マッチ売りの少女(200文字)
「そんなに寒いなら、こうすればよかったんだよ」
「やめろ! 早まるな……!」
少女はどうにか寒さをしのごうと、売り物のマッチを1本すりました。
シュッ
「ああ、やっぱり炎は暖かいわ……」
そしてそのマッチを、豪邸の庭に投げいれました。
ボッ
ああ、暖かい! 燃えろ! もっと燃えろ!
ゴオオオオオ
「やめろおおおお!!!」
「放火魔として捕まった彼女でしたが、牢獄の中は外に比べれば幾分暖かく、」
「やめたげてえええええ!!!」
「そんなに寒いなら、こうすればよかったんだよ」
「やめろ! 早まるな……!」
少女はどうにか寒さをしのごうと、売り物のマッチを1本すりました。
シュッ
「ああ、やっぱり炎は暖かいわ……」
そしてそのマッチを、豪邸の庭に投げいれました。
ボッ
ああ、暖かい! 燃えろ! もっと燃えろ!
ゴオオオオオ
「やめろおおおお!!!」
「放火魔として捕まった彼女でしたが、牢獄の中は外に比べれば幾分暖かく、」
「やめたげてえええええ!!!」
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