#1 進路
今年の夏は十年に一度とも言われる異常気象だったらしく猛暑が続いた。特に八月の半ばちょうどお盆の頃にその暑さはピークを迎え全国的に熱中症患者が急増し、各地では混乱する声が多く上がっていたという。
だがその暑さも夏休み明けの九月に入った頃から徐々に下降線を辿り始めていった。暫く夏の名残である残暑が続きながらも秋になるとこれまで下降線を辿りつつも継続していた暑さが一気に消え失せ急激に寒くなっていった。
そして季節は冬に差し迫った。
「あー暇だなー」
放課後下校しようと一番センターの長岡翼は廊下を歩いていた。
「部活動もやってないから静かだし」
廊下の窓から見下ろしたグラウンドはいつもなら野球部、ソフト部、陸上部でごった返し一種の戦場となっている喧噪の場だが十一月末の期末試験の前では閑古鳥が鳴いている。
あーあ、とつまらなさそうに長岡は廊下を歩く。後ろからはさっき合流した五番キャッチャーの烏丸都登が着いてきている。
「烏丸、お前今日暇?」
「ああ、別に帰って勉強するぐらいしかないけどどうかしたか?」
「ちょっとバッセン寄ってこうぜ」
「それは良いけど、お前受験勉強はしなくていいのか?」
期末試験もそうだが三年にとっては受験勉強も大切だ。特に受験まで残り数か月しかないこの時期は追い込みの時期なのだ。
「特にお前、野球部の中でも成績悪い方だから勉強はしないと駄目だろう」
野球部の中でも成績が優秀でなおかつ主将の烏丸にとって成績不良の同学年は非常に気になる存在だった。特に文武両道を掲げているこの中学では部活動で優秀な成績を残していても学校の成績の悪い部員の多い部活動は立場が弱いのだ。無論部活動、勉強両方ともに成績の悪い部活動は呼吸する権利すら奪われかねないのだが。
「相変わらず口うるさいな都登ちゃんはよ。俺のおかんか」
「母親じゃなくても心配になるだろお前の成績は。このままじゃあるかもな……高校浪人」
「こーこーろーにんだと……?」
背筋の凍る一言だった。長岡は一瞬ビクッと体を膠着させた。しかしそれを振り払うかのように高笑いを始めた。見ているこっちとしては少々不気味としか言いようがないので烏丸は一歩引いて距離を取った。
「どうしたんだよいきなり笑い出して。正直滅茶苦茶気持ち悪いぞ」
「きもっ!?……はっきり言うなお前は。ちょっと凹むわ」
「まあお前が気持ち悪くてもそれは知れたことだけど何だよさっきの不敵な笑みは。受験に対しての策とか切り札でもあるのか?」
「無論」
長岡は短く繋いだ。
「へー切り札ってのは?」
そう尋ねるとまたしても長岡は笑いだした。しかし今度のは先程のような高笑いではなく不敵な笑いだった。まあどっちにせよ急に笑い出すのは不気味でしかないのだが。
「気になるか?」
明らかに勿体ぶっていた。烏丸にはこの男の言う切り札が何なのかは皆目見当も付かない。野球の際に冴え渡るその天才的な頭脳もこういう馬鹿、もとい自由奔放な男の前では無力と化す。とは言え烏丸は考えるだけ無駄といった具合で分かろうとすることが脳の無駄遣いと思っているようであったのだが。
「気になるなら教えてやろうか?烏丸よ」
やたら勿体ぶって来るこの男を軽くスルーし、烏丸は歩を進めた。こういう相手には関わらないのが一番だというのを彼は知っているのだ。
「えっ、ちょ?都登さん!ちょ、待ってって」
スルーして歩き去る烏丸に対してリードオフマンの俊足を生かして追いつき回り込む。
「気になんないの?気になろうぜ?いや気になってくださいよ」
彼の態度はさっきまでの勿体ぶっていた態度から一転していた。
「いや、別にそこまで気にはならないな」
興味無さそうに歩き出した烏丸の腕を掴んで引き止める。
「そう俺の切り札それは!」
いや別に興味ない、と言いかけたがそれではあまりに長岡が可哀想に見えてしまう。元とは言え野球部を率いていた主将としてそれはあまりに殺生だ。
(しょうがないから聞いてやるか)
烏丸の諦めて聞く気になった態度に安堵し長岡はつらつらと話を始める。
「俺の切り札……それは推薦だ!」
「…………誰を?」
「俺に決まってるだろ!」
胸を張って答えた長岡に呆れざるを得ない。
「それはねーよ」
一蹴して烏丸は階段を一段ずつ下りていく。慌てて長岡がそれを追いかける。
「あるから!可能性は十分だから!」
「一応耳貸してやるけど根拠は何処から?」
それはもちろん、と長岡が言う。
「俺たちは仮に中学野球九州大会ベスト4だからだ」
「なんつー希望的観測だよ」
呆れ果てた烏丸が階段を降り終える。
「もっとまともなこと言うかと思ったぜ」
呆れ果て階段を曲がったところで偶然藤原と顔を合わせた。廊下を走ったのか彼の額には汗が滲んでいる。
「藤原か、どうしたんだよ急いで」
「ああ、ちょっと今日塾だっての忘れてた!」
言い終わると直ぐに烏丸に「じゃあな」と告げ玄関口に走っていった。
「あいつもあいつで大変なんだな。ていうか真面目だなー何処かのアホと違って」
「で、そのアホってのは俺のことですかね?」
「嫌だなー、アホってのはうちの野球部のリードオフマンのことですよー」
「それ結局俺じゃねーか!」
うぉ!と烏丸が振り返ると長岡が張り付くように立っていた。殺意に溢れた形相で烏丸を見ている。
「何してんだお前ら?」
藤原が走ってきた方向から来たのは鷹崎と鷺宮だった。クラスが同じ二人は大体途中まで一緒に帰っているという。
「おう、京矢と剣伍。お前らも帰るとこか?」
ああ、と鷹崎が頷く。
「そっちは何やってたんだ?そんなに張り付いて」
烏丸の後ろにぴったりと長岡が立っている。非常に不気味で尚且つ怪しい光景である。
「ああ、この背後霊の願望全開進路相談に付き合わされていたところだ」
「願望全開?」と鷹崎と鷺宮は顔を見合わせる。
「ああ、なんかこいつ推薦で高校行こうってしているらしいぞ」
「へー……まあ頑張れ」
鷹崎が背後霊の肩に手を置いた。
「諦めなければ夢は叶う」
鷺宮には良く分からないフォローをされ背後霊は頭を抱える。
「あれ、そんなに推薦って無謀っすか……」
「「「ああ全くだ」」」
玄関口を出た四人はまず外の寒さを痛感した。
「さむっ!」
「冷えてるなー。そのうち雪が降りだしたりしてな」
「いや、剣伍。普通冬は雪降るんだぜ……」
噛み合っていない会話をしながら四人はバッティングセンターへと歩を進めた。
あまりにも寒かったので道中でコンビニに立ち寄って温かい飲み物を体に補充していった。
「もうすっかり冬だなー」
誰ともなく呟いた一言に皆が頷いた。
「あの時からもう四か月か……」と烏丸。
「早いもんだ」
鷺宮が呟いた。
あの時は暑かったな、と鷹崎が呟く。
「良い試合だったよな。終盤まで負けてたけど」
うんうん、と頷き長岡が口を開く。
「そうそう、あそこで俺の渾身のスライディングがな」
はい?と鷹崎が長岡に目を向ける。
「あそこは俺のナイスなバッティングのおかげだろ?何言ってるんだ?」
「いやいやあれは並みのランナーなら三塁ストップだからな。俺の神走塁あってこその同点劇だろ」
「おいおい、その神走塁だって俺の天才的バッティングがなかったら意味がないからな」
「そもそも俺が出なかったらその天才的なバッティングも無かったわけだが?」
何を言っても反論してくる長岡に呆れ、「あーはいはい。凄い凄い」と軽く流して鷹崎を含んだ三人は先を急ぐ。
「ちょ、待てって!俺の扱い酷くない!?」
長岡が後ろから慌てて追いかける。
「そういえば翼の推薦話で思い出したんだが京矢、お前高校はどこに行くんだ?」
「高校?まだ決めてないな。推薦なら幾つか貰ってはいるけど」
何処の高校だ?と鷺宮が尋ねる。
「そうだな、今んとこ県外の近場だと福岡と大分から何校か、遠いところだと関西の大阪龍怜とかだったかな。県内だったら望月には声をかけられたな」
「望月か……俺も誘われてる」
望月学園は県内屈指の強豪校で全国的にも有名だ。もうここ何年も連続して甲子園に出場して何度も好成績を残している。特に一昨年の夏は準優勝までしていた。
「流石は剣伍と京矢だな。天賦の撃剣と剛球一閃って言われるだけはあるよ」
感心する烏丸だがその二つ名を授けられた二人は妙に恥ずかしい。
「二つ名付けてくれたり、言われて悪い気は別にしないんだが……いざ面と向かって言われるとこっぱずかしいな」
鷹崎と鷺宮が顔を合わせて苦笑する。
「中学生に付ける二つ名じゃないだろ」
「それだけ実力が認められているってことだよ。どっかの奴は実力云々に推薦まで得ようとしているからな」
烏丸が長岡に目を向ける。
「えぇ、俺そんなに推薦って無謀っすかね……」
長岡が落ち込む。
かと言って彼の野球の実力は確かなものだ。一番として重要な足もあるし、打撃だって悪くはないし、守備も出来る方だ。だがそれはあくまで中学という枠組みの中ではであって高校推薦が得られるかといえば微妙なラインであると言わざるを得ない。
(まあ、無理な訳でもないけどそう言ったら言ったでこいつが調子に乗るから黙らせとかないとな)
烏丸がそう考えているとは露とも知らず、一同はバッティングセンターに歩いて行った。
カキーン、と小気味良い金属音が烏丸の振ったバットから響いた。
「暫く振ってなくても体は覚えているもんだな」
満足げに烏丸は来た球を打ち返した。
九州大会の後に野球部を引退した彼らを待っていたのは部活動ということで免除されていた夏季補修だった。今まで野球漬けだった分他の受験生たちより勉強は遅れている。それに追い付く為に九州大会から帰って二日後から慌ただしく彼らの受験勉強が始まったのだ。
(勉強勉強で碌に野球する暇が無かったからな)
烏丸は鷹崎や鷺宮のように野球で進学するつもりは無かった。実家の家業を継ぐ為の道として工業系の高校に進学するつもりで受験勉強に励んでいる。
とは言え本人に推薦が無かったかといえばそうではない。県外からの推薦は無かったが県内の私立からは何校か声をかけられた。鷹崎や鷺宮の陰に隠れてはいるものの県内でもトップの捕手として一定以上の評価はされているのだ。
本人の工業系の高校に進むという意志に変わりはないが少しでも野球の強い工業高校に進もうとは思っている。
最後の一球烏丸は左に弾き返してホームランの看板に直撃した。
「ナイスバッティング、都登」
椅子に座って様子を眺めていた鷺宮が呟いた。
「なんだよ、それは嫌味かなんかか?」
「嫌味じゃない。本心だ」
「あっそ、まあでもありがとな」
それから暫くの間場内で快音が途切れることは無かった。
十一月末の期末試験も無事に終了し、三年生に残されたのは受験のみとなった。そして受験勉強に励みながら毎日の日々が過ぎて行き、新年が幕を開けた。
はぁはぁ、と懸命に息を続けながら鷹崎は神社の階段を駆け上がっていく。まだ明け方なので周りには薄い靄がかかり自身の視界を遮ることからけして走るのに良い状況ではないが懸命に足を振り上げて階段を一段一段と踏んで上へ駆けて行く。
二百数十段ある段を全て登り切った鷹崎は荒くなった呼吸を整えながら振り返ってついさっき駆け上ってきた階段と眼下の景色に目を向けた。
この街は県内でも特に大きい街では無い。これと言って特徴ある観光地がある訳でも無いし、名産品がある訳でも無い。だが鷹崎はこの街が好きだった。
「やっぱりこの街離れたくないな……」
ボソッと呟いて空を見上げる。
彼の今最大の悩みが高校進学についてだった。だがそれは大学進学や勉強のためという将来のことを考えての進学とは少し違う。高校野球で甲子園に出るための高校を探しているのだ。
数か月前中学最後の大会で鷹崎や鷺宮を擁する中学は県大会優勝という結果を残した。元々軟式野球では県内でも随一の右腕として評価されてきた彼を手にしたいと思う高校は多く、県大会終了直後からチラホラと高校のスカウトが訪れる様になり、九州ベスト4という最終成績を出して以降その数は何倍にも膨れ上がった。有名所を挙げるとすれば大坂の大阪龍怜に大坂桐生、大分の明峰、県内なら望月学園、等々幾つもの高校から誘いを受けた。
勿論それは鷹崎だけでなく鷺宮と烏丸の二人も貰っている。烏丸は県内の何校かからだったが鷺宮の方は県内トップの強打者であることや先の九州大会での大活躍から九州三指の打者としての評価を受けたことによって鷹崎以上の推薦を貰っているとの噂だ。
だが恐らく鷺宮は熊本を離れることはないだろう。いや彼にとって行くべき高校は最初から決まっていた。
望月学園、鷺宮はその高校以外眼中にないと言っても良かった。以前プロになりたいと鷺宮は呟いたことがあった。最初聞かされた時はさして気にも留めなかったが県内屈指の実力校で自身の力を試してみたいのだろう。
烏丸は恐らく推薦は辞退して普通に工業高校に行くだろう。彼の実家は所謂中小企業という奴で製造業をやっている。だがその技術は海外の有名な電子メーカー御用達になっているようで烏丸は工業高校を出て工学系の大学に進学していずれは実家を継ごうと考えているらしい。
少しでも野球の強い工業高校に行って高校三年間は野球を続けると言っていたが鷹崎とはどっちみち違うチームでの対戦になるだろう。
三年間共に白球を追いかけてきた仲間とはあと数か月で離れ離れになり、別々のチームで競い合うことになるだろう。今はそれが寂しく感じる。だがそれでも三年間共に競い合ってきた仲間とこれからはグラウンドで対峙出来るというのはその寂しさと同等の楽しみでもあった。
「何処に行くのが最善なんだろうな……」
周りに誰もいなかったこともあり、彼はボソッと呟いた。
鷹崎にはプロになりたいなどという野球をやる上で誰しもが一度は考える思いが殆ど無かった。彼にとって野球は投げる、打つ、走る、守る、シンプルで塗り固められたものでそういう遥か先まで見据えてやるものでは無かった。だがそんな彼でも一つの夢と一つの目標があった。
甲子園に出たい、それは鷹崎の高校野球をやる上での悲願であり目標であった。小さい頃に甲子園をテレビで見てからいつかは自分もそこに立ちたいと思い続けてきた。
そしてもう一つ、その甲子園のマウンドに立つエースになりたいのだ。小さい頃に見て衝撃を受けたエースと同じような男に自分はなりたいと思い続けてきたのだ。
「やっぱり俺の行くべき高校って……」
そしてその目指すべきものを素直に出すと彼の行きたい高校は一つに絞られていくことになっていった。
冬休みは体力トレーニングを中心に消化した。冬は寒いこともあり、肩肘を痛め易いことから野球をやるのにはとことん向かない季節だ。そういうこともあり走り込みは筋トレといった基礎体力アップの自主練を重点的に行った。高校野球は中学野球とは段違いにレベルが上がる。そこで渡り合うには体力は絶対必要不可避の必要条件なのである。
そして新年になって少し落ち着いた頃に冬休みは終わり、三学期が始まった。受験勉強で追い込みが始まる中で鷹崎は自身の決意を伝えるため放課後に鷺宮をグラウンドに呼び出した。
この日はまだ部活動が開始されていないのでグラウンド内には部活動を行う生徒はおらず閑散としている。その閑散としたグラウンドの野球部側のマウンドで鷹崎と鷺宮、二人は向き合っていた。
「どうしたんだ京矢?」
「ああ、ちょっとな」
鷹崎は持っていたボールを指で弄る。手にしているのは硬球、高校野球の指定球だ。中学野球を引退しては度々トレーニングで軽く扱っていてこの日も制服のポケットに入っていた。
「硬式球か?」
ああ、と鷹崎が頷く。
「中学までの軟式のB級じゃもう練習にならないからな。夏の九州大会の後からちょいちょい触って練習してる」
「なるほどな、お前らしい」
特に投手は野手以上に球の変化の影響を受けるので今の内から体に馴染ませる必要があるのだ。
そしてその硬式球をヒョイと天に上げ、落ちてくるのをキャッチすると鷺宮を真剣な顔で見る。
「実はお前には伝えておかなきゃいけないことがあってな」
「伝えておかなきゃいけないこと?」
ああ、と鷹崎が頷いた。
「俺、進学する高校決めたわ」
その一言で鷺宮の雰囲気が変わり、今までは少し疲れたような感じだったが鷹崎が放った言葉を聞き一気に真剣な目つきになる。
「何処に行くんだ?」
県内か?それとも県外か?
「県内の高校だ」
県内、その言葉で鷺宮の顔がパッと輝いた気がした。
「県内?だったらお前も俺と――」
鷺宮の言葉を遮るように鷹崎が口を開いた。
「剣伍、俺は蒼天高校に行く」
「……蒼天?」
「ああ、蒼天高校。お前も良く知ってる高校だよ」
それは彼の一つの夢と一つの目標に基づく決意の表れであった。
ウィニングショット第一話でございます。前回のがプロローグなので今回が実質的なエピソード1とさせてもらっています。とは言っても野球のシーンは殆ど無く(苦笑)これは果たして何の話なのだ?とかいている本人自身首を傾げたりもしました(困惑)
誤解しないで頂きたいんですがこれは高校野球の話です。でもその前に主人公とライバルの関係などは書いておかなきゃいけないと考え、このような中学編からやることになった次第です。
とは言っても中学編もそろそろ(まだ2回ですけど)完結ですかね。恐らく次回辺りで終わらせられるかと。しかし書いているうちにまた新たに色々付け加えていくのでどうなるかは分かりませんけど(笑)
さて、じゃあ今回の話の解説を。
まあザックリいうと野球部員たちの進路についての話ですね。鷹崎は何処にするか悩み、鷺宮は県内名門へ進学、烏丸は家業を継ぐ為に工業系の高校に、そして長岡は推薦が欲しい、と。書いてて思ったんですけど長岡ってキャラは急場凌ぎ、言ってみれば中学の数合わせで作ったキャラだったんですが動かしてみれば思いの外動いてくれるんで書いてて楽しく重宝しています(まぁ、もう彼の出番は暫く無さそうですけど)彼が高校浪人するのか、しないのかも注目しながら次回も見てもらいたいですね。
そして一応次回予告
鷹「次で中学編終わるらしいぞ」
鷺「なら、暫くあいつらの出番ないな」
烏、長、藤「えっ、マジで?」
次回、鷹崎VS鷺宮feat.烏丸
ではまた二話で、でわでわ~