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空の架け橋
夕方の高層ビルから見る景色は
グレーと橙色
それから、空
今日は晴れたね、なんて
呟いてみる
西の空に、雲が
連なって続いていく
あれは西方へ向かう架け橋
それとも
鳳凰みたいに羽を広げて
羽ばたいていく
太陽を追って
あの橋を歩いていくのは
おおきな、おおきな女神さま
裾が揺れたら、風が吹いて
夜の帷が降りるよ
太陽の名残が消えていく空に
細い月が輝いたら
それから、夜のはじまり
星も輝いて
みんなみんな寝静まるまで
見守っていてくれる
きっと、そう
そうでしょう？
用事で出かけた街の高い建物から見た景色から。雲が山の木道のように見えて、空にでも語りかけたい気分になりました。
