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葉っぱからの手紙


晴れた空から降ってきた

葉っぱたち


はらり、はらりと舞い降りた

秋からのおくりものは

地面についたら

かさり、と音を立てて

重なっていきました

一枚、また一枚と


はらり、はらり


北風が吹いたら

空いちめんの葉っぱが

雨あられ


それから

枯葉の絨毯を踏みながら

歩いていく


はらり、はらり


今、風の気分なの

気持ちいいよ


葉っぱの気持ちになってみたら

そんな声が聞こえてきたから

そうなんだねって返して

一枚だけ拾って

こころのシャッターに焼きつけてみた

ある秋の日のこと









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