彗と、兄様と2
短めです。
客人用の宮殿に向かう途中、グランが猫と戯れているのを発見・・。
「ぐ、グランそこでなにしてる・・の?」
半分引き気味でそのうしろ姿に問いかけた。その顔はだらしなく緩んでおり、いつもの不敵な笑みを浮かべる彼からは考えられない表情だ。
「し、シフィラさんと姫様!!!」
シフィラの名前を先に出すなんて、不敬ではないか。
・・・・そういえばグランってシフィラのこと好きだったよな。そんなことを思い出す。
「猫と戯れて仕事サボってた件に関しては、父様に話しとくから。じゃ、私急いでるから。」
「へ陛下には言わないでいただけると、というかどちらへ行かれるのですか??」
「客人の宮殿で騒ぎがあったから、少しな。シフィラしか今護衛がいないから・・。一緒に来てもらってる。」
「えっ?!シフィラさんが護衛。・・・・・・。」
そういうグランの顔が危なくないのか???と困惑気味の顔が面白い。
当のシフィラはまったく気が付かないのもお嬢様育ちだからかな・・・・。
「姫。私もお供いたします。(姫様はともかくシフィラさんが)危険かもしれないでしょう?」
(姫様はともかくシフィラさんが)っていうのがみえるのは私だけかな??
「・・・。じゃあ、今からいく客人用の宮殿で起きたことを内密に処理できたら、猫の件お父様に言わないってことで、どう??」
「感謝いたします!!!!!!!!」
こうして桃太郎?のように味方を引き連れ、私たちは客人用の離宮へと向かった。




