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【閑話休題】スピナの妄想 多分3回目【挿絵多め】

「は〜い、セラだよ〜っ! 今日のノアは、気圧も蒸気も上がりぎみ!」


「えーっとね、本日お届けする2本目は……スピナの妄想記録です!!」


「※本編とは直接関係ありません。が! 関係ありそうな雰囲気もあるので注意してね〜」


「深夜テンション+蒸気の副作用でお届けする、限界男子の夢と現実のハザマ。いやもう、頑張れスピナ!」


「というわけで、どうぞお楽しみください。――あとでフェルに怒られても知らないよ〜?」

【スピナの妄想記録・その3】

場所:夢の中

状況:深夜テンションと蒸気の副作用

作者がセミリアル塗り2.5次元塗りとか言ってた日


ジャンピングニーなのか、飛び膝蹴りなのか

――そんな議論がどうでもよくなるほど


スピナは今、混乱していた。


目の前にいたのは、リリだった。

窓際。何かが主張するセーター デニムスカート。


「真空飛び膝蹴りですよ」と、あのいつもの透明水彩で、あれ今日は塗りが違う。


挿絵(By みてみん)


……いや、待て。なんだその色気は。AI判定がギリギリアウトしそうなラインを責めてくるな。

AIって何だ。知らん。とにかくこれは夢だ。夢で間違いない。


「機械の足って柔らかいんですか?」

「確かめますか?」


微笑みながら近づいてくるリリ。たじろぐ俺。

ナイフのほうがマシだ。アイゼンの気持ち、今ならわかる気がする。



……と、そこで場面が切り替わる。

学校?なんで俺はブレザー着てんだ?あれ、ナツメが座り込んで睨んでる?

いや髪をかき揚げながら、見つめてる。ネクタイ姿。いや似合ってるけども




挿絵(By みてみん)



その座り込み危険じゃない?そしてナツメ、そんな目で俺を見るな。

でも夢なら……夢なら、せめて……!


「あんた、どこ見てんのよ」

背後から冷たい声。



振り返れば、ドーナツを咥えながら俺を睨んでるフェルがいた。

「なんで夢にまでフェル来んの!?同級生なの?」

「お前の妄想の設定、甘すぎんのよ」


挿絵(By みてみん)



「ところで何で足組んでるの?」

 フェルもミニスカートだ。

「見せてんのよ」

こいつも太ももで俺を殺しにきてるのか?

だが破壊力は弱い。




「え、ええと、その……リョウは?」

「そこで膝蹴り練習してる」


挿絵(By みてみん)



もうダメだ。

何かがおかしい。

だんだんコミカルタッチに変えられていく。


これは完全に詰んだ。


あとAIはフェルのサービスカットに厳しい。


「は〜い、セラでしたっ♪ 本日も最後までお付き合いありがとう〜!」


「いや〜……今回はなかなかに夢が詰まってたね。スチームと妄想、そして太もも……(ごくり)」


「太ももバイオレンスアクションとか言っておきながらアイゼン戦まで20話以上時間をかけたお詫びらしいよ」


「ところでね? 実は裏で、作者さんが“学園ネタ”もちょこちょこ溜めてるらしいんだよ〜」


「ナツメとリリの制服姿とか、私生活とか……見たいよね? ね?」


「もし“読んでみたい!”って思ったら、ぜひぜひコメントください! 反応多かったら、別シリーズとして始まるかも……?」挿絵(By みてみん)


「ナツメちゃん、睨んじゃダメよ〜? “スマイル♪”でお願いって言わなきゃ♡」

「それとね作者さん悩んでるんだって」

「タイトルが恥ずかしいからポイントつかないのか、内容がつまらないのかって」

「……どっちだと思う?(ニヤッ)」

挿絵(By みてみん)

「その笑顔! それが見せられれば、街の連中も惚れ直すってば〜」


「にしてもナツメちゃん、花屋の顔と暗殺者の顔、一気に見せてきたね……」


「A Iちゃん、お願い“はに”って……何させたのさ!(笑)」



「さぁ息抜きできたら、あとは物語が進みます」


「ではでは、また蒸気の街ノアで会いましょう〜っ!」

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