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エルフの村の門番です

作者: もやしくん

こういう、普段焦点が当たらないキャラを主人公にするのが好きです。

門番の朝は早い。


起きたら直ぐに着替え、装備のチェック、そして昨日作っておいた朝ごはんを食べる。



やっちまった、昨日の俺は鶏肉の気分だったか。


今日の俺はトマトが食べたかった。


それは仕方ないので鶏肉のサンドウィッチをしっかり食べてから門へ向かう。


妻と息子たちはまだ起きていない、いつも寂しいと思うが……



帰ったらたっぷり遊んでやろう。


門までは家から近い、だからいつも1番最初に着く……まあ、今日は俺1人の日なのだが。


門の横の壁にある窓から外を見ると、やはり。


いつもこの時間を狙ってやってくる商人が来た。


彼らはいつもこの村では取れない作物を持ってくる。

それと物々交換でエルフの技術で作られた武器を貰って帰るのだ。


……ほんとに利益は出ているのだろうか。

たまに有り得ない量と交換していくこともあるので心配になるが、たまに一緒に来る娘さんは元気そうなので大丈夫なのだろう。


商人の旦那と世間話を少しして旦那は帰っていった。


後はもうほとんど仕事はない。



昼になると妻が弁当を持ってきてくれる。


卵焼きがとても美味だ。


……今日も弁当、美味しかった。ありがとう。



さて、もう仕事はないかと思っていたが、久しぶりの事件が起こった。


なんと向こうのじいさんのとこのニワトリが逃げ出したという。


村中の若者が必死で探し出した。




まあ、門番は動けないんだが。




無事捕まえたようだ。良かった良かった。


その後は何も無かった。


さて、夜番の同僚と交代して、今日の仕事は終わりだ。


さあ、帰って妻たちと晩御飯だ。


今日は鍋だそうだから、速く帰らなければ。

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