表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/12

少女と竜と海!!!

 海の潮風を感じる。ここはフィレスティアを南下していき砂漠地帯を越えた場所にある海。この海は、比較的波が穏やかで、浅瀬であれば泳ぐ事も出来る。フィレスティアの住人にとっては人気な海水浴場であり、毎年夏が来るとこの海で遊ぼうと沢山の人々が集まる所であった。アリーとカズセも毎年夏になるとこの海に来ていた。

 「やっぱ海って、気持ちいいなぁ~!」

 「だね!アリー?!」

 二人は今、浅瀬から少し離れた所で浮き輪で浮かび、生ぬるい温かさを感じる海に体を預けていた。毎年来るこの夏を楽しみにしていて、こうやって、何も考えず海を体で感じるのが二人とっては心地よかったのだ。

 「ねぇ、あれなんだろう?」

 「なに~なに~?」

 カズセが飛んで指を指す方に、何かが海の上で跳ねているのが見えた。二人は気になり近づく事にした。

 「うわぁ~綺麗!!!」

 「すごいね!!!アリー!!!!!!!」

 二人の眼前にあったのは、体が虹色に光るイルカの群れが海の上を飛び回っていたのだ。初めて見るとても綺麗な光景に二人は見入っていた。イルカが浅瀬から離れて行くまで、ずっと二人はその光景を目に焼き付けていた。

 「とっても、すごかったねアリー!!!」

 「また、一緒に見ようね!!!カズセ!!!!!!!」

 二人とも初めて見る自然の神秘に触れ、大興奮のまま来年もまた一緒に来ようね。と約束し合うアリーとカズセであった。

 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ