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黒の怪奇譚  作者: 黒羽冥
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盆の章ーその弍ー

私の名前は『矢崎たまお』

とある高校の二年生なの。

私達は夏休みに肝試し企画として心霊スポット体験企画をすることになったの。

そして学級委員である私はより楽しくより恐怖体験ができる心霊スポットを探した私が辿り着いたのはそんな話を沢山知っていると聞いたネットでも噂の店だった。

そして私はその店の主人に聞いてとある島を紹介されたの。

『さあ皆さんようこそ……私がこの企画を受けたと聞き案内をするよう店主より命じられた『瀬名聖せなひじり』と申します………皆さんを限りなく安全に帰れるようサポートさせていただきますのでどうぞなんなりと申し付けくださいませ。』

『へえ………あの店主さん気が聞いてるわね………でもね………心霊スポに行くだけは邪魔しないでね…私達のメインイベントなんだから邪魔されたら面白くもなんでもないんだから。』

『はい…………もちろん分かっております………ですがこれだけはお守りいただくよう店主からきつく言われておりますのでどうぞご注意を。』


一つ……………。


これから身に起こる事は他言無用。


一つ………………。


貴方はこれから心霊スポットに向かいますが決して好奇心から首を突っ込まない事。


一つ…………………。


これから貴方達の身に起こる事から決して逃げないでください……恐怖心は奴の餌です。

『よろしいですか?これがあなたたちが守るべき次項です………これを守らなければ私供としても守るべきものも守れませんのでご注意を。』

『はあああーーーーーーーい!わかりましたーーーーーーーーーーーーー!!!』


私はさっさとそんな話を遮るようにそう返事を返す。

すると港にいた私達へ声をかけてきたのは一人の漁師風の男性だった。


『皆若いねえ…………俺は話をうけた君達を島まで運ぶ船頭の『若木わかき』というんだ、よろしくな!』

『『よろしくお願いいたします!!!』』


私達は子供達だけで総勢十名。

クラスの半分以上はこの企画に乗らなかった。

つまりここにきたのはほとんどがこの企画に興味を持ったのが大半だった。

私を含め女子五名、男子五名のメンバーになった。

そして私達はその島まで出港し、そして島に着いたのは夕方になったのだった。

島はもの寂しく………不気味な雰囲気だけが辺りに漂っていたのだった。

お読みくださりありがとうございました。

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