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作者視点語り

 はいどうも。村上です。

 あ、間違えました。作者です。

 この話は、私が高校か大学か……多分高校時代だと思うのですが、ちょうど投稿日ぐらいの時期に起きていた話です。実際にはいくつか違う点があり、私は歴史の授業も赤点でした(笑)散歩癖があるのに歴史の授業が弱いのは、作り物のキャラだとかみ合いませんからね……

 ふふ、しかし懐かしい。五十円で鮭の切り身の入った饅頭が買える店に通い詰め、飴玉専門店に格安で売られていたニッキ(ハッカ?)飴に悶絶し、錆びたトタンが印象的な田舎風のおもちゃ屋ではしゃぐ……クラスでは奇人変人枠、常時ボッチ、今で言うところのスクールカーストでしたが、それはそれで満喫していましたな……

 ですがやはり……こうして思い返してみても、私視点、この話には恐怖を覚えないのです。

 夏休み明けに登校した時です。作中の村上君の様に、私は補講組の生徒や担当の教師から質問攻めにされました。ですが困惑するしかなかった。

 それは何故か……理由は一つ。「私は、登校している私のような何か」を目撃していないからです。

 周囲の人にしてみれば「駅で目撃したはずなのに、何故か学校に登校しない」「けれど毎日顔を出す」とこう……変だな? 奇妙だな? と感じたところに、夏休み明けに登校した私から「実は駅にすら来ていない」「証拠としてICカードの履歴が提示された」と言う点が恐怖をかき立てたのでしょう。「私にしか思えない人物がいた。けれど間違いなく私ではない誰か」の出没。生徒どころか、職員室でもしばらく噂になったそうです。

 ですがまぁ、私としては……「たださぼっただけなのに、なんか勝手に騒いでる」としか思えませんでした。私は補講をさぼって途中下車をしながら、適当に駅前散歩を繰り返していただけなのです。講師に呼び出されて叱責を受ける覚悟はあっても、「何で駅前に来たのに、学校には来なかったんだ?」と口をそろえて質問されるとは、想像もしていない。最初はクラスメイト全員が共謀して、私に対するドッキリなのかと疑ったぐらいです。

 だからこの話において……私の立ち位置は観客なんです。

 私以外の補講関係者は、「私のような誰か」の怪異に遭遇しています。けれど私は「私のような誰か」を見ていない……私にとって体験ではなく、聞いた話でしかないのですよ。

 困惑を加速させたのは……観客の私に、周囲がまるで当事者だと思い込んで色々聞いてくることです。どう質問されても私には「他の駅散歩してた。証拠もある」としか答えられないのに……それを聞いて怖がったり、怯えたり、果ては怒鳴り散らす人もいましたが、私には首を傾げることしかできなかった。ここの温度差が、私がこの話に恐怖出来ない所なんでしょうね。

 そうそう、実は本編にない下らないオチがあってですね?

 じゃあアレは何だったんだ……と色々と話が出ましたが、実際には簡単に答えが出たんですよ。駅前に居たソイツは、私の「ドッペルゲンガー」だったんじゃないかと。

 本人そっくりの姿に化けて、出会うと死んでしまうアレです。聞く限りなので何とも言えませんが、私もソイツの正体は多分、ドッペルゲンガーだったと納得しています。

 なので私、こんな具合に言ったんですね。


「じゃあ、サボって正解だったんですね。真面目に登校してたら死んでたかもしれない」


 えー……生徒からは失笑が、教師からはキツく睨まれました。時代が時代なら鉄拳でしたねコレ。

 幸いそれ以降、ドッペルゲンガー騒ぎは起きておりません。動きが読めないから諦めたんでしょうか(笑)

 さて、長い自分語りはこれぐらいにして、そろそろ話を締めましょう。

 最後までありがとうございました。ちゃんと本編はホラーでしたか?

 

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