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物語詩編  作者: 怜梨珀夜
9/10

位置づける深海魚


沈んでくのは 慣れっこなんだ

前を見たって 真っ暗世界

こぽりこぽりと 泡を吐いたら

生きてることを 思い知ったよ


一緒にしないで 二た者同士

再三言っても 四カトされ

五ミクズ野郎は 六でもないね

七面倒でしょ? ああ八だやだな


一等この世でクズ人間

末法思想もぬるま湯すぎる

どうせ僕など犯罪予備軍

何もせずとも厄介者さ


――そうして自分を位置づける

気分はさながら深海レベル

底の真砂に包まり眠る

「来世に期待」と嘯きながら


光がなけりゃあ姿は見えず

自分のやなとこ 見なくて済むし

どうか僕など放っておいて

――照らすと泣いたの バレちゃうからさ


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