やっかいごと
「やっかいごとか」
「そうみたいだね」
「助けに行こうぜ」
「えー、面倒じゃん」
「何助けに行かないて言うのか?」
「助けには行かないけど助けるよ」
「どう言うことだ」
「ここから石でも投げて助けるのでよくない」
「その後はどうする?」
「なりゆきに任せよう」
「お前て奴はいいかげんだな」
「細かいことは気にしない、気にしない」
「あなた方のような下劣な方の相手は私1人で十分です」
紫色の髪の毛の女の子が言う
「ほぉ~、自信満々に言うじゃあねえか」
「まったくですね、兄貴」
「手始めにお前からだ」
兄貴と呼ばれている男が少女に掴んみ掛かろうとする
ヒュン、ヒュン、ヒュン
「つぅ~~~~」
「痛て」
「~~~!!」
3人の男たちに石が当たる
後ろを振り向く
「誰だ」
シーーン
「出てこい」
騒ぐ3人
バキッ、グギッ
「ぎゃあ」
「グヘッ」
背後から悲鳴が聞こえ少女たちの方に振り返った瞬間
「やぁ」
ドゴッ
「うっ」
バタッ
「全て終わりました、お嬢様」
「えぇ、でも少しやりすぎではありませんか」
「あのような下劣のような連中にはこれで十分です」
「はぁー」
「それよりも隠れている人は出てきてください」
「どうするよ、シオン」
「そりゃあ、行くしかないだろ」
姿を見せる2人
「あっ、シー君」
「知り合いですか?」
「あの2人は友達なんだ」
「そうでしたか」
「大丈夫だったかフラウ」
ダキッ
「怖かったよ、シー君」
「こら、抱きつくなよ」
ギュー
「痛い痛い」
「ガウス助けて」
「いやー仲がいいな」
「オホン、よろしいですか」
「早く離れろよフラウ」
「むぅ~~~」
しぶしぶ離れるフラウ
「あなた方が助けてくださったのですね」
「ええそうです」
「やっぱりそうでしたか」
「ねぇねぇ聞いてよシー君」
「あいつらねしつこいんだよ」
「何がだよ」
「えっとね」
「私が説明します」
「実はこの方たちが私とエレノアに遊びに行こうと言ってきて」
「丁重にお断りしたんですけど、何度も付き回してきて」
「そこでねそこでね嫌がっているところをね、フラウが見つけてね注意したんだよ」
「それでこういう展開になったわけか」
「なるほどな」
ウンウンと納得したように頭を揺らすガウス
「そうなんだよ」
尻尾をフリフリしながら言うフラウ
「あの、この度はありがとうございます」
頭を下げる金髪の美少女
「いえいえ、顔を上げてください」
「別に助けなんかいりませんでしたけどね」
「なんだと」
ガウスが大きな声をあげる
「なんてこと言うのですか、エレノア」
「本当のこと言っているだけです」
「あなたもお礼を言いなさい」
「フン」
まったく謝る素振りをみせない
「すみません、エレノアには後できつく叱っておきますので」
「まぁまぁ、いいですよそのぐらい」
「いや、俺は・・・」
「まぁいいじゃないかガウス」
「うーむ」
「お嬢様、そろそろ行きましょう」
「ですがまだお話が」
「いいですから」
エレノアが無理やり手をひっぱて行く
「いっちゃたな」
「そうだね」
「そうだな」
「俺たちも帰るか」
「あののびてる3人はどうする?」
「教官には報告しておくか」
「そうするか」
「それじゃあまた明日ね2人とも」
「えっ」
「フラウさんが報告するんじゃないのか?」
「それじゃあねーー」
「はぁーー」
「報告しに行くかシオン」
その後教官に報告すると、いろいろと説明に時間がかっかてしまい大変だった
ようやく年末商戦が終わり投稿が再開できそうです。
久しぶりの投稿で短いお話ですみません
やっぱりうまいこと表現ができれていないと思っております。
今年も終わりですが皆さん良いお年を