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五月色の風に
五月の風が街を行く
若葉から成長していく樹々の
木立を駆けて
夜明け前の風雨の名残りの
濡れた塀もアスファルトも乾かして
桜の木にちいちゃな赤い実がついて
ころんと照っている
朝の光とともに風が訪れたなら
扉を開いて、全身で感じよう
頬を触る感触
自転車に乗って、風を切りたい
早起きの少女がカーテンを開けるとき
遠くの町の少年は夢を見ている
世界が巡る
今、風になろう
小鳥のさえずりが聞こえる
朝食にはパンとミルクティー
朝の身支度をしたら
出かけよう、世界へ
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おはようございます。
さくらんぼ、もとい、ソメイヨシノが実をつけているのを見つけたので、写真のお裾分けです。
小鳥さんが啄ばむのかな？ヒヨドリとか。
