表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
短編小説 みいにわざやみ  作者: 石山はじめ
2/4

本命チョコ

ハッピーバンアレン帯!

本命チョコ


作:石山はじめ


あるところに、学校ありけり


学校に独りの男子学生が居ましたとさ


その独りの男子学生は「バレンタインデー」なるものを


恋い焦がれていたとさ


そして、ある日


学校の机に文字を書いて張り紙をしましたとさ


「本命チョコを下さい」


学校の掃除が終わった後に


こっそり自分の下駄箱に張り紙をしておいた


そして、当日、本命チョコを楽しみに登校する


独りの男子学生、「本命チョコ」を貰えるのだろうか…?


下駄箱をチェックする男子学生


しかし下駄箱にはありません


下駄箱は汚いから置かないのかも知れません


気を取り直して、自分の教室に行きました


自分の教室の机の上には何もありません


そして、机の中をみてみると


なんと、「チョコ」があるではないですか!


独りの男子学生、狂喜乱舞をします!


周りの学生はとても驚いていました


そして、手紙も一緒にありました


とても可愛い字で書かれていました


名前は「市ノ瀬さつき」と書いてありました


「やったぜ!」と


そして学校が終わるとその「市ノ瀬さつき」なる子がクラスに入ってきて


独り寂しい男子学生に告白しました


「ずっとあなたの事をみていました、付き合ってください」


もう、男子学生は口から心臓が飛び出るかと思いました


「いいよ!」と男子学生は言いました


すると市ノ瀬さつきは「私が男子でも良い?」


と聞かれ、男子学生はきょとんとしました


なんと「市ノ瀬さつき」は男の娘だったのです!


男子学生は悩みました、ですが、せっかく貰えたチョコレート


しかも告白までしてくれた子です


なので答えは「もちろん!」と言いました


めでたしめでたし

ハッピーバンアレン帯!


読んでくださりありがとうございます

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ