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R15.  作者: 頭巾の子
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調子に乗って喋ると碌な目に合わない

不健康まっしぐら



 太宰治の恥の多い生涯を送ってきましたという一説を思い出して自分に言い換えるとどうなのだろうと考え思いついたものの、別の事を考えてしまい、思い付いた事を忘れたために思い出そうとして一日。

 兄は強くなる為にと剣を振り、魔法を放っていた。


 今日は先生が来ないからとお昼まで寝てしまい一日が短くなるなあと少し勿体無く感じたが、夜眠れなくなっていてそうでもなくって一日。

 今日も兄は強くなる為にと剣を振り、魔法を放っていた。


 異世界に来たのだからと、何かしないと勿体無いと思い立ち魔法を連発させて水魔法でびしょ濡れになり寒いのでとお風呂にはいって疲れて寝てしまって一日。

 今日も今日とて兄は強くなる為にと剣を振り、魔法を放っていた。


 異世界の体はなんだか軽くて走りまわるのが楽しくなりそこらじゅう走りまわって、疲れてを繰り返し数回。飽きて昼寝して夜寝て一日。

 昨日の今日で今日も今日とて兄は強くなる為にと剣を振り、魔法を放っていた。


 どこの世界でも私にとって授業という物は退屈なものだなと寝ながらノートだけはとって話半分に過ごして一日。

 今日も昨日に、明日は今日に、今日も今日とて兄は強くなる為にと剣を振り、魔法を放っていた。


 私の死んだ世界では彼はどうなったのだろう、やっぱりなんて迷惑な事に巻き込んでくれたんだと後悔しているのだろかと心配して、一日。

 今日は今日しかないのだからと今日の兄は今日も今日とて兄は強くなる為にと剣を振り、魔法を放っていた。


 ルアーノ兄さんはきっと胡散臭い腹黒になりそうな顔だよねと失礼な事を溢してしまったおかげで片手で両頬を掴まれ謝れと凄まれて土下座する勢いでごめんなさいと繰り返しながらもルアーノ兄さんを褒めちぎって一日。

 今日は家庭教師と昨日の今日はルアーノ兄さんと明日の今日は伯父さんと明後日の今日は誰とかは知らないが今日も今日とて兄は剣を振り、魔法を放っていた。


 私には人をイラつかせるタイプのツンデレ属性が少なからずあるのかもしれないと考えて発言を自重しようとしたその日にまた、ルアーノ兄さんを怒らせて一日。

 魔物に襲われた次の日から七日目の今日を迎える今日の兄は昨日も今日もきっと明日の今日もルアーノ兄さんに〆られる私を心配しながらも今日も今日とて兄は剣を振り、魔法を放っていた。


 そんな今日×7を過ごした私は8回目の今日を過ごしている。



「駄目だわ…これは、深刻よ。」


「分かってるならさっさとアーサーを見習って真面目に努力するんだね。」


「分かってる。分かってるよ。兄さんが一生懸命鍛錬している横で私は何もしないで無駄に一日を過ごしているのは!」


「そんなソフィも可愛いよ。」


「兄さん、やめて!そうやって私はダメ人間になっていくのよ!」


ルアーノ兄さん分かっている、分かっているからどうか、そんな残念な物を見る顔で私達兄妹を見ないで。

兄が私にげろ甘なのは今に始まった事じゃないでしょっ


ステータスも頭と体があべこべでゼロに近い状態であろう私が一番鍛錬に励まなければならないのは分かっている。このままでは三年後の試験を乗り越えられるかわからないと先生に言われたばかりなのだから。

 私も強くならなければと思いも人の半分。行動力に至っては地面をえぐってマグマに到達するだろう。マグマがこの世界にあるのかは知らないが。

ダメ人間ぷりを惜しみなく発揮して数日、私を見捨てない兄に得も言われぬ怖さを感じる。見捨てて欲しい訳でも無いけれど、なんだ、この兄は夢物語か。つらい、隣で兄が努力しているのに何も言われないと何も出来ない、しない。言われたらやるからクズではなく駄目人間だと信じたいけど、その思考こそがクズ感が否めない。


と考えるだけ考えて一日。

今日も…今日は兄は強くなる為にと剣を振り、魔法を放つかと思いきや今日は少し休むと言って適度に自分を甘やかす兄を見て一安心しながらも鍛錬するルアーノ兄さんの横で一緒にダメ人間をやっている一日を超え。



…遂にルアーノ兄さんの雷が落ちた。物理だ。

いつの間にそんな危ない魔法覚えたんだルアーノの兄さんよ。そして、兄よ雷に水魔法系統のシールドはあかんだろ。守ってくれようとしたのは嬉しいが。

一週間何をしていたんだと兄に言ってやりたかったがそういえば理論的な授業は一緒になって寝ていたなと、兄の魔法のせいで効果が増した雷で動けない私は思う。そのまま、落ちてきていたら手加減されているであろうから多分強めの静電気程度で終わっていたであろうに。


「ちょ、ちょっとこれは酷くないですか兄さん方…」


「そうだぞ、ルアーノ!あれ?でも、俺シールド張ったはずなんだけどな。」


「いや、そのシールドで思ったより威力増したんだけどね。ごめんね、ソフィまさか僕もアーサーがここまで馬鹿だとは。」

 

「兄さん雷に水はダメだよ。協力ならまだしも対抗は出来ないと思うな。」


「え?あ…ごめん、ソフィ。ルアーノ治してやってくれ。」


「ん?いや。確かに想定外に強く当たってしまったけどこれで、ソフィも逃げられないから結果的にはいいんじゃない?」


自分のやった事に気付いて私を気遣ってくれた兄だが、そんな兄の意見を無視してこれで話がしやすくなったとばかりに私に近づいてくる。


私は私でこうなったのは自業自得なのだがルアーノ兄さんが怖いので逃げたいので回れ右してすぐさまこの場から走り去りたいのだが、追い打ちをかけるように兄が私の背中を支えるという名目で逃げ道を塞いでいるので逃げるに逃げれない。

まあ、そもそも動けないのだが。兄よ察してくれ私はルアーノ兄さんは話が終わるまで私を治すつもりはないのだ、だからそうやって私をルアーノ兄さんに差し出しても良くなる事はない。



「ソフィ、三度目は無いよ?」


その、三度目が今なのだが。物理にルアーノ兄さんが走る程怒っているのも何も、突然癇癪を起したわけでは無く今回も当然の如く私に原因がある。


中庭で兄たちが鍛錬している横でいつも通り怠惰を貪って新しく可愛い侍女が入るとしるやいなやいつもは見せない行動力を見せた私にルアーノ兄さんは待ったを掛けた。

それもそのはずだ、私は今日一度も鍛錬らしき事をしていないしだからと言って座学を嗜むわけでも無く、水魔法でVAREトリックという煙草の煙を使って輪っかを作るあれをやりながら遊んでいたのだ。この数日で唯一私が失敗しないで出来る魔法の一つだった。

と、いっても何かの役に立つわけでも無くこれを見せて喜んでくれたのは兄だけだった。魔法の先生も器用ねと少し驚いていたがそれだけだ。


それで、まあ。ルアーノ兄さんが待ったを掛けた所までは私もだろうなと思う程度だったのだが…


「どこに、行くのソフィ。昨日自分でも深刻だのなんだの言っていたよね?」


「うっ、そうなんだけど…でも!」


「でも、何?そもそも侍女はこれからいつだって会えるだろ。それに比べてソフィは今日やらなかったら一生そのままだよ?昼までに何かするようだったら僕も何も言わなかったけれどソフィはずっと座って水出してただけだよね?それに加えて侍女を見に行く時だけはそんなに早く動けるんだ?」


「ち、違うよ!新人の侍女がこの家になれる前のあの初々しい可愛さがみたいの!可愛いは正義だよ!」

「ソフィ、いつの間にそんな子になったんだい。街の子達のように顔のいい男に目をひかれるならまだしも。侍女だよ?」

「えっ、いや。別に可愛いかったり綺麗なら男の子でもいいのだけど。あ。ルアーノ兄さんも綺麗だよ?うん、見た事無いくらい別嬪さんだぁ…っひ、」


とここでルアーノ兄さんの雷が落ちる事になる。

子どもだから余計にかルアーノ兄さんはたまに女の子みたいねえと伯母様方に言われ酷く不快そうな顔をしている。それを見て私たち兄妹はケラケラ笑っていてルアーノ兄さんに睨まれていたのだが、そんなルアーノ兄さんの地雷をこの状況で踏み抜いたのが悪かったのかなと分析する。



そして、話は戻るのだが。


「ソフィ。まず、僕の容姿には今後触れない事だ。僕も今はまだ、母さんに似ているけど大人になれば父さんみたいに男らしくなるんだ。」


流石に地面に座ったままは可哀想だからねと動けない私の体を兄と一緒に近くの椅子に移動させながらもルアーノ兄さんにとっては最重要事項なのだろう半分自分に言い聞かせるようにして、そう私に釘をさす。


「いいかい?ソフィ。僕らはあと二年で学園に入る、ソフィが学園に入るのは三年後にナーデ兎を捕まえたりその他にも色々と試験を受けてその後、二年間の間に学園側から言われた宿題こなしてをやっと学園に入れるんだ。そして、ソフィはその三年後の試験すら危うい、試験には最低限の知識と技量が必要になってくる。ソフィは記憶を無くしたついでに短剣の扱いもこの国に対する基本的な知識もよくわからなくなってるでしょ。魔法は魔力量でカバーできてるみたいだからぎりぎり及第点って先生は言っていたけどそれも、十歳になったら父さんと母さんに甘えてられなくなって自分で抑えていかなきゃなくなるんだよ?」


 「ソフィ...俺らは心配なんだよ、二年後俺とルアーノが居なくなって三年間ソフィが一人になるのが。」


 ルアーノ兄さんが言っている事は正論で兄もそれを分かっているから流石に今回は私を養護しようとはせずにルアーノ兄さんの言葉を私に受け入れてもらえるように気を遣う。


 確かに、この世界で目が覚めて混乱からいろんな事から目を背けて来たこの世界で生きて行く事に戸惑っていたとは言え兄の本気で私を心配する表情にもルアーノ兄さんの言葉にもそんな事を真剣に気にもせずに遊んでばかりいた自分の行動に罪悪感が芽生える。



「ごめんなさい、ルアーノ兄さん、兄さん。でも、、、ちゃんと考えるから今日一日待って。」


この数日散々悩む時間はあったくせにと言われてもしかた無いのだが、兄たちはその言葉を聞いて明日からはちゃんとやるんだよと部屋まで、送ってくれた。


たかだか十年しか生きて居なくてもつい三年前まで戦争があったこの国ではしっかりとした教養が求められる。ただでさえ戦争で少なくはない犠牲を払ってきたのだ、大人たちが行ってきた戦争の責任を子供に求める訳ではないが親たちも戦争を体験した身としては、前世の平和ボケしたトンチンカンのような自分の子がいては心臓がいくつあっても足りないという物だろう。

農夫の子に生まれたのならそこまで厳しくも無いだろうし学園は一つではなくランクの低い学園はある。

だが、ウェンズリー家の子になった以上領地を治める領主の子なのだ。土地を持っている親、所謂貴族に近い位の子からは王都のある1つの学園に入る事が最低限の上に立つものの義務とされている。

その学園に入れなかったものは一定数いるらしいが女なら嫁の貰い手が男なら職の貰い手が極端に少なくなり総じて落ちこぼれと言われる。

この話はこの世界の常識が無いと分かったその時にされた話の一つで、伯父さんからもこんな義務を背負わせて悪いが私の本当の両親はウェンズリー家より位の高い貴族だったらしいどっちにしろ逃れられないものであったし、私もお前たちを立派に育てないとお前たちの両親に顔向けできないからと伯父さんに頼まれていた事でもあった。

育ててもらっている立場でそんな事を頼まれるのは申し訳も無きことながらその通りにしなければと思える内容だったのだが。

私がそうできないのは、


彼に申し訳ないからだろうか。彼の望でもあったが持ちかけたのは私であって。その後、私は彼がどうなったか知らない。死んでしまうのだから、知らなくても大丈夫なはずだった。

死後、記憶を持ったまま違う世界で生活するなって想像することはあっても少なくても私は、現実に起きるなて本気で信じてはいなかった。


彼が、彼が私を殺した後の人生を過ごしたとして、その後それこそアーサーとして生まれ変わっているのなら私は、それはそれでよかった。

だって、兄は今、両親は死んでしまってこそ入れど幸せそうだ。だが、そんな保証はどこにも無いし聞かれなかったから言って無いと言われればそれまでだが、きっと、前世の記憶を持ってこちらの世界で過ごしているとしたら、私に対して何かしらのアクションが合っても良かったのではないだろうか。

つまるところ、私だけ新しい世界で幸せになっていいのだろうか。と、言うやつだ。



これから、この世界で私が幸せになる保証は無いけれど、私を殺した後の彼の生活が幸せだったとは到底思えない。どちらかと言うと、地べた這いつくばるような思いをしてもおかしくはないのだろうか。



コンコンッ


「ソフィ?いいかい?」


兄が部屋をノックする。ふと時間を確認すると兄たちが送ってくれてから随分と時間がたっていた。

もう、こんな時間になっていたのかとその時間に見合った部屋の暗さに驚きながらもライトをつけ、兄へと声を掛ける。


「大丈夫よ、兄さん。」


触れると一定の魔力を吸って光るそのライトをつける度に体から何かが抜かれる感覚は自身でやり始めて一定の期間過ごしているのだがなれないなと思いながらもソファへと座り直す。


眉尻を垂らして薄く笑いながら遠慮気味に入ってくる。

部屋のライトに照らされた兄の白髪はキラキラと朝露が泣くように湿っていた。対照的に燃えるように赤い銀朱の瞳に彼の面影が微塵も無いように見えるが顔の造形は彼を思い出させるには十分でこれだけ異世界の色になじむ彼の顔を思い出せるあたり、きっと彼は日本人の色は濃くなかったのだなと思い改める。


「髪乾かさないと風邪ひくよ?」


気にしてなかったみたいだが、私の心配を汲んでくれてか多分…風属性の魔法と一瞬発動した魔法陣、あれは火属性の魔法だろうか、まあそこら辺んの応用だろう。

一瞬兄の後ろに赤く光る魔法陣が現れそれを兄の方へ押すような風が吹き髪が吹き上がる。それだけで、乾くなんて科学よりも楽なんでは無いかと思ったが先生は異なる系統の魔法の同時発動は相当量の魔力を使うと言っていた。

私の唯一の特技水魔法でVAREトリックも若干ではあるが重量系統の魔法も同時に使っている。その時に、先生がついでにと理論の説明をしてくれていたが私も兄も感覚で行っているのでよくわからなかったというのが正直な感想ではあったのだが。


あくまで、私と兄の魔力量が他より秀でているだけで通常であれば力を使わずに前世でドライアーで乾かした方が楽なのかもしれない。

髪を乾かそうと魔法を使って疲れていたら楽をしようとやった事なのに本末転倒である。


「それ、ちゃんと乾いているの?」


「大丈夫だよ?触ってみる?」


ベットの端に座る私に腰を折って頭を差し出す兄の髪をすくうと湿った様子はなかった。


「本当に、すごいなあ兄さんの魔法は。」


「ソフィもできるさ。」


兄が頭を上げた事で伸ばした手を持て余すように宙に浮かしながらもそう、感嘆の声を漏らすと

兄は宙ぶらりんな私の手を掴み手の平を合わせながら私を励ます。


視線は下げたままだった兄の瞳の色は伺えないがそれを縁取る睫毛は長く男のくせに私より長いんじゃないかと引っこ抜きたくなる衝動に駆られる、が、それも一瞬の事でふっと兄が視線を上げ合わせた手を見やったかと思うと五指を合わせた状態で私の手を押してきたのでそれに沿って私の指は反れる。


そのままそれを逸らす事無く顔をニヤつかせるかと思うと「俺の方がでかいなあ」と嬉しそうにぐいぐいと指を押してくる。


 全く何がしたいのかわからないが兄のしたいようにさせてやろうとありもしない妹権限で兄を上から認めてやる。



 「ソフィも学園に連れていけたらいいのに。」


 

私をペットかなにかと勘違いしていないかと苦笑いを浮かべつつも二年後を想像してみる

兄たちは王都にあるウェンズリー家の別荘に住み学園に入る事になり、必然的に私は、兄たちと離れ一人悠々と過ごすことになるのだが。


 隣に兄が居ないその光景を描いて胸の奥のズキズキとした痛みがある事に自分が思うよりショックを受けている事に驚きを覚える。


はて、確かに兄たちにはここ数週間世話になっているが離れるのを惜しむ程入れ込んだつもりはなかった。

…命の恩人だからだろうか。


そう考えるがどうも府に落ちない。


「学園に入れるには年が一個足りないよ。もう少し私が産まれるのが遅かったら二つだからそうじゃなくて良かったね。」


まあ、考えても分からない事は今の自分では解決できないのだろうと潔く諦めそう兄を諭す。


その言葉を受けた兄は少し考えるようにして疑問の顔を浮かべる。


「そういえば一般的に教養受けきるのにそのくらいの時間を要するから皆一様にしてそのようにしてはいるけれど、別に年齢に決まりはないんだよね。


あ、そっか。ソフィも一緒に学園の試験を受かればいいのか。」


閃いたとでも言う様にいまだ合わせていた手を握るよう治してキラキラした目で言うが兄よ、それを受けるのは私なんだが?


二年で三年間分終わらせばいいのか、簡単じゃないか!ルアーノに計画を立ててもらおう!と勢いずいた兄はするっと手を離し部屋を出て行こうとする。


「えっ、ちょっと待って兄さん。私受けるなんて…」

 「大丈夫、ソフィなら余裕だよ」


 私の声に振り返った兄はそれはもうニコニコと根拠のない言葉を当然のように言ってのける。

 唖然とした私を気にする事無く待ってて!と飛び出していく兄に年の話などするんではなかったと後悔した。


 ルアーノ兄さん立てた計画に飛び出す兄を追いかけて止めなかった自分をそれ以上に悔いる事になるは夜が明けた鳥が囀る朝の事だった






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