『平和の先の鳥』・・・『詩の群れ』から
『平和の先の鳥』・・・『詩の群れ』から
㈠
異次元なる世界の飽和状態で、平和は平和だろ、だろうだ。
だろ、平和線はどこまでも、水平線さ、だろうだ。
だろう、しかし、その水平線もまた、平和線さ、そうだろ、え?
だろうだ、そこには確かに、何かが見えるな。
㈡
そうだろう、それは、鳥なんだよ、だろうだ。
鳥か、天を舞い、また、落下するようでしない、あの光のことか。
そうだよ、あの光は奇跡さ、人間は単体では、飛べないからね、だろうだ。
そうだろうだ、平和の先に、確かに見えるな、だろうだ。
㈢
つまり、平和の先の鳥、ってことで、詩の群れも、完成だろ。
だろうだろうだ、なんで人間は飛べないかを考えるより、鳥に光を託そう、だろうだ。