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打算あり善行冒険者  作者: 唯野 皓司/コウ
第4章 5級冒険者 魔物討伐同行編
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第5話 嫉妬なのですか?

 トラインがシンに紹介した宿は2の城壁と3の城壁のほぼ中間に位置する広場から少し外れた細い通りにあった。

 建物は少し歴史を感じさせる趣きで、こじんまりした宿ではあるものの、宿から零れる明かりに照らされた敷地内や入口はきちんと日頃から掃除がなされているようにシンの目には見える。

 あの胡散臭いトラインが紹介するような宿だから、どこかみすぼらしかったり、連れ込み宿の可能性も少し心配していたシンだが、別段そういったことはなく、単に人通りの多いエリアの中心から外れた場所にあるため、客引きを行っているのだと納得して、中へと入った。



「いらっしゃい、泊まりの客かい?食事だけが目的だったら、この通路を右に曲がった先が食事とお酒を提供しているよ」


 中に入ったシンに受付で座って背伸びをしていた厚みのある中年女性が声をかけた。


「泊まりの予定だが、まずは空いている部屋を見せてもらいたい。あと、こいつは大丈夫かな?」


 シンがエンジェを指さすと中年女性は豪快に笑う。


「心配しなくてもうちのところはペットの連れ込みはオッケーだよ。うちは連れ込み宿じゃあないんでね、水商売の女を連れ込まれるのは断っちゃいるけどさ」


 ここでもペット扱いされたエンジェは少し不満そうな顔つきで厚みのある女性を見上げていた。



 中年女性はこの宿の女将だった。

 女将が水商売の女の連れ込みを断っているのは職業差別や売春婦を蔑視しているからではない。

 宿内でトラブルの元になりやすいからだ。

 娼館の場合は、その場で行為を済ませ、女をわざわざ持ち帰ることはない。

 男の客が宿に連れ込むのは、路上で客引きをしている商売女達だ。

 そういった者達の中には夜の行為を済ませ、男性客が寝静まった頃に金品を盗んで立ち去る者が時々いる。

 その場合、その女が盗んでいったと客も思っても、勝手に深夜に出て行ったその女を呼び止めなかった宿側の対応を責めるケースがあるのだ。

 タチの悪い宿泊客は店側が盗んだと主張し、金品を要求することさえあった。

 手癖の悪い行為をしない場合でも、女を買う前に酒を飲んだ男性客が女に暴力を振るったり、料金の支払いでトラブルになり、大声で言い合いになるケースもある。

 店で殺傷沙汰を起こされてはかなわないし、他の客の迷惑にもなる。

 そのため女将とその夫は真っ当な宿屋を営んでいるという自負やトラブルの防止から、水商売の女の連れ込みは断っていた。


 街道ですら危険があるこの世界で、わざわざ個人や少数で旅をする者は冒険者や腕に自信のある者達が大半を占める。

 そういった者達には飲む、打つ、買うを楽しむ男性が多い。

 商人でゆとりのある者は3の城壁を越えた富裕層のエリアに、そうでない者は2の城壁を越えたこのエリアの馬車などが置ける広いスペースがある広場近くの大きめの宿に泊まる。

 馬を何頭かつなげるスペースはあると言っても敷地のスペースがあまり広くなく、商売女の連れ込みを断る、この宿屋の客入りはさほど多くはなかった。

 専ら、夫である料理人が安くで美味い食事を出すせいか、昼食や夕食だけを食べに来る客だけが増えた。

 そこで宿泊客を増やすため、自分から是非にと売りこんできたトラインと言う無精ひげを生やした男に宿の宣伝を頼むことになったのが、今のこの宿の実情だ。



「部屋の方だね。いいよ、今日も私がきっちり掃除したうちの宿自慢の部屋さ。じっくり見とくれよ」


 単に安くで泊まれればいいという客よりも部屋をまず見たがる客の方が毎日の清掃を行っている女将にとっては気持ちのいい客だ。

 女将は自分の顔を見上げているエンジェをニコニコと見ながら、シンにそう返事をした。



 女将がシンに案内したのは一人用の客室だ。

 扉を開けた時はすでに日が暮れていたため、部屋の中が暗くてよく見えなかったが、女将がランプに火を入れると広くはないが普段から清掃が行われている清潔な部屋の様子がよく見えた。

 ベッドは少し大きめのシングルサイズに、机と椅子、収納箪笥たんすがあり、ベッド側には窓もある。

 窓には秋口から咲き始めるほのかに香る花が飾られており、夜になると肌寒くなるこの時期、予備の布団も用意されている。


「なかなかいい部屋だな」

「だろう」

「お湯も後で頼めるのか」


 富裕層向けの宿を除いて、この世界の宿には浴室はない。

 従業員に頼んでお湯をもらい、身体を拭くのが一般的だ。


「うちにはそんなものよりもいいものがあるよ」


 女将はシンを手招きしながら、部屋を出て、通路の一番奥まで歩き出した。



「朝と晩の2回、私がお湯を沸かしてるから、ここを捻れば熱めのお湯が飛び出てくるよ」


 女将がシンに案内したのは共用の浴室、とは言っても浴槽はなく、あるのはシャワーのようなものだけだが。

 蛇口を回すと女将が沸かしたお湯を浴びれるようになっている。


「手間だから1日に2回しか沸かさないし、客が多いと使い切られちまって、その場合は有料でお湯を頼んでもらうことになるが、今日の宿泊者の数なら問題はないだろうね。だからと言って、あんまり使いすぎちまわないでおくれよ」


 女将の宿のようにこじんまりとした宿で共用とはいえ、こういった設備を整えているところは少ない。

 シンは少し感心したように何度も頷いた。



「あわわ、ちょっと熱いのです。でも汚れや疲れが落ちて、とっても気持ちいいのです」


 ジルはシンとエンジェと3人でシャワーを浴びながら、本当に気持ちよさそうにそう言った。

 エンジェは最初お湯を浴びるのを嫌がったが、「ジルが背中につけた蜂蜜はブラッシングだけだと取りきれないから、そのままじゃ夜に蟻や虫が来るかもしれないぞ」とのシンの説得により渋々ながら、一緒に浴室へとついてきた。

 シャワーを浴びるジルはどこから取り出してきたのかわからない、ジル専用タオルなどのお風呂セットを持ち込んでいる。

 シャワーを浴びた後、シンに桶にお湯を少し入れてもらうとジルはお湯の上にジルの身の丈ほどもあるあひるの人形、命名アヒルサン号を浮かべ、ぷかぷかと浮かぶアヒルサン号に乗っかって遊んでいる。

 少し長めのシャワーを楽しむシンとは違い、早々に汚れだけを落としたエンジェは桶に浮かぶアヒルサン号とジルを興味深そうに眺め、野生の本能からついついアヒルサン号に手を出した。


「エンジェ、触っちゃダメなのです。今、絶妙なバランスでジルが、あわわわわ沈むのです……」


 エンジェが前足でアヒルサン号を触ると、ジルはアヒルサン号と共に温かいお湯の中へと沈んでいった。

 蜂蜜を背中につけられたお返しもきっと兼ねているのだろう。

 お湯の中に転覆してジタバタする様子をエンジェは楽しげに眺めていた。


 シンは結局この宿に泊まることに決めた。

 宿の料金は銀貨1枚で夕食と朝食がつく。

 トラインの紹介と言うことで大銅貨9枚になり、さらにトラインにも大銅貨1枚が支払われるから、この宿の取り分は大銅貨8枚に過ぎない。


「大丈夫なのか」


 なんとなく心配になり、シンが女将に尋ねると


「そう思うなら、あんたが知り合いにこの宿を勧めておくれよ。あんたには紹介料は払わないけどね」


 女将はにんまりと笑って、そう返す。


「紹介料はいらないけど、俺の知り合いが俺の紹介で泊まりに来たら、せめて心の中で感謝くらいはしてくれませんかね」


 シンの言葉を冗談だとでも思ったのだろう女将は豪快に大きな笑い声を上げた。

 シンとしては冗談のつもりはまるでなかったのだが。

 


 夕食は寡黙そうな女将の夫が作ったものだ。

 冒険者などが宿泊客のメインになっているためか、ボリュームのある肉料理を出され、その味も良かったが、シンが特に気に入ったのはカボチャのスープだ。

 夏の暑い時期に収穫されて、しばらくねかせて、水分を飛ばした甘味の強いカボチャで作ったスープは、日が暮れて夜になると少し肌寒さを感じさせるようになった夕食にはぴったりなものだった。



 翌朝、朝食を摂り終えたシン達は騎士の訓練場にあるという騎士団の魔物討伐の受付を済ませるために、4の城壁を通って、そこへと向かう。

 富裕層向けのエリアのある3の城壁のチェックも昨日の1と2の城壁よりも厳しいものだったが、城の周辺施設のある4の城壁を通る際のチェックはそれよりもはるかに厳しいものだった。

 シンは門番に冒険者ギルドのカードや騎士団の魔物討伐の受注書の提示だけでなく、魔力袋と腰にぶら下げていた剣を4の城壁の中にある保管所に置いておくことが求められた。


「なんでわざわざ」

「辺境伯領の兵士や騎士以外の武器の持ち込みは許可がない限り禁止されているからだ。魔物討伐の受注書を見せてもらったが、冒険者を裏で雇った他国や他の領地の者が紛れ込まないとは限らない。きちんと保管して、紛失や盗難は起こさん。だから、そう不服そうな顔をするな」


 不服そうに小声でぼやいたシンに対して、門番の男はそう説明し、印章の入った預かり証をシンに手渡した。


 騎士達の訓練場前の受付には何人もの冒険者が並んでいた。

 明日が受付の最終日であるため、ギリギリで受付を済ませるよりは一日くらいは余裕を持たせる冒険者も多いのだろう。


 受付で受注書の確認を行うのは20代前半のまだ若い騎士達だ。

 一人は受付業務のために今日の訓練はさぼれると喜んでいたが、もう一人の方は訓練に参加できずに受付仕事をすることに不満があった。

 最近剣の上達で伸び悩んでいるギルガードという冒険者上がりの若い騎士は不満を顔や口に出すことはしなかったが、それでもこの退屈な業務にウンザリとしていた。


「ボルディアナの5級冒険者のシンか、シン、シン……?」


 シンから受け取った受注書を見ながら、紙に色々と書き込んでいたギルガードはシンの名前を繰り返し、呟き、シンの顔をジロジロと眺める。


「何か受注書に問題でもありましたか?」

「いや、済まない。何でもない、気にしないでくれ。受付は終わった。明後日の3刻(6時)にまたこの場所に集まってくれ。これを見せれば、3や4の城壁を越える際には融通をつけてくれるからさほど時間はかからないだろう。魔力袋や武器をこの場に持ち込むことはできないが、出発前に4の城壁で受け取る時間はあるから心配するな」

「わかりました。ご苦労様です」


 シンはそう言って、受付の場所から立ち去ろうとしたが、あることを思い出した。

 グラスの手紙にはグランズールについて、受付を済ませたら挨拶に来るようにとの一文が入っていたからだ。

 グラスに会いに行けば、立ち合いなどを求めてくるかもしれないと少し抵抗を覚えていたシンだが、挨拶に行かなければ行かないで絡まれることにもなりかねない。

 だが、意外とシンを相手にする時間はないかもしれない。


 おそらくグラスのことだ。

 明日身体を休ませれば問題ないとでも言って、他の騎士たちを扱いていることだろうし、今日のシンは剣を所持していない。

 そうそう無理は言わないだろうと判断したシンは革袋からグラスの手紙を取りだし、ギルガードに尋ねた。


「すいません。受付を済ませたら、挨拶に来るように第4騎士団のグラス副隊長から言われているのですが、どちらにいらっしゃいますか」


 ギルガードはシンの取り出した手紙を見る。

 太く、癖のある筆圧に独特の言い回し。

 何度かギルガードも見たことのあるグラスからの手紙で間違いなかった。


「そうか、だが副隊長はお忙しい。いちいち社交辞令を真に受けるな」

「って、お前勝手に……」


 ギルガードの対応に一瞬眉をひそめて、声をあげたもう一人の騎士だが、ギルガードがギロリと睨むと口を黙らせた。


「そうですか。わかりました。お仕事ご苦労様です」


 他の騎士に居場所を尋ねたのに、断られたのだ。

 もしもグラスに挨拶に来なかったことで絡まれても、十分な言い訳ができると判断したシンが笑顔で二人の騎士に会釈し、その場から早急に立ち去ろうとしたところ、シンの耳に聞き覚えのある笑い声が届いた。


「ふははは、そんなに急いでどこに行こうというんだ。まだまだ昼前だぞ。酒場や娼館も開いてはおらんぞ、シンよ」


 いつの間にか三人のすぐ近くで佇んでいたグラスは、立ち去ろうとしたシンに対して大きな声で話しかけた。

 おそらく今日あたりにシンが受付を済ませるだろうと予想していたグラスが受付前に並ぶシンの姿を確認すると驚かせてやろうと気配を殺しながら、近づき、様子を窺っていたのだ。


 もう一人の騎士はアチャーと言いたげな表情でギルガードとグラスの顔を見ながら、頬をぼりぼりと掻く。


「メイオール、すまないが、しばらく一人で受付をしてくれ。シン、ギルガード、ついて来い」


 この場でストレスの溜まりそうなやり取りがなされるかもしれないことを思えば、一人で受付をしている方が気が楽だ。 

 メイオールと呼ばれた騎士はコクコクと頷いた。



 シンはグラスに挨拶をして、その場から即座に立ち去ることも検討したが、グラスのことだ。

 逃げれば追ってきそうな感じがするので諦めた。

 グラスよりも身体能力の劣るシンがグラスから逃げ切るには少なくとも何百もの功徳ポイントを行使する必要があるだろう。

 わざわざグラスから逃げるためだけにそれだけの功徳ポイントを無駄に消費したくはない。


「相棒を手に入れたか」


 グラスはエンジェを一瞥し、それが魔物の子どもであるのを確認するとそうシンに話しかけた。

 ジルがプクーッと頬を膨らませて、シンの相棒は前からいるぞと言わんばかりにジル本人を指さしているが、エンジェもシンもグラスの方を向いていて、結局誰も気づいてはくれず、しょんぼりと肩を落とす。


「ええ、8月に拾いました。まだまだ子どもですが、賢い。きっとじきに俺の力になってくれるはずです」

「そうか。そうだろうなあ」


 グラスは一目でエンジェがただの虎の子どもなどではないと判断しているようだった。

 いや、ひょっとすると騎獣登録の際に領主の方にはスカイタイガーであることを隠さずに報告しているため、シルトバニア辺境伯に近い存在であるグラスの耳にも入っていたのかもしれない。

 だが、グラスはそれ以上エンジェについて尋ねる素振りは見せない。


 シンの隣をギルガードも黙って歩く。

 いつ、グラスから勝手な判断をしたことで咎められるだろうかと思っていたが、グラスはギルガードに対して咎める素振りを今のところ見せてはいない。

 だが、勝手なことをした以上、すでに咎められる覚悟はしていた。


 ギルガードはシンとよく似た剣術を使う騎士だ。

 それもそのはず、元々ギルガードはボルディアナで3年ほど前まで冒険者をし、ガルダから剣の指導を受けていたからだ。

 5級冒険者だったころ、魔物討伐に同行した際に他の騎士たちの目に留まり、騎士にならないかと声をかけられた。

 まだまだガルダの指導を受けたいとの気持ちもあったが、それよりも騎士という職業、地位に憧れていたギルガードはその引き抜きに応じた。


 騎士団に入って、ほぼ3年。

 ギルガードなりに絶え間ない努力を重ねてきたつもりだが、ここ半年ほど自分の剣の腕が伸び悩んでいることに苦悩していた。

 そんな折、騎士団に入ってから尊敬するようになったグラスからある冒険者の名前を聞くことが増えた。

 シンという名のボルディアナの冒険者だ。

 まだ20にも満たない冒険者にグラスが相当目をかけている。

 それだけではなく、ボルディアナで剣の指導員をしているガルダからも過去の自分以上に目をかけられて、剣を教わっているように思える自分よりも若い冒険者。


「いずれ、シンが成長しきった時には本気でやりあいたい」


 グラスがそこまで言うからには才能があり、そして成長著しい冒険者なのだろう。

 ギルガードの胸に湧き起こったのは醜い嫉妬だ。

 ギルガード自身、他の冒険者に比べれば、はるかに才能にあふれ、そして騎士になることもできたという点から見ても運にも恵まれているとさえ言える。

 それでも嫉妬の心は湧き起こる。

 そういった醜い嫉妬は剣の妨げになる。

 そう思い、嫉妬の心を殺して、シンの名前を記憶から消していたギルガードだったが、シンの名前だけでなく、グラスのシン宛ての手紙を見て、その気持ちが甦った。

 だから、ついついグラスは忙しいから帰れとシンに言ってしまった。

 ギルガード自身、馬鹿な真似をしたと思う。

 シンを嫉妬したところで自分が強くなるわけではないというのに。



 グラスがシン達を連れて行ったのは騎士たちの訓練場だ。

 先ほどまでグラスの指導を受けていた若い騎士達が何人も身体を休めている。


(どいつもかなり使えそうだな)


 シンは騎士たちを見て、そう思う。

 いずれの騎士も5級の冒険者程度の実力は十分備えているのがシンにもわかる。


 騎士たちの方を眺めていたシンの耳に右からブンと風を切る音が聞こえてきた。

 目線を向けると訓練用の木剣がシンに投げつけられており、シンはそれを片手で掴む。

 シンと同じくギルガードにも木剣が投げつけられており、ギルガードもそれを片手で掴みとった。


 投げたのはもちろんグラスだ。

 死角から投げつけたのにシン達が上手く反応できたことに気を良くしている。


「危ないじゃないですか」


 シンが抗議の声を上げても、グラスは機嫌良さそうに笑ったままだ。


「怒るな、怒るな。まあ、せっかく訓練場まで来たんだ。シン、どの程度腕を上げたか見たい。ギルガードもさっきのことは忘れてやるから、シンと木剣で全力でやりあってみろ」


 グラスはシンとギルガードの方を見ながら、口元に獰猛な笑みを浮かべ、二人にそう指示を出した。

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