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登校

所々理解できない文になってしまうかもしれません・・・

 なんとか柑菜を説得した俺はすぐに着替えと朝ごはんを済まし学校に行くために家を出ようとした。


「よし、じゃあ行きますかな」

と、玄関を出ようとした時


 「お兄ちゃん!待ってよ!なんで置いてくの?!ひどいよ!」

 「いや、一緒に登校する必要ないだろ」

 「大アリだよ!お兄ちゃんの友達に私たちの関係を知ってもらわないと!」

ん?俺たちの関係?あぁ、友達に妹ってことをまだ言ってなかったっけ。

 「そうだな、みんなに俺たちの関係を知ってもらわないとな」

俺は、柑菜を撫でながらニッコリと微笑む。

 「ふぇ?!お兄ちゃんもそう思ってたの?!(こここ、これはお兄ちゃんが私のこと好きってことだよね。それにこれは遠まわしの告白っ///??)ボソッ」

柑菜が頬を赤らめる。


最後の方はうまく聞き取れなかったがすごい嬉しそうだな、そんなに妹って知ってほしかったのか。

そんなことを思いつつドアを開けると柑菜が左腕に勢いよく抱きついてくる。

 「おい柑菜そんにくっつかなくても良くないか?」

 「なに言ってるのお兄ちゃん、コレは大事なことだよ?愛し合う男女にとっては当たり前なんだよ!」

 「まぁ、そうだな。よし、それじゃ行こうか」

愛し合うってのはよく分からんが要するに好きってことだろ?まぁ、俺も柑菜は好きだし。ただし妹として。

しばらく、歩いているとすごい気になってしまうものがある。柑菜の胸だ。巨乳とまではいかないが男子が好みくらいの大きさだ。腕を組んだら当然その柔らかさを感じてしまう。

 「なぁ、柑菜。」

俺は耐えられなくなり離れて欲しいと言おうとする。

 「なに?お兄ちゃん。まさか、もう新婚旅行のこと考えてるの??もぉ~、まだまだ先のことだよ?でも新婚旅行かぁ、二人きりでいられるなら私はどこでもいいよ♪」

 「いや、そんなこと全然考えてもないし結婚もしねぇよ。むしろ今考えてるのはお前のむn・・・ゴホゴホッ。そんなことより少し離れてくれないか?少し暑いんだが」

ふぅ、危ない危ない。危うく妹の胸に興奮してるのがバレてしまうところだった。

 「そんな照れなくていいんだよ♪お兄ちゃんってば照れ屋さん♪あ、それと胸のことなら気にしなくていいよ!わざと当ててるんだし♪このくらいの胸が好きなのはお兄ちゃんのベッドの下に隠してある本で調査済みだよ!もちろんお兄ちゃんは私だけを見てればいいんだから本は燃やしたよ♪その・・・もし溜まってたら私に言ってくれれば気持ちよくしてあげるよ///」

・・・嗚呼、悲しきかな。

 「はっ?そそそんなこと考えてないしベットの下にエロ本なんかねぇし???」

全く最近の妹は笑えない冗談が得意だな。柑菜はいつの間にこんな冗談を言うようになったのか。成長とは恐ろしいな。

 「お兄ちゃんってば見栄張っちゃって。でも、安心して!妹もののだけはとっといてあるから!」

え?ホント?やったー!!数は減ったがなくなってはいない。また集めればいいや!アハハハハハ!嬉しいなぁ!

言葉とは裏腹に涙がでてくる。柑菜・・・兄の部屋に本があっても中を見ないのが暗黙のルールだ。

なんかすごい恥ずかしく気まずい雰囲気になったので俺は話を変える。

 「それより柑菜、今日は高校に入って初めての授業だよな?」

 「うん、そうだよ。でも大丈夫入学式の時に少し友達できたから!」

1年生が入学式の日、2、3年生は休みだったので少し心配だったが友達もいるらしいしこれなら安心だ。

 「それよりお兄ちゃんはお昼だれと食べるの?」

柑菜が唐突に聞いてくる。

 「うーん、だいたい翠と食べてる気がするなぁ」

鳩山翠はとやま みどりとは俺の高1の時のクラスメイトだ。クラスで浮いていて可哀想だったから話かけたらかなりなつかれてしまった。翠は黒髪の綺麗な髪を腰のあたりまで伸ばしている。翠はすごい美人で可愛いというより綺麗と言ったほうがしっくりくる。まぁ、クラスで浮いてた理由がすごい美人で皆話しかけづらいからだ。つまりそんな美人になつかれてしまっている俺は男子の敵だ。だが悪い気はしない。

 「・・・その女お兄ちゃんのなんなの?」

 「なんなのって、そりゃあ友達だよ。それと先輩なんだから女とか言うな」

 「うん、わかったよ!お兄ちゃんの彼女かと思って心配したよぉ~。それならお昼一緒に食べていいよね?!」

 「おう、いいぞ。じゃあ昼になったらメールしてくれ」

 「うん!わかった!それと・・・休み時間にもお兄ちゃんに会いに行っていい?」

 「俺はいいけど友達はいいのか?」

 「お兄ちゃん優先だよ!」

柑菜は笑顔で言うので思わずドキッしてしまった。

そんな会話をしていると学校が見えてくる。学校の50メートルくらい手前に来たので柑菜に組んでいる腕を外すようにいうと最初は嫌がったが渋々離してくれた。

 「なんだか不安だなぁ。」

そうつぶやきながら校舎に入る。

読んでいただきありがとうございます。よくわからないところは是非教えてください。アドバイスも頂けたら嬉しいです^^

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