SS:軍の取材 2
本編とは、関係ありません。興味ない方は、飛ばしてください。
さて、後半の取材も頑張るぞぉー!やって来たのは、軍の寮。ですけど、広い……。
うろうろしてると、声をかけられる。
「あれ?どうかしたんですか?」
そこには、お風呂上がりなのか水のしたたる美少年が……。ファイ君!
「それが、迷ってしまって……。」
「あぁ、なるほど広いですもんね。」
苦笑交じりの笑みも、とってもステキです。
「そうなんですよねえ……。」
「あの人は、何処に行ったんですか?」
「はぐれちゃいました。」
「なるほど……。」
困ったように笑うと、タオルを首にかけ魔法で髪を乾かして手招きする。
「ありがとう、ファイ。」
「仕事なら、しっかりやってよお父さん。」
んっ?今なんて……、おっおっおっお父さん!?なんてこったい……。何か、知り合いだとは思っていましたがまさかの親子……。
「僕は、この手の仕事は初めてなの。」
「仕方ない……。」
ため息をついて、何処かへ連絡する。
「待たせたな。」
「いいえ。あと、よろしくお願いします。僕は、そろそろ家に帰らないと。」
「あぁ、すまないな。」
「お疲れさまでした。」
そう言うと、子供らしく笑い去っていく。やばいぃー、格好良すぎる-。
「うん、さりげなくファンが1人増えたな。」
「うちの子も、罪作りな子だね。」
二人して、ひそかに笑う。
「さて、取材については俺がやるからな。」
「了解、任せたよ。」
寮を見て、武器庫や司令室にも行きました。
「あのさ、ファイ見てないか?」
「おや?彼なら、帰りましたよ。」
「まじか……。勉強できるから、教えて欲しかったのになぁ……。どうしよう……。」
ガックリとなる少年。確か、レン君。
「あらら……。」
「レン、どうしたの?」
「あれ、帰ったんじゃ?」
私が聞くと、頷いてから
「宿題とノートを、机に忘れて来たので戻って来たんです。やり途中だったので。」
少し恥ずかしそうに言う。
ズキューーン。マジ駄目ですって……。ギャップが………。いつものクールさが、友人といるとここまで爽やかに……。やばい、鼻血が……。
「こらこら、ファイ。」
「えっ、僕?」
親子して、ニヤニヤしてファイを見ている。
これは、取材どころではありません。鼻血をおさえ、撤退しました。今度は、有望な軍人の卵達を取材するのも良いかも何て思いながら。




