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異世界補給伝記  作者: EMT
王国騎士院編
17/49

地獄の訓練

この王国騎士院は10歳から25歳の者が入学することができる。

ここで騎士コースの人と士官コースの人たちが3年間、軍人としての勉強をする。

3年間の軍人としての基礎を学んだら、それぞれ専門の兵科を選び(希望通りに入れるか分からない)

2年間その配属された兵科の専門の事を学ぶ。5年間、刑務所みたいな寮生活をしながら勉強する。ちなみに寮は男女別になっている男女が同じ部屋ならいろんな意味でまずいでしょ。

5年間の間の階級は騎士士官候補生か士官候補生の扱いとなり、無事卒業できれば、騎士准尉か准尉に昇格し士官となる。



4人とも無事に合格し春から入学することができた。テストの内容は俺からすれば簡単だった。

レオのやつもテストは手応えあったみたいだ。フラウとエイミーは落ちたかもと心配していたが合格できた





「はぁ、はぁ」

「しんど」

「そんなことはぁ、はぁ、言うなよシオン」

俺の隣で走っている奴はガウス・バトーレ同じ寮の部屋になった奴だ。

ガウスは俺とは違い身長も高くガタイのいい体育系で何事にも熱心で真面目に取り組む性格の奴だ。

ここで驚いたことがある。なんとレオは女の子だったのだ、てっきり名前が男ぽい名前だから男だと思っていた。女だったのと言ったらフラウにしばかれた。フラウとエイミーは知っていたみたいだ。フラウも最初の頃はおとなしく優しい子だったのに、今となっては凶暴になってしまった。どこで道を外したのやら。

「はぁ、だって、はぁ、ホントだろ」

王国騎士院の大きなグランドでランニングの訓練をしている。

「そこ無駄口叩くなー」

怒りつけてくるのは、2年前から見なくなったカロンである。

彼は2年前に軍曹に昇格したとき、教育隊に異動になりここで教官をしている。

「よーし3週追加だー」

「最悪」




「やっと終わったー」

「シオンが手を抜いていたように見えたけどな」

「な、何を言っているんだ」

「そんなわけないだろ、ハハハ」

(実際は手を抜いていたけどな、自衛隊の最初の教育訓練でも走っていたしな、体は違うので結構きつかった)


「よーし10分間、休憩だ」

「そのあと腕立て伏せ50回なー」

「!!」

「はぁー」




お昼が周り楽しみの昼食の時間だ

「シー君隣いい?」

「うん、いいよ」

「失礼するね」

前の席にレオとエイミーが座る

「あれ、パンじゃないね」

「これはコメだよ」

「コメ?」

「コメてなんですの?」

「南部の方で作られている、パンとは別の主食だよ」

「そうなんだ、おいしいの?」

「うまいぞ、今度食べてみなよ」

この世界にきて初めてコメを食べることができた。日本人はやっぱりコメだな。コメは偉大なり

「シオン一緒にいいか?」

「ガウスかいいに決まっているだろ」

「すまん」

「皆紹介するよ、こいつは俺と相部屋のガウスだ仲良くしてやってくれ」

「よろしく」

「よろしくですわ」

「よろしくね」

そのあとの自己紹介は割愛させていただきます


「ガウスもコメ食べるんだ」

「俺は南部出身だからコメが主食なんだ」

「シオンもコメを食べてるから南部出身なのか?」

「いいや、俺やフラウ、エイミー、レオは北部出身なんだ」

「そうかコメを食べてるからてっきり南部の者かと」

「1回食べてみよかなと思ってね」


午後からは座学の勉強だ

戦術や戦史などを勉強する



「やっと終わった」

朝の8時から夕方5時まで訓練や勉強をする。

夕方5時から10時までは自由時間になる。10時の就寝時間までに風呂と夕食を済ます。

外出はできない、基本的には寮の中で自由時間を過ごす。

「さぁ、汗もかいたし風呂に行こ」

「そうだな」


「シオン、あそこにいるのはフラウじゃないか」

「ホントだ、知らない女の子2人とあの男3人は誰だ」

「ちょっと様子を見てみるか」




「離してください」

「いいじゃねぇか、あっちで俺たちと遊ぼうぜ」

「嫌です、どっか行ってください」

「その子嫌がってるじゃない、離しなさいよ」

「うるせんだよ、獣人は黙ってろ」

そう言って金髪のロングの髪の毛の子の手を引っ張る

「いや、離して」

「いいから来い」

バシッ

「痛ってえな、てめぇ何しやがる」

「それ以上この方に触れられないでいただけますか」

「兄貴やっちまいましょうぜ」

「そうしやしょう」

「そうだな、覚悟しろ」



明日から年末商戦が始まり、忙しいので投稿ができなくなります。

申し訳ございませんが当分の間投稿ができません。



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