【終活のカケラ】見守りカメラを設置する
今回は、見守りカメラ設置、の巻。
在宅介護が始まって問題が出たのは、一つ目が普段は家事に追われる介護者(義母)が要介護者と一緒の部屋ではまともに休めない(介護疲れがひどい)こと。もうひとつは、除雪や買いもので外出したときなどに要介護者が家を抜け出したり危険なことをしていたり転んで動けなくなったりしていないか心配、とのこと。古典的には在宅介護には「1.5人の介護者が必要」と言われている(二木立、1987年)が、老々介護の家庭ではそれも難しい。
(ちなみに、0.5人分は小学生や幼稚園児の孫でも該当。公的介護保険制度は0.5人分を補うシステムでもあるが、不十分であることが多い。)
その対策で「見守りカメラ」を導入することになり、相談を受けた。やりたいことは、①他の部屋や外出先から居室のようすをスマホで確認できる ②要介護者が動き出したら知らせが届く ③外出先から声をかけられる(必須ではない) ④居室のようすを録画できる(必須ではない) の四点で、前提条件としてWi-Fiは自宅内で既に使える。結論としては導入した機材ですべてできた。
導入前に悩んだのは、「外出先に通知が来るかどうか」であった。自宅内Wi-Fiだけしか使えないのでは(自宅内のネットワークから出てインターネットに繋がった端末に通知が届かなければ)行動範囲が制限される。メーカーのホームページや店頭のPOPを見ても明記されていない。国内メーカーの製品は月額料金がかかるサービスを別に契約しないと出来ないようにも読み取れる記載になっている(I-O DATAはそれさえも今年12月で終了になる?)。セコムのサービスに月額払った方が楽だろうか。
家電量販店の店頭でTP-LinkとAnkerの製品を見つけ、Ankerにしてみた。Eufy indoorcam 2K Pan &Tilt、約6000円(Anker の新製品とTP-Linkの最安値製品だと4000円位から)。
結果として、希望した使い方ができた。戸惑ったのは、AnkerのIDを作って登録する所と登録作業中にファームウェアのアップデートが強制的に入ってきて14分ほど中断したことかな。通知は製品からWi-Fi接続されたルーターを越えてメーカーのサーバー(たぶん中国)に届き、スマホアプリに届く仕組みになっているため、ルーターのセキュリティがガチガチに固められている環境では使えないかもしれない。
もっとも、ネットワークのセキュリティに穴が開く可能性もあるので、覚悟と割りきりが必要。