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プロローグ〜死にました。ゴブリンに転生しました〜

うーん…何とか頑張って行きますね。

俺の意識は深い眠りに落ちて行くーーーー


目が覚めると俺は……ゴブリンに転生していた。醜い醜いゴブリンに。


「なんでゴブリン?」


こうなってしまった原因の話。

これはまだ主人公が、幅間 透(はばま とおる)が人間だった時の話。


俺は今大変な状況に置かれている。それは何か?見ればわかるだろうと言いたいレベルである。そう…銀行強盗の人質に取られているのだ。どんな確率?リアルで初めて聞いたよ…逃走車両を用意しろ!!10億円用意しろ!!さもなくば人質は殺す!!!なんてセリフ。ベタベタのベタなセリフ。因みに人質は俺一人ではなく、俺含め10人。


「おい!!おせぇよ!!今から30分経つ事に一人ずつ殺していくからなぁ!!」


は?…なんて…言いました?30分…?順番…?おい…左からだったら俺1番目なんですけど…?頼むー右からであってくれ…

そして長い時間が経った。警察は29分47秒…突入してきた。助かった!そう思った刹那。犯人がこう言ったのも刹那の事だった。


「クソッタレ!!一人でも道ずれにしてやる!!!」


こう言ったのだ。刹那、銃声がなる。乾いた音が。そして飛んだ2発の弾は一つは俺の2つ隣の可愛い女の子の首元。あっ、女の子がっ…そう思って駆け寄ろうとした時…俺は気づいた。自分の左胸に痛みを感じる事に。反射的に見てしまう。見ては…行けない。そんな思いは届かず…俺は見てしまった。左胸に血が…穴が空いている事に、気づいてしまった。


「え?ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”」


ドクドクドクドクドク…心臓がなっている…そんな感じがする。

死ぬ時は呆気ない…なんて良く言うが、本当にその通りだな…と思った。何故か?俺の意識は気づいてから15秒も持たなかったから。そして意識がなくなる時…死んだな。そう本能的に分かってしまったから。

そして俺は深い眠りに落ちて行くーーーー


「なんでゴブリン?」

とりあえず…1話。

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