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前の君と今の君

俺と瑠璃は昔から、性格に言うなら幼稚園の頃からずっと関わることがあった。

だから瑠璃の性格もよく知ってるつもりだし、実際わかっていると自負している。

今でこそ、生徒会の副会長としてこの学校のリーダーになっている訳だが、前はそんなタイプでもなければそんなことができる様な人とは言えなかった…

「痛いよ…痛いよぉ」

「やーい弱虫!!貧乏人は黙って俺たちの言う事聞いておけばいいんだよーだ!」

ある一人の少女が何人かのグループに集団いじめられている。周りにも少し同世代の子達もいるが、助ける様子もなくただただ知らんぷりをしていた。

そんなことに俺は腹を立ててた。

何も別に対して偉くもないやつが一丁前に自分より弱いと思う人間に自分の意見を押し付けている事に

だから俺は言った

「お前ら、そんな事してカッコ悪いとかおもわないのか?」

「あなただれ?って言うか何さまよ。急にひとにむこってカッコ悪いって言うとかありえないんだけど」

「そうおもうんなら、自分の胸に手を当てて考えてみろよ。すぐわかるだろうな」

「全然わかんな〜い。てかさっさとあやまってよ」

「何を謝れと?」

「なにって、そんなの私たちを悪く言ったことを」

「何言ってんだ?お前に話す言葉は一言『失せな』」

「何あいつ、いみわかんないんだけど!もうさっさつとあいつからはなれよ?」

そう言うといじめのリーダー格のようなやつがこっちをじりっと見た後、その場から離れていった。

「大丈夫か?」

「…」

「黙ってたってなんも俺はわからない。なんであんな事になってたんだ?」

「…私が、目障りだから」

「めざわり?どう言う意味だ?」

「邪魔ってこと、必要ないって事」

「誰がお前の方を目障りって思うんだよ。その感じ

多分、何もしてないんだろ?一方的にいじめられてるだけだろ?」

「確かにそうかもしれない、だけど私がこうやってあの子たちの相手をしてあげないと私のお友達が嫌な気持ちになっちゃうの。だからしょうがない事」

「そういう事か。なーんだ、それならそう言ってくれればいいじゃないか。次からは俺が守ってやるよ!あんなやつちょちょいのちょいだね!」

「かっこいいね。そういえば貴方の名前は何て言うの?」

「俺の名前か?俺の名前は星宮蓮だ!これからよろしくかな!!」

「蓮くんっていうんだね。私ば蒼華瑠璃、よろしくねれんくん。」

確かこれが、瑠璃との初めて話した事だった。

ここで会ってからと言うもの二人で居る事がどんどん増えてきて今では家族同士が仲良く話してるレベルで仲が良い、まぁ俺からしたら瑠璃は妹みたいな物、だからこそ生徒会の立候補は応援したいんだが

如何にもこうにも今回の選挙、嫌な予感がするんだよな…相手は瑠璃と同じ支持率のやつが相手になってくるだろう、そう考えたらチーム編成はしっかりと考えていかなきゃならない。瑠璃一人でどうにかなる戦いでもないだろうし…

「どうした物か…」

そう言って考えているうちに眠くなってきて眠ってしまったのだった。


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