7話:買い出し(序)
お久しぶりです。そしてたいへんお待たせしました。
新キャラの登場です。
晴隆とカメリアは、必要な物を手に入れるべく、最寄り駅に隣接しているショッピングモール
に徒歩で向かっている。晴隆だけなら自転車を利用するのだが、カメリアは自転車に乗れないし
この時代にタンデムするのも憚られたので、徒歩である。
駅に到着し、カメリアに案内図を見せながらどこに行くかを説明してるときに後ろから小突かれた。
「よ〜晴隆。お前がデートするなんてどういう風の吹き回しだい?」
背後に立っていたのは晴隆の親友であり創作仲間の、神無月弥生
だ。
「残念ながらデートではない、買い出しだよ、昨日の放課後、魔女が出現とか
学級グルで言ってなかった?その魔女さんが、こちら。」
「か、カメリア・ダイヤモンドです。」
と小さく自己紹介した。
「皆怖くてその話題はすぐ切り上げてたあれね。よろしく、カメリアちゃん」
と弥生も挨拶を返す。
「じゃあ俺らは買い出しがあるからここらで失敬。」
カメリアを連れて、中に入っていこうとしたら弥生に腕を掴まれた。
「そんな楽しそうなことするのに私を誘ってくれないなんて、ひどいじゃないか、親友!」
「来たいならご自由に。カメリア、いいか?」
一応聞くと、コクリと頷いた。弥生はそれを確認すると
「ちょっと荷物受け取ってくるからちょっとまっててね」
ダッシュでコンビニまで駆けて行った。
「そういえば、今朝あげたやつ使ってる?」
沈黙に耐えきれずに聞く。
「ええ、ピンク色のやつ。いままでつけててもストレスを感じないのだけれど、本当に初めて作ったの?」
「そりゃぁね。自分で使わないのに作ってたら俺はおかしいやつ認定されてると思うぞ。」
「おまたせ〜。よし、行こう」
弥生が戻ってきたので三人は建物に入った。
おつかされ様でした。
「60秒で読める深夜テンションについて」でも書いたとおり受験勉強で忙しいので
本作の更新に遅延を来すと思いますが、ご了承ください。エッセイなどは時間があれば掲載します。
これからも宜しくおねがいします。