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  作者: yuuka
1/3

プロローグ

修正してみましたー^^


風が通りすぎる。

魂をさらって行ってしまいそうな強く、でも優しい風。

その風は雲を、木々を、人を動かす。


雲が空に包まれる。

そこに悠々と飛ぶ黒いカラス。

淡い色とそこにある小さな黒い点。

自分とは違う色の中に、違う世界の中に一生懸命生きている。


なぜ?


今、空を見上げている僕らとは違う。

今の僕らは自分の世界に違う色がある事を拒む。

忌み嫌い、消し去る。


その色が自分たちを拒んでいなくとも。

その色が何の害が無くとも。

その色が僕らを望んでいても。


その色を消そうとする。

一緒に生きようと考えない。

考えられない。

生きられない。

人間とはこんなものだ。

人間が一番下等だ。

自分たちだけでは生きられないくせに。

他の物を下等と見下すくせに。


でも、僕らは旅に出る。

下等な者は旅に出る。


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