表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ぼくの出番だ!

作者: 小畠愛子

 今日は雨。ケンちゃんがっくりしてる。雨が降ると、校庭でドッヂボールもおにごっこも、なんにもできないもんね。


「行ってきます」


 ケンちゃん、あいさつまでぐったりしてる。でも、足元の音を聞いて、顔がパァッと明るくなった。


「アハハ、パシャパシャ、ビシャビシャ!」


 雨の日も、なかなかいいでしょう? でも、そろそろわたしの音も聞いてほしいな。


「ボテボテって歌ってる! かさが、ボテボテって、ボテボテって、アハハハ!」


 どうやら気づいてくれたみたい。いいでしょ、雨の音楽隊。


「よ〜し、学校までとつげきだぁ!」


 あらあら、これじゃあ音楽隊じゃなくて、冒険隊ね。でも、そういうのもいいかも♪


 さ、雨の冒険隊、出発よ!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
晴れでも曇りでも雨でも、楽しいことは見つけられるものですね(*^^*)
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ