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雨上がりの夕暮れ


雨上がりの夕暮れ

遠くの方に虹がかかっている


はるかな地平線までは街があって

道沿いの草原には白い花をつけた木々が

雨に湿った幹を夕陽にさらしていた


木の肌に手を触れてみれば

影が伸びて

わたしは木と一体になる


そうして暮れていく空を

見上げていると

夏を呼ぶ風が吹いて

わたしは

懐かしいあの人に呼びかけたいと

ずっと前から思っていたことに気づいた



もしもあの人が

虹を渡って来てくれたなら

花を一輪持って迎えよう


花はいつか小鳥になって

虹の架け橋のあの人に向かって

飛んでいくかもしれないから








嵯峨信之という詩人さんの詩を読んで、

なんとなくです。わたしのは到底及びませんが。

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