オカ研の新年会。その三。
「な!?なんだと!?この雪はやばい。」
「部長!?どうしたら……」
「まずは我が家からここまで専用医師を呼ぶ……そして輝也をなんとかしてもらうよう手配した……だがこの雪はやばい状況だ……原因を探らねば……この街がやばいな。」
「はい。」
◇
そして僕達の元へ空からヘリで輝也を確保してもらい病院へと搬送してもらう。
これでなんとかなるであろう。
僕達は輝也を見送った。
「部長………この雪は。」
「ああ……どうやらこの街は今平均二メートル越えの積雪らしいな…このまま降り積もって行けばこの国事大変な事になりそうだな。」
「ただの異常気象なんですかね。」
僕の声に部長は悩む表情を浮かべる。
そして一言呟く。
「雪女………その伝説というものがこの世界にはあるな。」
「雪女………ですか?」
「ああ……この町にも昔の話にも確か。」
すると部長は教室から飛び出していく。
「部長!!???」
僕は部長の後を追っていく。
部長は廊下をかけていくと階段を下る。
そして下の階に行くと最奥へと走っていく。
そう、そこは学校の図書室だった。
図書室に入った部長。
そしてなにかの本を探していく部長。
「部長!?なんていう本を探せば!?」
「この街の伝説と呼ばれる古い歴史の書物だ……確かこっちのコーナーに。」
部長はそういうと基本貸出禁止にされている 古い書物のコーナーへと足を向けていく。
その時。
「何をされてるんですか!?」
そんな声が聞こえてくる。
その声の主は女性であろう。
女性はこちらに近づいてくる。
そして。
「えっ!?藤野様…………でしたか!?」
「おお……その声は『雨音』だったか。」
部長と知り合いのような言葉を告げるその女性。
『ああ……仁……この女性は我が家の書物庫の管理人でこの学園の図書室の管理をしてもらっている『雨音律子』だ……貴様も知っておいてくれ。』
『あ………はい。』
僕にそう紹介してくれたのは藤野部長の息のかかった女性だった。
『それでお嬢様……今日はどのような案件でしょうか?』
『ああ………この街に伝わるはるか昔に起こった雪害『雪女伝説』の話を確認しにきたのだ。』
『雨音』さんはにこりと微笑む。
『分かりました……そこへかけて、お待ちください。』
そういうと『雨音』さんは歴史書を探しに行く。
僕達は彼女が戻るのを待つと。
数分後。
彼女は戻り僕達の前に腰掛ける。
そして彼女は語ったんだ。
この街に昔起こった『雪女』の伝説を。
◇
◇
◇
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