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物語詩編  作者: 怜梨珀夜
6/10

退廃厭世少年A



 狭っ苦しい教室の

 もう聞き飽きた雑踏、雑音

 顔を上げると下卑た笑み


 さあ猿真似に勤しもう


 得意顔した親友(仮)の

 自分語りの()(がた)


 乾いた相槌打ちながら

 右から左の内耳隧道(トンネル)


「ああ、つまらんな」

 口に出しても変わらない

 虚ろな同意が飛んだだけ


 本当(ほんと)のお前は何処にいる


 どいつもこいつも同じ顔

 貼りついた笑み浮かべてやがる

 自分無視して取り繕って

 そうして剥がれちまった奴を

 歪んだ瞳で嘲笑(わら)うんだろう?


 踏ん反り返ったヤツらでも

 口を開けば「平均化」

 数値羅列の書類の上で

 顔真っ赤にして叫んでら


「みんな卑しい悪人ばかり」

 誰かが言ってた気がするな

 どうせソイツも悪人だろうが


 さあさあ卑しい悪人どもよ

 せいぜいさよなら 元気でな

 見てろよ俺の晴れ舞台

 かかる作用は重力加速

 ひどく、空は、青かった。


 そこに咲いたは曼殊沙華(ひがんばな)



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