11.「僕は」はどうして「僕わ」と書かないんだろう?
作文の宿題は好き? 嫌い? 好きじゃなくとも友達にお手紙くらいは書くよね。ところでこの文章、ちゃんと音読できる? バカにするな? ごめんごめん。
でも疑問に思わなかった? 「宿題は」の「は」は「わ」と音読したのにどうして「宿題わ」と書かないんだろうって。もちろん学校で教わったからだよね。それは解るんだ。でも最初に約束しなかった?
「お母さん、お父さんが言ったこと、本で読んだことをそのまま「答え」にしない。」
もちろん学校の先生が言ってたからと言って「答え」とは限らない。
でも何か糸口が必要だよね。
1.ひらがなは本当に1つの音と完全に対応してる?
してないよね。他にも実際に気を付けていれば分かるけど
・「学校え」と発音するけど「学校へ」と書く。
・「おねえさん」は「おねーさん」に近い
・「こういう」は「こーゆー」に近い。
2.日本語になければ近い音に置き換わる。
例えば「ヴ」の音は日本語にないよね。だから今はほとんど「ブ」に置き換わる。
つまり音とひらがなには規則性なんかないんじゃないかな? それにもかかわらず、キミも僕もちゃんと音読できるよね。
キミはどう思う?