓際にあるソファで寝ていた。夕方の日差しが彼女の薄茶色の髪を照らしていた。


肩を軽く叩いた

「アイビー。起きて。」

「ん…。……レンしゃま?」

呂律が回っていないし、少し頬が赤い。酔ってるのか……。

「ベットに行こう。横抱きにするからつかまって。」

そういうと…彼女は珍しく素直に従った。



「なんで俺の部屋で一人で呑んでたの?」

彼女の部屋に行く道中にそう話しかけると、彼女は言った。

「だってぇ…レンしゃま、お酒しゅきでしょ?…

だから、私も飲めるようになったらぁ、一緒に呑めるでしょ…?だけどぉ、失敗したゃったなぁ…。呆れちゃったよね…?」 

「全然。大丈夫だよ。」

うちのが可愛すぎて困る…。いつもの敬語とのギャップで死にそうだ。

夕日に照らされてて良かったと思う。そうじゃなかったら、顔が真っ赤のがバレてしまうだろう…。

部屋に着くと扉を開け、ベッドまで運んで降ろすと、アイビーが袖をぎゅっと掴んだ。

「あとは、飲んでたら寂しくなっちゃってね…レン様のお部屋行ったらね、レンしゃまの匂いがするの。あのとき助けてくれたレンしゃまの匂い。」


俺を…殺す気だろうか…。

ぐっと堪えて可愛いこのコを止め、俺の理性に叱責する。

「…煽ったら駄目だよ…。アイビー。」

「…レンしゃま…?どうしたの…?愛想つかしちゃった?…

私のせいで、迷惑かけたから?…仕事終わってしんどいかりゃ?ごめんなさい…もう迷惑かけないから…ごめんなさい…ごめんなさい…。」

俺の堪えた顔が怖かったのか。トラウマを呼び起こしてしまったようだ。

…彼女はひどく怯えていた。過呼吸にならないように、安心させるようにそっとそっと抱きしめた。

そしてトントンと背中を優しく叩き落ち着かせた。

「……違うよ。好きな子を判断能力鈍ってるままやるのがやだの。君を傷つけたくないんだよ…。

今日は寝て。ぐっすりと、おやすみ。愛しのアイビー」

ゆっくりと背中を優しく叩き続けるとスーッと寝息が聞こえてきたので、ベットに寝かせると、起こさないように部屋を出た。



次の日の朝。明らかに不自然なアイビーと遭遇した。

「アイビー。おはよ」

「……ひっ……レン様…おはようございます…。」

「よく、寝れた?」

「は、はい…。……その…昨日は…大変申し訳ございませんでした…。そのどんな罰でも受けますので…。」

まだ心傷が癒えていないのかと思うと心が痛むが、顔に出さないようにして、そっと頭を撫でる。

「怒ってないよ…?だから謝らないで。

むしろ可愛かった。もっと俺に対して緊張しないで、もっと話してくれると嬉しいなぁ〜。」

そういうと…彼女は安心したようだ。

「……前処します。」と微笑んだ。

それから仕事に行こうと思い玄関に向かおうとして、いいたかったことを思い出した。

「それでさぁ、一つだけ頼んでもいいかな?アイビーにしかできないことなんだけど。」

玄関まてついてきたアイビーにそういった。

「は、はい。なんでもおっしゃってください、。」

「その、飲んでくれるのは嬉しいけど、人前で飲んじゃ駄目だよ?悪い虫がつく。」

「悪い虫…?」

よくわからないという顔をしている彼女が愛おしくてぎゅっと抱きしめた。仕事やすもかな…

そんな悪い考えが脳裏に浮かんだ。

少し長すぎましたかね…w

アイビーの過去に関しては後日また。

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