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忘れられし都の錬金術師。  作者: 暁
新たな素材の予感
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キノコとの和解。

地下室の奥にまだ扉があり洞窟続いている。

洞窟の中には木箱が並び野菜や果物を貯蔵する為の場所にも使っていたらしい。

少し肌寒く奥では水の流れる音がする。

ここなら気に入ってもらえるのはそう思い連れてきて正解だった。

キノコは自ら洞窟の奥へ暗がりと水辺そして、地脈の近くで結晶化した鉱石の粒の多い所を選んで寝ぐらをより好みしている様だった。

好意的で傷薬まで作ってくれる心強い友達…身勝手だが友達ができた気がした。

今まで心細く孤独と静寂に耐える日々だったので友達ができるなんていつぶりだろう。

時折は観察を兼ねて様子を見に行こう。

そんな気持ちで工房へ帰る。

工房では事件現場がそのまま残っていた。

せっかくの傷薬だし出来るだけかき集めて瓶に保存しておかないと。

そんな風に思いながら机の上の採取してきた草花に目をやる。

キノコの傷薬が触れた部分に変化が起こっている。

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