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hana 第14章

更新が遅くなり申し訳ありません。

第十四章


クラッシック音楽研究会(ピアノ部)の最初の活動は掃除から始まった。

部室は、音楽室の物置…ホコリ被ったピアノの周りを囲うように、ものが置かれている。

幸い、防音にはなっているので活動はできそうだ。

蓮「今日中に掃除終わらせたいな」

葵「ホコリすごいね…」

蓮「使えるのもあるかもしれないから、中身確認してから捨てないと」

葵「そんなことしてたら終わらないよ…」

蓮「重いやつは翔と桜にやらせればいいし。それまでに選別くらいは終わらせよう」

葵「翔君と桜ちゃん、部活終わった後に来るんでしょ?」

蓮「そうだと思うけど。」

葵「なんか二人に悪いなーて…」

蓮「そんなの気にすることないって」

葵「なら今日の夜は橘食堂やらないとね」

蓮「は?なんでやるんだよ。めんどくさい。ただでさえ大食らいが一人増えたのに…」

葵「それって私のことだよね?」

やっべー。また余計なこと言っちゃったよ…

梓「何の話してるの?橘くん」

蓮「伊吹…えっっとね…掃除の話だよ。この部屋の」

梓「私は何すればいい?」

蓮「えっとね…この部屋の使えそうなもの分けてほしい」

梓「分かった」

蓮「本当に助かるよ。違う意味でも…ボソッ」

梓「何か言った?橘くん?」

蓮「べ、別に。こっちの話だって」


それから10分後

蓮「葵。なんかいいのあったか?」

葵「…」葵はそっぽを向き知らん顔している。

蓮「なんで無視すんだよ。俺なんかしたか?」

葵「トイレ行ってくる」

蓮「おい。葵。ちょい、待てよ」

バタン。戸を少し強めにしめ、葵は出ていった。

梓「葵ちゃん…なんかご機嫌ナナメだね…」

蓮「何怒ってんだよ…あいつは…」

もう蓮なんか知らない。


それから何時間か過ぎ、桜と翔がやってきた。


桜「おーす。部活終わりきたよーどこまで進んだ?…なんか空気悪…」

翔「何あったんだよ…」

蓮「なんか葵の機嫌が悪いんだよ…」

葵「蓮が大食らいとかそーゆー事ばっかり言うからでしょ」

やっぱりその事か…

蓮「なんだ。そんな事気にしてたのか…」

葵「そんな事って何?女の子は傷つくんだよ。」

梓「それは橘くんが悪いと思うな…」

桜「たしかに」翔「蓮が悪い」


確かに少し言いすぎた感じはしたな…

蓮「…葵ごめんな。少し言いすぎたよ」

葵「オムライス」ボソッ

蓮「はい?」

葵「だ か ら…今日の夜オムライス食べたい」

翔「ププッ。これは一本取られたな蓮。今日のご飯指定か」

蓮「それで機嫌が直るなら、乗ってあげますよ。オムライス」

葵「やったぁ!約束だからね。オムライス」

桜「ならさっさと掃除終わらせてみんなでオムライスだ」

蓮「は?お前らも来るのかよ…」

桜「当たり前でしょ。部活の後に来てるんだから。報酬よ報酬」

翔「それもそうだな。橘食堂やってもらいますか」

梓「橘食堂ってなに?」

桜「そうか梓ちゃんは知らないもんね。蓮がご飯作ってくれるんだよ」

梓「橘くん料理も出来たんだ。」

なんでも出来るだな…橘くんって…

翔「梓ちゃんもおいでよ」

梓「いいのかな?」蓮の方をチラッと見る梓

蓮「3人も4人も変わんねーよ」よくやった翔

葵「みんなで掃除終わらしてオムライス食べよ」


掃除を終わらせて蓮の家に向かうピアノ部の5人であった。

続く…




やはり小説を書くのは楽しいですね。

まだまだ続けていきたいので今後もご愛読よろしくお願いします。

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