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忘れられし都の錬金術師。  作者: 暁
森での生活。
6/61

大収穫。

キノコの魔物は嵩の割に重くなく運ぶには不自由しなかった。

時間を気にせず方々を移動したせいですっかり日も傾く。

夕暮れに咲く花は花粉が煌めくのが目に付くので採取を兼ねて家路を急ぐ。

森の奥からの帰り道は静かなもので追撃もなく少し物足りない気もしながら工房兼住居に無事帰ってきた。

まずは鞄の中から戦利品の数々を机に広げ品物を確認する。

駆け出しの知識では見ただけでは理解できない物も多い。

工房には道具や材料の瓶と薬の瓶が所狭しと並んでる。

何かを思い出した様に工房の隣の部屋へと徐に歩き出した。

隣の部屋は書斎と図書室を合わせた資料が几帳面に本棚に並んでいる。

どれも分厚く古めかしい背表紙に金の箔や宝石をあしらったものなどがずらりと並んでいる。

物によっては禁書や魔導書なども紛れていそうなそんな部屋になっている。

よく出来た兄弟子のおかげで入り口付近の本棚の下の方にこの森の事が纏まった本がズラリと並ぶ端から近隣調査Ⅰ鉱石、近隣調査Ⅱ植物、近隣調査Ⅲ魔物、などなど…。

今回はこの辺りの本を持って隣の部屋へ戻る。

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