#3 広がる世界
それは暑い夏の日だった。太陽が地表に向かって接近しているんじゃないかと疑いたくなってしまう様な熱気が外を包んでいた。どうやら暑さのピークをお盆前のこの時期に持ってきたいらしい。なんともご先祖様に優しい太陽だ。
そんな暑い夏の日に少年はクーラーの利いた涼しい居間のソファーに座ってテレビを見ていた。左手では今年の春から地域の少年野球団に入団した際に父親に買ってもらったまだ真新しいピカピカの革のグローブを握っている。
テレビに映っているのは夏の甲子園だった。ちょうど今日は地元熊本の高校が試合をしているのだ。
「あれ今日は蒼高の試合なんだ」
冷蔵庫のアイスを漁っていた四歳上の姉がテレビ画面に目を向けた。
「あおこー?」と少年が首を傾げた。
「近くの川渡ったところにある高校よ。えっと確か蒼天高校だったはず」
そう答えつつ姉は冷蔵庫から取り出した棒アイスにかぶりついた。
「そーてん高校……」
少年はその名を何度も呟きつつテレビ画面を凝視している。
「凄いよね。うちの近くの高校の人がこんな大舞台で戦ってるんだから」
アイスを舐める姉は興奮したようにテレビ画面に食い付いている。
「凄い……」
それは単純でシンプルで簡素であっさりとした一言だった。ただ少年にはそれ以外にテレビの向こう側で起こっていることを表現する言葉が思いつかなかった。画面から伝わる鋭いスイングや巧みな守備に積極的な走塁。それはどれをとっても自分たちとは格段に違うレベルだった。だが少年を最も魅了したのはそれでは無かった。
少年を強く魅了した彼はグラウンドで最も魅力を持った存在だった。夏の陽光が体を刺し、土煙舞う中で彼はマウンドで躍動した。
しなやかな腕から放たれる凡そ投げる本人の体格からはかけ離れた剛速球に打者を獲物のように仕留める鋭い変化球、そしてピンチでも物怖じしない強い度胸。その全てが少年を魅了させた。
気が付けば少年はいつも使っている自転車に跨って姉から得た情報を頼りに蒼天高校の場所を突き止めて校舎の前に立っていた。夏休みであることや全校応援に生徒が駆り出されていたことから周囲は蝉の鳴き声以外静寂そのものだ。
「なあ、暑いから帰ろうよ…俺練習の続きがしたいんだけど」
傍には少年の親友がいた。少年が高校に向かおうと橋を渡っていた時に河川敷で素振りをしていたので捕まえてきたのだ。二人は同じ少年野球団に入っているチームメイトで投手と遊撃手でレギュラーを目指していた。
「俺は高校生になったらこの高校に行く!」
少年は拳を握ってそう宣言する。
「俺はこの高校に行ってあのピッチャーみたいなエースになってやる!」
少年は高らかにそう決意した。
親友があまり乗ってこなかったが少し気にはなったがその日から少年の中に一つの目標が定まった。
何かを行う為には目標を持つと良いと言われている。目標は人を動かす原動力だ。そして蒼天高校でエースになると誓った少年はその後加速度的に成長し、同学年では県内随一とまで言われるほどの投手に成長していく。
そして6年後の月日が経ち、小柄だった少年は同学年代以上の体躯を手にして真新しい制服に身を包み桜舞う蒼天高校校門の前に凛として立っている。
「よし、行くか」
征服の襟を整えながら少年鷹崎京矢は臆することなくその最初の一歩を踏み込んだ。
「えっと……俺のクラスは……」
自分がどのクラスなのか分かっていなかったので校舎に入る前に掲示板に張り出されたクラス割りの紙を見ることにした。掲示板の前には多くの新入生が群がっているが周りより一回り近く身長が高い鷹崎はその黒山の人だかりを苦にせず自分のクラスを確認することが出来た。一年二組だった。
(しっかしやっぱ生徒多いな……)
県内の高校の中でも人気校である蒼天に集まる生徒は毎年多い。鷹崎は早くもそれを思い知らされることになった。
雑踏を抜けて玄関で靴を履き替えて二階のクラスに上がる途中、踊り場の窓から外の景色が飛び込んできた。それは視点を変えただけで見慣れた景色であるはずだった。しかし今日に限っては知らない街の景色に見える。見慣れた空も今日に限ってはいつもより蒼く感じた。
それは鷹崎京矢の前に見えていた世界が新たに広がっていくことの何よりの証明であった。
「知ってるっスか。今年の一年に凄い投手が入ってきたって話」
入学式を終え、二三年生は一足先に放課後となった野球部の部室で着替えながらそう言ったのは二年の紗森遼平だ。前に伸びた黒い髪を弄りながら話題を振った。
「凄い投手?」
そう反応したのは二年の空井圭祐だ。黒いアンダーシャツに袖を通しつつ呟いている。
「ああ、なんでも去年の中学軟式で九州ベスト4に入った黒須中のエースだったんだってさ」
「へえ、それは凄いな」
三年の真海彰が呟いた。練習用のスパイクに紐を通している。
「俺なんて中学の頃は二回戦勝つだけでヒーヒー言ってたのにな」
昔を思い出すように笑いながら真海はスパイクの紐を通し終えて立ち上がった。
「じゃあ俺先に出てるから。お前らも急げよ」
うす、と後輩が返事したのを確認して真海は部室を出てグラウンドに行った。
「しっかし九州ベスト4か。どんな投手なんだろうな」
「気になるのか?空井ちゃんよ」
ああ、と空井が素直に頷いて見せる。
「そりゃあ気になるさ。なんたって俺が受けることになるかもしれないんだからな」
空井は二年生ながら去年の秋からチームの正捕手を務めている。
「なんでも聞くところによれば速球派投手らしいな。滅茶苦茶球速いらしいぞ」
「へー、真海先輩と真逆のタイプか」
「まあ、そうだな。あの人球速には全くこだわりがねえからな」
「しかしついこの間まで中坊だった奴が140だすってのはスゲーよな」
二年でレフトの南雲宗一は笑って返した。
「だよなー。中学んときにそんな速い球投げるの県探してもいたっけな?」
「確か一人か二人はスゲー球の速い奴がいたぞ。無茶苦茶ノーコンで勝手に自滅してたけど」
中学時代の相手投手を思い出して南雲は笑ってしまう。
「一回太ももに当てやがってスゲー痛かったわ」
でしょうな、と苦笑いしながら空井は返した。
「しっかしなんでそんなスゲー奴がうちみたいな公立に来たんだろうな?」
紗森の問いにまだ部室に残っている部員全員が「さあ?」と首を傾げた。普通そういう逸材は私立の強豪に取られてしまうのが世の常だからだ。
「なあ、珠峰お前はどう思う……っていないか」
「あいつならもうとっくに出ていったよ。どうせグラウンドの整備でもやってるんだろ」
はあ、と紗森が溜息を漏らす。
「あいつも好きだねーグラウンドの整備。昨日練習の後じっくりやってたのにまだ足りないのかね」
「変わり者だからな。野球のことしか考えてない天才肌の変人だよ」
「アクの強すぎるスラッガーとも言うけどな」
入学式が終わってその他諸々のHRが終わったのはもう部活動が始まる時間帯だった。
入学から最初の一週間は体験入部という形で各部活を見学して自分の入りたい部活を選ぶ期間だった。だが鷹崎には最初から野球部以外に眼中は無い。というより野球部に入るためにこの高校に来たようなものなのだ。
HRが終わると同時に荷物を持ってすぐに教室を出た。中学より広い校舎の中を走りながら一階まで降りていく。途中何度か二三年生とぶつかりそうになったが寸でのところで躱して「すいません」と軽く謝って走り去っていった。
(もう始まってるだろうなー)
軽くそんなことを考えながら玄関を出るとグラウンドの方からは威勢の良い声が何重にもなって響いてくる。
(やっぱり始まってるか)
つくづくあのHRの時の担任の長々しい演説を恨みたくなる。担任である古町京子は大学を出て教師になって二年目の若い女教師だった。受持ち教科は古典だそうでそれを聞いた時恐らくクラスの殆どの生徒は「だろうな」と内心で思ったことだろう。
歳の頃20代前半でその年の同年代にしてはかなりの落ち着きを見せる古町先生は長い黒髪を後ろで束ね常に微笑を浮かべる古風だが純和風の綺麗女性だった。
(だからって初日からホームルームの時間オーバーして良いわけじゃねえけどな)
その若い純和風教師の古町はHRで自身の教師になった動機を延々とそれこそ聞いている者を辟易してしまうレベルの者だった。
話していることは非常に良いことで教師になった動機もしっかり筋の通った者で大方のクラスメートは「話が長いことを除けば良い担任を持った!」と内心でガッツポーズするレベルだろう。だがそういうのは鷹崎として心底どうでも良かった。お前が教師なった理由や動機などはさして興味無いし、そもそもそういうものは自分の心の中でしっかり秘めろ、そしてさっさと話を終わらせて解放しろ、そんなことを考え続けていた。とは言え鷹崎自身も古町が担任であることは他のクラスの担任たちを見れば幸運と言わざるを得なかった。
グラウンドの方まで歩いてみると野球部の練習は始まったばかりだった。まだアップの段階なのだろうか十数人の部員たちが掛け声を揃えながらグラウンドの外周を均一の速さで何周も走っている。鷹崎はグラウンドの脇で日差しが当たり辛くベンチが置かれた場所に腰かけ練習を眺めてみる。
(しっかし人少ねぇな……)
自分が蒼天の活躍を甲子園で見ていた頃は甲子園のアルプスには何十人ものベンチから漏れた部員たちが踊り付き応援をしていた。その頃と比べると部員数は大分減っている。やはり甲子園に出るということはそれだけで大きな宣伝になるということを改めて感じてしまう。
アップ、ストレッチ、キャッチボールと流れる様に終えると部員たちは各自グラウンドへと散っていった。何が始まるんだ?と鷹崎は今以上に注視しグラウンドに目を向ける。
それから少しして始まったのはフリーバッティングだった。がら空きになったマウンドの両サイドにピッチングマシンを設置し、打者がマシンから吐き出される直球を弾き返している。
小気味良い金属の快音を響かせながら打席に立った打者がマシンから放たれた直球を芯で弾き返す。
(マシンの球って言っても多分130km/hぐらいは出てる……それをセンターに弾き返しているからやっぱレベルは高いな)
打撃練習に目を向ける一方、その合間でグラウンドの四方を細かく観察する。鷹崎が座っていたのは一塁側の奥で遠目になるが三塁側の奥では投手の投球練習が行われていた。二人の投手が左右に並んで投げている。一人は右投手で手を横から出しているから恐らくサイドスローだろう。もう一人の投手は左で振りかぶっている。
(右のサイドに左の本格派か……)
どちらもテンポよく投げていた。
(このチームの投手はあの二人だけか?だったら俺にもチャンスが回ってきそうだな)
そんなことを考えながら練習を集中して見ていた。後ろから誰かが迫っていることを露とも知らずに。
「そこで何見てるの?」
「何ってそりゃ野球の練習を……」
「面白い?」
「ええ、まあ。面白いですね……」
ここまで言ってふと気付いた。自分は一体誰と話しているんだ?
「えっと……誰ですかね?」
振り返るとジャージ姿の少女が立っていた。長い髪を後ろで束ね両手でカゴを抱えている。中身は硬式球で一杯に溢れており、鷹崎に向かって笑顔を向けている。
「えっと……」
彼女はニコッと笑みを浮かべると硬式球の入ったカゴを地面に置くと鷹崎の左手を掴んで強引にその場から連れ出した。
「みんなー!新入部員が来たよー!!!!」
グラウンド中に良く響く声だった。それまで練習に集中していた部員たちはすぐに練習を中断し、少女の方に視線を注ぐ。必然的に鷹崎への注目も集まった。
「蓮見、誰だその横のは?」
南雲が訊いた。視線が鷹崎に一気に注がれる。
「さっきそこでうちの練習を眺めてた子。気になったから連れてきたの。見ない顔だから新入生だよね?」
はい、と鷹崎が素直に頷く。
「名前は?」と蓮見という女子。
「鷹崎……京矢です」
「ポジションは?」
「投手です」
一体どうしてこんなことになったのだろうか?そんなことを考えずにはいられない。流石に初日から練習に参加しようとは思っていなかった。
「へえ、投手か。じゃあちょっと投げてみるか?」
歩み寄ってきたのは鷹崎より幾らか背の高い大柄な男だった。上背だけでなく横も大きく全体的に筋肉質な印象を受ける。
「えっと……ちょっといきなり過ぎません?主将」
そうか?と主将と呼ばれた筋肉質は首を傾げる。
「だってユキちゃんが連れてきたんだろ?」
「まあそうですけど」
蓮見は苦笑しながら対応している。
「でもそんな急に投げさせたりするのはどうかと思いますよ?ほら鷹崎君今日入学したばっかりの新入生ですから」
蓮見がすかさずフォローを入れたが鷹崎は聞いていなかった。
投げられる、マウンドに立てる。彼にはそれが十分すぎるほど嬉しかったのだ。今日練習に参加するつもりが無かったのは急いで入部したところでそんなに早くマウンドには立てないと思っていたからだ。
鷹崎は人並みに自分がどのような評価をされているのかは知っている。「剛球一閃」だとか「全国屈指の逸材」とか中学生としては少し恥ずかしい二つ名が付いているのも分かっている。だがその実績があっても高校野球ではまだまだ無名だ。そんな過去の実績を引っ提げた男が入部初日から先輩を押しのけてマウンドに立てるとは思ってもいなかったのでこれはチャンスだった。
「投げます!投げさせてください!」
「ほら、こう言ってる」
主将は鷹崎を指さす。
「ええ……」
蓮見は戸惑ったように呟いた。
こうして鷹崎の高校初投球はあっさり過ぎるほど呆気なく決まった。
やっと高校生編が始められました。いやホント長かった(安堵)
とは言ってもいきなり野球する訳でも無く淡々と物語を始めました。幼少期の回想、鷹崎の世界が広がる様、部室での先輩のやり取り、練習を眺める鷹崎、と起伏無く物語が進んだ気がしました。これは元々決めてたことで一話目は無理に起承転結を作らずに淡々と次に向かって気になる話にしようと思い、こういう構成にしました。文章自体がちょっと淡白だったんで今までの話とは打って変わって凄い静かですけど……ホントは通学路を歩いて桜を見たり、他の新入生と話したりとかも考えていたんですけどそれはカットしました。新入生の件は別に今やらなくても後々絡むことになるからそう焦る必要もないかなぁ、と。
そう言えば二三年生のメンツを何人か出したけど特に説明入れてなかったなぁ。まあ、どうせ本格的に絡みだしてからしっかり説明する予定ですから良いですかね……苦笑
そして次回はいよいよ?鷹崎の高校での第一球が……!次回からようやく野球らしくなってきますよ!(適当)
さて小説の話はこれぐらいにして今週のプロ野球の話をしましょうか。ドラフト、ありましたね。我が巨人軍は一位指名桜井さん、正直ごめんなさい誰か分からなかったです。大学野球でしかも六大学以外は全く知らないんで……自分の大学の野球部もそれなりに強いんですけど全然情報知りませんし苦笑。付属高校はこの前甲子園出たんですけどね。まあ、一回戦でフルボッコにされて悔しかったですけどその勝った相手は大分上まで勝ち上がったことですし、まあね?
さて桜井さんのことは忘れて他の一位の話を。オコエ瑠偉は楽天ですね。打撃がちょっと金属打ちなのが気になりますけど足にスランプは無いですし、まずはそこで上に呼ばれるんじゃないでしょうか?
で、楽天を紹介したらヤクルトも紹介せねば。ロッテは強豪の末に仙台育英の平沢を取りましたね。ロッテにああいう選手は育てられるんだろうか……まあ、一流はほっといても出てくるって言うけどどうなんだろう?
で、競合と言えばヤクルトと阪神の高山俊の争奪戦ですかね。ちゃんと交渉権獲得かどうかは確認した方が良いですね……2006年の辻内の表情が思い出されます。
で、高橋純平はソフトバンクですか。あのチーム昔は好きだったんだけど最近強すぎてあんまり……でもソフトなら高橋上手く育てられそうですね。
あと小笠原慎之介は中日ですか。小笠原で慎之介なんて個人的には巨人に指名してほしかったなぁ、って感じなんですけど巨人も巨人でちょっとあれなんでね?
さてさてアレな巨人の話しようぜ!ってなるとこなんですけどその前にドラフト特番の話しましょ。今回はいつにも増して放送事故だったなぁ、と。途中から見てたんですけど横浜二位の熊井?ツイッターは炎上させてもマウンドでの炎上は勘弁してね?元王子の真弓選手、リハビリ頑張ってください。正直この話聞いてて泣きました。
で、山本ジュニアですね。育成二位か……どうするんだろ?
そして最後に日隈ジュリアスの話しましょう。TBSヤッテシマッタナ。あれどう考えても親父ジュリアスとお母さん捨ててるぞ。おとん棒読みだし、唯一の写真新しかったし、背景ハロウィーンの飾り付けだし、多分お母さん現地妻だったんだろうな……前振りじゃ9.11でいなくなったみたいになってるけど全然違うやん。ジュリアスがメジャーに行けば父に気付いて貰えるから頑張る、とかお母さんの笑顔の為にみたいな話聞いてるとジュリアス本人が凄い良い人ってのは分かったんで尚更親父が見つかってあんな感じなのが辛い……おかんとジュリアス静かにキレてたですやん。しかも堀何とか?の空気の読めないコメントですよ。「お父さん見つかったからメジャー行かなくても良いね」とか馬鹿にしとんのか!こいつ前もやらかしてましたよね。進行下手糞なんだから使うなよ。まあ、中々ジュリアス家も複雑そうですけど本人の素材自体は良かったんで頑張って欲しい。プロ行ったら一気に伸びそうな気はしました。
さてドラフトの話はこれぐらいで後はアレな巨人の話しましょう。私この前フロントのやり方にブチギレてしまいました。野球賭博の話は一旦置いておきましょう。問題は新監督についてですよ。
なんでどうして高橋由伸なんですか?代打の切り札ですよ?成功率4割ですよ?OPS8超えてますよ?そんな貴重な選手を監督にするほど巨人の選手層に余裕はございますか?しかも、しかもですよ?巨人の生え抜きスターにしてプリンスとまで呼ばれる由伸の引退試合も無い?これどういうこと?
そらいずれ監督はして欲しかったですよ?でも今じゃないでしょ。あと数年やって引退して、それから専任の打撃コーチになってコーチ教育とか幹部教育してそれからヘッド→監督って流れでしょ。幾らなんでも扱いが雑過ぎるわ。フロントの糞っぷりに怒り心頭でしたわ。いやむしろこういう事態を引き起こす一旦になった賭博問題についても怒り心頭ですわ。笠原、福田、松本、フザけんな。神聖な野球をそういう賭け事に使うなよ。お前らは絶対に許さん。巨人ファンとかそう言うの関係なしに野球人として最低だわ。
さてそんな高橋由伸監督の話を続けましょう。あれですよね~フロントのやり方が卑怯。そこで長嶋茂雄使うなよ。正直今回の一件でミスター嫌いになりました。大体原監督が辞めるまでに後任探せや!いるだろ巨人一筋の大エース斎藤雅樹が!純血生え抜きに拘るならちょうど良いじゃねえか。
どうせ由伸監督の仕事で賭博問題の謝罪会見とか入ってるんだろうなぁ。今の巨人ファンから多分一番尊敬して憧れている野球選手にそんな泥被せたらファンが黙ってるかねぇ……まあ監督やる以上は応援しますよ。もし来年最下位になろうとも絶対に叩きませんし、応援します。頼むから男村田とか阿部とかの聖域を残さず若手主体のチームを作って欲しいです。阿部は代打、村田は二軍で。
そう言えば村田で思い出しましたけど辞任した村田真一がヘッドとして戻ってくるとかなんとか。原さんも責任取って辞めたんだからお前も辞めろや。ていうかこの人がコーチじゃなかったら多分巨人今年も優勝してたんじゃ?コンパクトだか何だか知らないですけど小さくまとまった打撃じゃ先は見えませんよ?二軍から上がってきた選手が最初のうち大活躍するのもどう考えても二軍のコーチが有能だから。
現役時代に精々50点行かないぐらいの打撃だった選手がどう頑張っても50点ぐらいの打撃の選手しか作りれませんよ?
何はともあれ来年の巨人がどうなるのかはちょっと不安ですけど少し楽しみです。二岡コーチとか二軍の内田コーチが一軍に上がって来るとか聞いてちょっとワクワクしてます。まあ、フロントの仕打ちは絶対に忘れませんけどね。
ソフトバンクとヤクルト、頑張れ日本シリーズ!
そんなわけで次回予告
蓮「私の名前は雪凪でーす!」
次回、脳筋と小悪魔、そして天然