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異世界補給伝記  作者: EMT
王国小学校編
14/49

魔力減退

10000万PVを超えました

皆さん、ありがとうございます

これからもよろしくお願いします

グオーーーー

こっちを睨んでくる

やばいよやばいよ気づかれた

どうする考えろ、走って逃げても追いつかれる

奴から目をそらさず、少しづつ後ろに下がるしかない


グルルル、少しづつ近づいてくる

くっ、やるしかない。剣は持ってきていない、魔法でやるしかない。だが魔力に限りがある

限界が来る前に決着をつけるしかないな。


グオオオ、猛突進でこっちに向かってくる

「チッ、やるしかない」

『ファイヤーボール』

「くらえ」

クマに向かって飛んでいく小さな火球

クマの肩に当たる

しかしクマは止まらず走ってくる。敵意をむき出しで

グオオオ

「だめか」

こうなったら逃げるしかない。

全速力で走る

「はぁはぁ」

だめだ差は広がるどころかどんどん追いつかれる

このままでは殺される

どうしらいい。考えろ


脳裏にゲームの建物が爆発する場面が映る。

爆発だ、それしか奴は倒せない。大きな爆発をイメージする

意識を集中する

グオオオ、クマが目の前で腕を振り下ろそうとする

「くらえ」


極小の火球が飛んでいく

クマは避けようもせず突っ込んで来る


ドカーーーーーン、ものすごい爆発が起きる


圧縮した空気をVTOLのように噴射し後方に逃げる

だが間に合わない

「やべ」

爆風に飛ばされる。残り少ない魔力を全て使い激突するまえに噴射する。

「なんとか助かった」

視界が暗くなっていく、そして意識がなくなる



「はぁはぁはぁ」

リヒトはイリアから森でのことを聞き、森に向かって走っていた

「シオン無事でいてくれよ」


森の入口まで近づいたとき、爆発が起きた

ドカーーーーン

その爆発は村や離れた屋敷まで届いていた

「なぜ上級魔法が」

「!!」

「シオンが危ない」

急いで爆心地に向かう

爆心地は木がなぎ倒され、焼けていた

「シオーン、どこにいるー」

「返事しろー」

遠くの木の隣に倒れている子が見えた

「シオン!」

駆け寄る

「シオン、しっかりしろシオン」





「はっ」

目が覚めるとベッドの上だった

「ここは・・家か」

手をユキ姉が握って寝ていた

「うん・・ふぁー」

「おはよう、ユキ姉」

「あ、あぁ!!!」

「お母さーん」

部屋から走り去っていく


バターーン

サーニャが走って入ってくる、その後ろにリヒトも歩いて入ってきた

「シオン!!」

サーニャにおもいっきり抱きしめられる

「痛いです。お母さん」

しかし止めようとしない

「良かった、本当に無事で」

「ごめんなさい」

「こんなこと2度としたらダメですからね」

「そうだぞシオン」

「はい、お母さん、お父さん」

ようやく離してくれた

「それでシオン何があったか、憶えているか」

「はい」

「教えてくれるか?」

「クマから逃げていまして、その時に無我夢中で魔力を込めたら魔法が発動しまして、そのあと気を失いました」

「そうか・・魔法はどんなんだったか憶えているか」

「確か小さな火球が爆発しました」

「やはりそうか」

「多分その魔法は上級魔法の1つだ」

「あなた、シオンに上級魔法なんか使えるわけないでしょ」

「俺は見たんだ、森から大きな火柱があがるのを」


「ところでシオンその魔法は誰かに教えて貰ったのかい?」

「いえ、教わっていません」

「そうか、無意識の内に発動したのかもしれんな」

「そんなことができるのですか?」

「分からん、魔法はまだまだ謎が多いからな」

「そうなんですか」


「ああそれとシオン、怪我は軽いやけどと打撲だけだったよ」

「あの爆発でそれだけの怪我ですんで良かったな」

「はい、運が良かったです」


「実はなシオン、もう1つ大事な話があるんだ」

「その話とは?」

「シオンの魔力が減退したんだよ」

「え?」

「辛いかもしれんが」

「そんなぁ、もう魔法は使えないんですね

「違う違う魔法は使えるぞ、ただ魔力が減っただけだ」

「良かった、ちなみにどれくらいまで減ったんですか?」

「ほとんど無い状態に近い」

「そうですか」

沈黙が部屋を包む



すると泣き声がだんだん近づいてくる

「うわ~ん、お兄ちゃん」

「ごめんなさ~い、うえ~ん」

泣きながら謝るマリーとローズ

「どうしてマリーとローズが謝るんだい?」

「だって森に遊びに行くって言ったから」

「お兄ちゃんが、怪我したの」

「だから私たちが悪いの」

「そんなことは無いよ、マリーとローズはなんにも悪くないよ」

「ほんと?」

「ほんとでしゅか?」

「うん、本当だよ」

「良かったわね、マリー、ローズ」

「はい、お母ちゃま」

「やった~」

「フフフ」

「ハハハ」

部屋を笑いが包み込む

そのあと屋敷にいる人に1人ずつ会い謝っておいた





「シオン無事でよかったね」

「ありがとう、アレックス兄」

「まったく、心配して損したわ」

「まったくですね、イリアお姉さん」

「ゴメン、心配かけて」

「まぁまぁそれぐらいにしてあげなよ」

「アレックスは黙ってて」

「アレックスの顔が暗くなる

「シオン、爆発の音ここまで聞こえていたよ」

「本当ですか?」

「本当だよ、初めはビックリしたよ」

「何が起きたんだてね」

「すいません」

「謝まらなくていいよ、別に怒ってる訳ではないし」

「そのー、どうやってあんな魔法使ったんだい?」

「それが勝手に発動しちゃたんですよ」

「つまり無意識の内に発動しちゃた訳か」

「もう、そんなことはどうでもいいでしょアレックス」

「そうよ、夕御飯なんだから楽しくしましょうよアレックス兄さん」

「そうだね2人の言う通りだね」


夕食が運ばれてくる

「シオン様の無事を祝うためにマロニーさんが腕をふるってくれましたよ」

「あとでマロニーさんにお礼を言わなきゃね」

「フフ、たくさん食べてくださいね」

「はい、ありがとうメアリーさん」


その日はたくさん食べた



昨日は棚卸で忙しく投稿できませんでした、すいません



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