春の章最終話…。
私はなんとかやしろさんに助けてもらい。
事なきを得たのです。
私達を車でひこうとした小山さんは偶然なのか道路脇に突っ込みそして警察に取り押さえられたのです。
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そして私達は。
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『おーい!?玲奈ちゃん!?』
朝の出勤中に声をかけてきたのはやしろさんだった。
『あ!やしろさん!おはようございます!』
『おはよう玲奈ちゃん!もうどこも痛くないかい!?』
『はい!おかげ様で大丈夫です!!』
私達は笑顔で挨拶をする。
『それなら良かった!』
笑顔のやしろさん。
私も彼が無事で本当にほっとしていたの。
そして私はいつしか。
『そういえば小山さん……警察で玲奈ちゃんの事をずっと話してたみたいでさ…でも結局殺人未遂って事で簡単にはね。』
『そうだったんですね。』
『うん、でもね……僕思ったんだ。』
『えっ!?』
やしろさんは立ち止まる。
『玲奈ちゃん!?こんなところでなんだけど…………僕!君が好きなんだ!!』
『やしろ……………………さん?』
私は真剣な表情のやしろさんにドキドキしていた。
やしろさんは決してイケメンとはかけ離れてるかもしれない………でも私は。
私は笑顔を向けていた。
『はい………私もやしろさんが好きです!』
『玲奈ちゃん。』
私達は手を繋いだ。
私達の春はこれからなんだ。
春の章エンド。