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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

二人の世界

二人だけの時間

作者: 姫草りあ

始めて短編を書きました。

ピアノの音が聞こえる。

美しい旋律。確かこれはショパン。

圭子はそっと、音楽室に入った。途端、ピアノの音が止まる。

「邪魔しちゃったかな?」

圭子がそう言うと、先ほどまでのピアニスト、一子は困惑した表情を浮かべた。

「貴女を待っていたの」

圭子は不意を突かれ、驚いた。

「どうして、かな?」

「貴女に聴いてほしくて弾いてたから」

そう言うと、また一子は鍵盤に指を掛けた。

そして、ピアノの演奏を始める。

曲は、ショパンのマズルカだ。

「この曲!」

「そう、貴女と始めて会った時に弾いていた曲」

一子は柔らかい笑みを浮かべた。

「今日は、一緒に帰ろうね」

圭子は嬉しそうに声を弾ませた。

二人だけの聖域。

神様、どうかこの時間が永遠に続きますように。

二人はそっと、願った。

のんびり読めれば良いなぁと思って書きました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 美しいピアノの旋律に、 女生徒が二人、 というピュアで可愛い感じに 好感が持てました。 [一言] 僕の小説も感想くださいね。(^^♪
2019/11/13 03:51 退会済み
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