エピローグ 01 知らぬ間に・・・。
がんばります。
いきなりだが・・・・。
ココハドコデショーカ?
はい。
迷子じゃないですよ。
なんてったって、俺寝てましたから。
布団に入って意識を手放す直前までは覚えてますから。
はっ!?
もしや、これがうわさのトリップとやらか!?
「にしたって・・・寝てる間に飛ばさなくても・・・・。」
『どーも~。』
は?
今俺の周りには誰もいないし幻聴だろうか?
『幻聴じゃないよ~。』
「誰だっ!?」
某物語の『嘘だっ!!』ばりに力が入ったぜ。
『ん~?君を飛ばした者といっておこうか?』
「なっ!?」
なんで俺やねん。
『なんでって聞かれても・・・。』
答えられないならきかねぇよ。
『どもww』
笑うんじゃねぇよ・・・。
・・・・。
・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・。
って心読まれてるぅー!
『今更かよ・・・。』
うん。
今気付いた。
『とにかく、君には能力とかあげたから。それでどうにかして。』
使い方くらい教えろや。
『大丈夫。君の脳内に説明書みたいなの植えつけたから。』
なるほどなるほど・・・って、えぇっ!?
『じゃあ、そういうことで・・。』
ちょっ!まっ!おまっ!!!
・・・・・。
返事がない・・・・。
なっ!!!!
ほんとに置き去りかよ・・・。
現状確認。
自分の肉体へのダメージ・・・なし。
自分の精神へのダメージ・・・測定不能。
場所・・・分からんけど、たぶん森。
「これからどうしよう・・・・。」
「ぃゃ・・・。」
何か聞こえたような気がする。
とりあえず人がいるならいいや。
いってみよ。
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