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忘れられし都の錬金術師。  作者: 暁
森での生活。
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師匠不在につきお留守番。

王都の領土の外側に近い淵に位置する人里すらも外れた所にかつては栄え今では森に呑まれ忘れられた都の街という機能は存在せず建物だけが古めかしく時が止まった様だった。

切り出した石を積み上げて出来た街並みは朽ちる事も許されずそこに存在している。

わかる事と言えば何やら空気が重々しく風が通らない青空は見えているのに不気味な空間が広がっている。

人気のない街に静寂を裂く足音と笑い声が響いてくる。

声の主は元気な子。

容姿は5〜6歳で少し華奢で甲高い声は建物に反響する。

「今日のご飯は何にしようかなぁ」

そうこだまする声をよそに真っ赤に実った果実をもぎ取り口に運ぶ。

瑞々しく吹き出した飛沫は煌びやかに飛び散る。

歯切れのいい音が美味しさを表している。

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