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プロローグ5

相模有志は、尻をアスファルトにつけ、もがく。「痛い、痛い。てめえ」

「ああそうか。でさ、あんまり騒ぐと警察くるからよ。聞いておきたいんだがよ。さっきの日菜子の話ホントか?」


「……」


康夫は相模有志の脇腹を蹴飛ばす。


相模有志は顔を歪め言った。「美人局だよ。ありがちな……」


「あっそう。じゃあな」


「……」


翌日裏が取れ、日菜子を死ぬほど殴った。その店のオーナーに許可は取ったが、俺はやり過ぎたらしい。次の居場所を探さなくてはいけなくなった。

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