第零話 うたた寝の惨事
お久しぶりです、新年あけましておめでとうございます! 予約投稿なので実際はまだ年末(12/26)なのですが。
やぁやぁ、年越しそば、おいしいね!
とまぁ前置きはほどほどに、真面目な話と参りましょう。「お前そういって真面目な話なんざしたことないだろう」と言われれば、「はいそうです、ごめんなさい」としか言えない作者ではございますが。
初の合作小説となります。ツイッターの方で多少宣伝はさせていただきましたが、恐らく宣伝にはなっていない宣伝でしょうし……。
今までのわたくし個人での作品群と同じように、異世界ものとなっております。主人公は男、ステータスの詳細は作中で出しますので、そちらをお楽しみに。
ふざけたけど。いつものごとく。
はっはっはー(棒)
まぁ、そんなこんなで実は結構楽しみだったりしたので、気合は入れてます。気合だけ。
しかし何と、設定がぜんっぜん進まない! 決まらない! ので、今まで以上の亀更新の可能性大です。どうかご容赦をば。
こんな長々と前書きに何を書いてんだよバーカバーカとおっしゃる方もいるでしょう。ご安心を、こちら、本編よりも長い前書きとなっております。作者のポンコツ仕様ですので、悪しからず。
いつものことだ、気にすんな! ありがとう!
というわけで、以下、本編となります。前日譚、どうか、ゆるりとお楽しみ下さいませ。
森だ。森だった。足元に元気に茂っている草花達がうっとうしい。とても美しい生命なのだが、俺は自分の命の方が尊い。
牛だ。何故か闘牛が追いかけてくる。日本は無法地帯と化したのか。恐ろしい。
――西暦20XX年 12/26 日本、東京にて――
「茜先輩、後どれぐらいで終わりそうっすか? 先輩いないと始まんないっすよー?」
背後から俺の手元をじっと覗き込んでいた後輩が、待ちきれないというように、不満げな声をあげた。
……始まらない。そうか、始まらないのか。頼む、始まってくれ、俺抜きで。
何が悲しくてクリスマスも終わったこの日に、サンタクロースの格好をして忘年会、もとい、誕生日会に繰り出さないといけないのか。俺は眠いんだ。
12月26日。記念すべき、俺の29回目の誕生日である。だが、何故か主役のはずの俺が不本意ながらサンタの仮装。というかコスプレ。なんて酷い世の中なんだろう。
「お前、先、行っとけ。俺は仕込んでから行く」
仕事が遅い後輩――つまりは邪魔者をさっさと排除して、夜の厨房で一人、黙々と包丁をまな板に叩きつける。
ちらりと時計を見やる。順調だ。
そんなこんなで翌日の仕込みは無事終わった。予定時刻よりも少し早いくらいだ。
……寝るか。
時間がある時に寝ておかないと、次はいつ寝れるか分からない。後輩達は、俺はもう少し遅くに来ると思っているだろうし、折角だから休息をとってしまおう。最近、忙しかったからな。
いぇす、はいてんしょん!(真昼間です。寝不足でもありませんので、ご安心を)
合作相手の夜鳥様がギャグメインの方なので、全体的にこんな感じで話は進んでいくと思います。
闘牛なくなったんですよね……。赤いひらひら~な布でどうどう、のネタ(すでにこの語彙力では伝わっていない気がする)が通じなくなる日は近いでしょう。ふっ、俺の予言はよく当たるんだぜ! なんせ、当たり前のことしか言わないからな!
他の作品も一応書いてはいるからね! そちらもよろしくお願いします。
あと、できればランキングタグの方のリンクも覗いて行って下さいませ。
それでは、またいつか、お会いできる日を楽しみにしております。……会えるかどうかは、まぁ、わたくしの更新速度によるのですが、そういうことは突っ込まないように←