表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
167/180

ジェスチャーだけでも、意外と伝わるってあるよね

散々待たせて申し訳ありません。

少しずつ治していきたいと思います。

 朝の時間。

 眠りについていた意識が、目覚ましのアラームによりうっすらと覚ます。

 布団を被ったまま目覚ましに手を掛け、俺はアラームを止める。



 うっすらとまぶたを開き、俺は時計を確認する。

 時間を見れば、まだ少し布団にいても問題ない時間帯。

 まだここから出たくないな...。

 半分寝惚けているなか、俺はもう少しこのままでいようとするが、突然俺の眠りは一気に覚醒された。

  


「起きて」



 不意に聞こえた声と、勝手に揺れる体。

 いったい何事かと振り返ってみれば、そこには俺を起こそうとする夏蓮がいた。


  

「......なにやってるんだ?」



 眠気のせいか、驚くや慌てるよりも先ず、俺は働かない思考で呆然とするなか、夏蓮にこの状況の説明を求める。



「たまにはいいでしょ」

「いや、答えになってない...」


 

 こっちは起こしに来た理由を聞いてるんですが。

 膝立ちで、寝ている俺の顔を覗く夏蓮。

 時間的には、そんな急ぐような時間ではないのだが、どっちかというと、俺は時間よりも夏蓮の方に謎に思っている。



 夏蓮が俺を起こしに来ることなんてほとんど、いや、先ず俺自身が意外と普通に起きるから、来ることなんて有り得ない。



 それ故に、夏蓮が俺を起こしに来る理由がないのだ。

 徐々に思考がハッキリしていき、俺は益々訳が分からず、なにも言えず夏蓮を見るしかできなかった。

 


「「......」」



 もう、なに言えばいいのか分からないのか、無言のまま数秒が流れる。 

 なんなの、これ......。

 お互いに視線を合わせたまま、俺と夏蓮は時が止まったかのように硬直する。



 朝からどうしてこうなるのか。

 仕掛けてきた夏蓮も、慣れないことをしたせいか、まるで、ここからどうしようという風に気まずい表情をしている。

 


「.....他に、なにかある?」



 取り敢えず、用件だけは済ませて貰おう。

 微妙な空気のなか、俺は聞いてみると、やはりあるのか夏蓮はゆっくりと口を開いた。



「……感想は?」

「え?」

「どきどきした?」

 


 質問の意図が読めない。

 そう思ったが俺はとにかく応えることにする。



「どっちかというと、気まずい」

「そう……」



 俺の回答に、夏蓮はやや残念そうな顔をしたが、直ぐに立ち上がると、「早く下降りて」とだけ言い、部屋から出ていった。



 結局なんだったのか。出ていく夏蓮を目で追うが、俺は内心謎だらけだ。

 朝起こしに来る妹って、漫画じゃあるまいし。

 いったい、どういう風の吹き回しなのだろうか。

 その朝は色々な衝撃もあり、お陰で眠気は覚めた。





―――――――――――――――――――





 おかしい、なにかおかしい...。

 授業の最中、俺は朝から起きた異変に違和感を覚えていた。

 なぜだか、さやとリーナの態度がおかしいのだ。



 朝登校してから、いきなりさやが『課題やった?見せて上げようか?』なんて普段言わないことを言ってきたり、リーナが『この本面白いぞ。読んでみないか?』と本を差し出したり、どうしてか俺に優しい。



 優しいというか、嫌に積極的に接してくるって感じなのか。

 いつも以上に俺に話しかけようとしてくるのだ。

 別に、今日が特別な日でも、俺になにかあったわけでもないのに。

 不可解でしかない。



「神谷夜兎」

 


 不審に思うなか、リーナが授業中に小さな声で話しかけてきた。

  

 

「なんだ?」

「寝たければ寝てもいいんだぞ」


     

 頭でも撃ったのだろうか。

 馬鹿げたことを言うリーナに、俺は目を疑う。



「一回保健室とかに行った方がいいんじゃないか?」

「?別にどこも悪くない」



 心底心配したが、本人は至って真面目だそうだ。

 それはそれで変だろ。

 リーナが真面目にそんなことを言う筈がない。

 常日頃、俺に『寝るな』だの『集中しろ』だの言っていたあのリーナが、いきなり俺に対して『寝ていいぞ』なんて......そんなの世界が崩壊したってあり得ない。



 これは重症だと感じた俺は、リーナに意地でも保健室に行くか早退するか勧めたが、リーナは「大丈夫だから」と俺の提案を断ってくる。

 それも優しい笑顔でだ。



 もう、一周回って怖いんだけど...。

 その日の午前の授業は、鬱陶しいまでに迫る二人に困惑して、一切眠気が起きなかった。








――――――――――――――――――――








 午前の授業が終わり昼休みとなったが、二人の様子の変貌っぷりは尚も継続中で。



「ねぇ夜兎君」

「はい.......」

「お弁当食べさせて上げようか?」

「結構です」



 お昼くらい普通であって欲しかった。

 別人なまでにおかしなことを言うさやに、夜兎は疲れた表情で顔を横に振る。

 変すぎて思わず、敬語になっている。



「神谷夜兎、なにか欲しいなら今から買ってくるが―――」 

「結構です!!頼むからそのままでいてくれ!」


 

 今度は反対側から満面の笑みで聞いてくるリーナに、夜兎は背筋がゾクッと冷たい感覚がするも、素早く断る。

 また、敬語が混ざった。



 怖い、その優しさが返って怖い。

 両隣から笑顔のままこちらを見つめる二人に目を合わせられず、夜兎は気まずい表情で前を見つめる。

 


「なぁ、俺、お前達になにかしたか?」

「え、なんで?」

「お前ら、今日色々と変だぞ。なんかやたらと俺に優しい...」

「別に、優しいのはいいだろ」



 特になにも変わらないと言いたげなさやに、夜兎は下を向き言いたいことを述べる。

 それに対してリーナは理解できないといった素振りを見せるが、夜兎は「そういうことじゃないんだよ…」と呟く。



「特にリーナ、お前のが一番怖かった。今日本当に大丈夫か?熱とかない?」



 リーナを指差しながら、夜兎は実は病気なんじゃないかと疑う。

 そうであった方が納得がいく。

 だがそこまで言われても、リーナは若干口許がひくついてくるが、なんとか笑顔を保とうとする。



「そんなことないぞ。私はいつも通りだ。それと、いつまでも人を指差すのはよくないぞ」



 そう言いながら、リーナは笑顔のまま指差す夜兎の手をそっと掴み下にさげようとする。

 あ、なんか手に凄い圧力が......。

 しかし、素は隠せないのか、リーナは掴んだ手の力の強さが顔の表情と合ってない。



 ちょっとだけ元に戻ったな。

 笑顔のまま手を強く握るリーナを見て、夜兎は微かな安心感を感じた。

 よかった、素でやってるわけじゃないんだな。 



 故意でこんなことをしていると分かった夜兎だが、いつまでも強く握ったまま離さない手に視線を置く。



「地味に痛いんだけど......」

「気のせいだ」



 やや不機嫌気味に言ってから、リーナは手を離し、プイッとそっぽを向く。

 急に優しくなったと思えば、急に素に戻ったり、なにがしたいんだか。

 まだ痛みが残る手を擦りながら、夜兎は疑問に駆られていると、今度は反対側からさやが声を掛けてくる。



「そんなに変だった?」

「変としか言えなかった」



 聞いてくるさやに、夜兎は躊躇することなく言った。



「なぁ、なんでこんなことしてるんだ?」



 リーナは応えてくれなかったので、夜兎はさやの方を向き同じ質問をする。



「え、な、なんのこと?別にいつも通りだよ?」



 だが応える気はないのか、さやは夜兎から目を逸らす。  

 ここに来て、まだしらを切るか。

 態度で嘘をついてるのはあからさまだが、どうやら自分から言う気は毛頭ないようだ。


 

 片や不機嫌気味に、片や挙動不審気味に、左右反対に目を逸らされる謎の構図。

 端から見たら不可解極まりないだろう。



 なんなんだかな......。

 二人して目を逸らされ、夜兎はどうしたもんかと膝に肘を置き悩んでいると、突然ポケットの携帯が鳴り出した。

 取りだして画面を見ると、おっさんからのメールだ。



『昨日はサンキュー。一応報告しておくが、窃盗犯は無事に署に送ったからな。また、飯行こうぜ!!』



 連絡おそ。

 そういうのは昨日の夜のうちにやるもんじゃないのか。

 しかも、なんか無駄にテンション高いし....。

 感情が見え透いた文章に、夜兎は呆れた表情で眺める。



 なにか良いことでもあったのか、文にむさ苦しい程の覇気を感じる。

 若い女性にでも褒められたのか、嫌いな上司を一発殴ったのか、理由は知らないが、きっと今頃上機嫌なんだろうな。

 じゃなきゃ、普段じゃおっさんこんなの送ってこないし。



 気分よくメールを打つおっさんを想像しながら、夜兎はどうでもよさげにメールを眺める。

 すると、さやとリーナがこっそりと携帯を覗き、その文面を見て二人は顔を見合わせた。



(これ、あの刑事さんだよね?)

(それとなく聞いてみるか?)



 言葉には出ていないが、携帯を指差しながら、二人はジェスチャーで会話する。

 若干噛み合わないが、的外れではない。

 


(ちょっと、聞いてみてくれ)

(え、私!?)



 リーナが携帯とさやを交互に指を指し、さやに指示を出す。

 それを汲み取ったさやは驚きながら自分に指を指し、リーナは何回も首を縦に振る。

 だが、いきなり振られてもそんなことができるはずもなく。



(い、いや、無理だって!リーナちゃんがやってよ!)



 無言のまま、さやは首を横に振り、今度はさやが携帯とリーナを交互に指差しながら指示を飛ばす。

 さやの指示に、リーナは(わ、私か!?)と表情を歪ませ、さやはコクコクと頷かせる。

 そんな簡単に聞けるなら、今頃こんなにも悩んでるわけがない。

 


 案の定、二人は聞こうにも聞けず酷くもどかしそうにしている。

 そんなことをしてるからか、夜兎はもどかしそうにこちらを見ているさやに気づき、顔を上げた。

 


「どうした?さや」

「え!?あ、いや、誰からのメールなのかなって.....。ほ、ほら!夜兎メールする相手なんてほとんどいないし」

 


 夜兎に気づかれ、さやは動揺するも勢いでついに聞くことができた。

 さやの問いに、夜兎は「地味に酷くないか...」と不満げだが、再びメールに視線を落とす。



「知り合いの刑事からのメールだ。この前、色々あったからその報告」



 なんてことなく応える夜兎に、さやは「そ、そうなんだー」と若干棒読み気味に返す。

 やはり、このメールはあの刑事からのメール。

 予想的中な二人だが、これはチャンスでもある。

 この流れなら、さりげなく聞いても不自然ではない。

 流れに乗って極自然に、さやはおっさんとの仲について聞こうとする。



「や、夜兎君は、その人と仲いいの?」

「いや、全然」



 やや緊張気味なさやの質問に、夜兎は即答する。

 一秒も悩ことなく答えたその姿に、一先ず二人はホッと息を漏らす。



「この前なんて、財布盗まれたのを取り返したら、喜んで抱きついてきたんだぞ」

「「はぁ!?」」


 

 だが、一時の安心は一瞬にして崩れ去った。

 軽はずみな夜兎の発言に、二人は過剰な反応を見せる。

 普通ならそこまでのリアクションはないだろうが、今の二人はその辺の言葉には敏感だ。

 予想外な二人の反応に、夜兎は「え?」と少し驚いた顔をしている。



「あれ、ここは笑う場面だと思ったのに」

「いやいやいやいや!全っ然!!笑えないから!」

「今のに笑う要素あったか!?」



 首を傾げる夜兎だが、二人は落ち着くどころかますますヒートアップしていく。

 なにをそんなに熱くなってるのかよく分からない夜兎は、もしかしたら自分の言い方が悪かったと思い、訂正しようとする。



「いや待てって。そうだな、俺の言い方が悪かった。抱きつかれたって言ってもあれだぞ。おっさんも切羽詰まってたし、ほら、やっぱ財布ってこれからの生活に関わるし。別に故意じゃないんだから」

「故意じゃないならなんでも許されるわけじゃないんだよ!!」

「貴様いつからそんな善人になった!!」



 いや、そこまで否定される?これ。

 夜兎のやんわりとした弁解も空しく、寧ろ火に油を注いでしまっているこの現状に、夜兎はもう困惑するしかなかった。

  

 

 そんな夜兎の困惑具合とは裏腹に、さやとリーナは全てを理解し、あきれ果てていた。

 まさか、この男がこんなにも鈍いとは。

 ハグなんて、余程親しくなければあり得ることではない。



 だが、夜兎自身、そこまであの刑事と親交が深いわけではなさそうで。

 そして、反応からして夜兎にそっちの気がないことも分かった。

 となると、導き出される結論は一つ。



 そっちの気があるのは夜兎ではなく、刑事の方であるということ。



(なんで気づかないかな...)

(普通気づくだろうに...)



 まるで恋というものが分かっていないという気持ちの二人だが、一人は男性恐怖症、一人はずっと修業で男性と関わらなかった者がなにを言うか。

 あまりの唐変木に、二人はため息をつく。

 いきなり怒ったり、呆れたり、夜兎は完全に二人の考えが読めなくなった。

 


「いやあのな、さっきからお前らなにをそんなに怒って「いい!!夜兎君!!」――――あ、はい」



 もうどうしようもなくなり夜兎は説明を求めるも、さやの勢いに気圧され言葉を遮られる。

 気迫が凄い。



「そもそも夜兎君は隙が多すぎるんだよ!そんなんじゃ、今になにされるか分からないんだからね!」

「いや、なんの話?」

「少しは警戒心を持て!」

「だから、なんの話?」



 夜兎にとっては意味不明な説教が始まり、会話のキャッチボールがされないまま話は一方的に続く。

 元々、拗れていた話だが、捻れるとこまで捻れると、修正は不可能な模様。

 


 もうどうしたらいいんだよ.....。

 勝手に結論付けた二人とは対照に、ここまで夜兎はなに一つ理解できてない。

 訳が分からなすぎて、考えがることを放棄してしまいそうになる。



『主ー』



 だがそんな時、脳内にロウガの声が聞こえてきた。



『どうしたんだ』

『ちょっと気になることがあるんだけどー。そっち行っていい?』



 珍しい。突然なロウガからの相談に、夜兎は不思議に思う。

 夜兎が学校に行っている間は、気を使ってるのかロウガはそんなこと言わない。

 なにかあったのだろうか。

 まだ左右からお小言が聞こえるが、ロウガの話が気になり夜兎は周りに人気がないのを確認し、ロウガを呼んだ。



“主ー”



 目の前にロウガを呼び出すと、ロウガは一目散に夜兎に飛んできた。

 正直、この状況のロウガの登場は嬉しい。撫でてると癒されてくる。



「ロウガ?」

「なんで、ここに?」

「なんか気になることがあるらしいから、こっちに来たいって」



 飛び付いてきたロウガをわちゃわちゃしながら、夜兎から視線をロウガに移す二人に、夜兎は応える。

 そのお陰で、お小言も一旦ストップになった。

 


「それで、なにかあったのか?」



 撫でるのに満足し、夜兎は改めてロウガに問いかける。

 撫でられ嬉しくなってるのか、ロウガは“あのね、あのね!”と若干テンションが高い。



“主って、あのおじさんのこと好きなの?”



 ロウガのド直球な一言に、夜兎は一度本気で思考が停止した。

 数秒だろうか。この時、夜兎はこのロウガの言葉を聞いた途端、石化したかのようにピシッ!と固まる。

 ......あれ?

 

 

「えっと、今、なんて?」

“だからー、主はあのおじさんのこと好きなの?”



 聞き間違いかと思い、夜兎は再度確認を取るが、ロウガの答えは変わらない。

 取り敢えず、聞き間違いではないことは分かった夜兎だが、まだもう一つ謎がある。

 おじさんって、誰?



 おじさんと言われても身に覚えのない夜兎は記憶のなかを探ると、直ぐに誰のことか分かった。

 おっさんのことか。


  

 普段、おっさんとしか呼んでいないため、おじさんという呼び方じゃあ分かりづらくなったが、そこはまぁいい。



「なんでそんなことを聞くんだ?」 

“夏蓮ちゃんが言ってたから、気になって”



 夏蓮が?なぜ?

 なんで夏蓮はロウガにそんなことを言ったのか。

 また、しょうもないイタズラかと思った夜兎だが、ここで朝の夏蓮の行動を思い出した。



 そういえば、ロウガの進化した姿を見せようとした時も、なんかよそよそしかったな。

 あの日は、確かおっさんと飯食って、それからスリに遭って……。

  

  

 そこまで思い出した夜兎は、しばし黙り込み、脳内で状況の整理を始める。



 数日前に起きた、窃盗犯の確保。

 そこでのおっさんの過剰な反応。

 帰ってきてからの夏蓮のよそよそしさ。

 朝の、あの夏蓮の奇妙な行動。

 さやとリーナの異常なまでのコミュニケーション。

 


 そして、このロウガの言葉。

 もし、もし夏蓮が、あの日おっさんと自分を見ていたら……。

 そうなれば、この今日の行動はすべて納得がいく。



「夏蓮は、なんか言ってたか?」

“『もう、手遅れかもしれない』って”



 これはもう、確定事項のようだ。



「へぇ……」


 

 完全に理解した夜兎は、沸き出る憎悪を抑えつつ、無機質に声を漏らす。

 帰ったら、夏蓮になにが手遅れなのか聞かないとな。

 なんか、こういうの前にもあった気がするんだが。

 もう一度言わなきゃ駄目みたいだ。


 

 急に様子が変わった夜兎を見て、「や、夜兎君?」「どうした?」と聞くさやとリーナに、夜兎はチラッと二人を見る。

 それと、この二人にも話をつけないとな。



 ロウガを抱いたまま、夜兎は淡々と思う。

 連鎖していた拗れが、一気に解けていく瞬間だった。

 誤解は、普通に解けました。

おまけ


【言い訳】




「反省してるか?」

「してます」

「本当に?」

「....一つ、いい?」

「?なんだ?」

「男同士でハグやらキスまがいなことしてたら、少なからず疑念はいだくと思う」

「それは.............あるな」




―――――――――――――――

 

ブックマーク、評価よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ツギクルバナー
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ