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感情CUBE  作者: 刻咲 造花
17/27

17話 正義の心


 

不屈功徳(ふくつくどく)】竜胆蘭丸 正義のCUBEの能力。自らの骨を硬化する。CUBEエネルギーにより骨密度を異常なまでに上昇させる。その硬さは絶対砕けることの無い鋼のようである。


・「君すごいねー。やっぱり思いっきり殴ったんだけどなぁー。」

 

・「なめぇんじゃねぇ。俺には守りたいもんが山ほどあんだ。何かを守るにはぜってぇに折れない芯と決して砕けることのない心がいる。正義のCUBEは、その俺の信念に応えてくれる。」


竜胆は勇ましく立ち上がる。

そして折れた刀と鞘を床に落として、拳を上げて構えた。


・「本気でいくぜ。」

・「うーん。厄介だなー。」


ブゥウンッ!!!!

チグハグのハンマーが横殴りに飛んでくる。

ガンッ!!

竜胆は片腕でそれを止める。

まるで金属と金属がぶつかるような音だった。


・「おらぁあ!!!!!」


ズゥン!!!!!

竜胆の拳がチグハグのボディに突き刺さり、

メリメリメリ……

・「まだまだぁあ!!!」

それを思いっきり振り抜いた。

 

・「ぐはっ、」

勢いよく飛んでいくチグハグは、


ガシャンッ!!!!

スロット台に激突した。

 

ピロピロピロピロ…ピロリ〜ン!!!

ダラダラダラダラッ!!!!

スロット台からコインが流れ出てチグハグの頭に降ってくる。

・「いちちち、肋骨折れちゃったよぉ。」


チグハグはふらふらになりながら立ち上がる。

・「もぉー。包囲されて逃げられないしどうしよー!困ったなー!!もぉー困っちゃうよー!!!!!」

そう言いながら、


ドゴンッ!!!!

スロット台をハンマーで殴りつけて竜胆に向かって飛ばす。


ビュンッ!!

ガンッ

グシャッ……

スロット台は竜胆に激突。

だが壊れたのはスロット台の方だった。


竜胆はかまわずゆっくりと歩き出す。


・「来ないでっ!来ないでっ!来ないでっ!」

ドゴンッ!

ドゴンッ!

ドゴンッ…………

チグハグは手当たり次第にスロット台を飛ばす。


ガンッ、

ガンッ、

ガンッ…………

スロット台は全て命中していたが竜胆はそれでも歩みを止めない。

ゆっくりとゆっくりと歩を進める。


竜胆の顔や体には皮膚の薄皮が切れたような傷が無数に付いていた。そこからは流血をしている。

勿論痛みもある。

だが竜胆は顔色変えずに近づいてくる。

その姿は男らしくとても勇ましかった。


・「はぁはぁはぁはぁはぁはぁ……」

息を切らすチグハグ。

気づくと目の前には竜胆が立っていた。


・「もぉー!!!!しつこいよぉお!!!!」

チグハグはハンマーを振り上げ、

ブゥウン!!!

思いっきり振り下ろした。


ガンッ!!!!


竜胆は拳を突き出す。

拳とハンマーとの真っ向勝負。


バキバキッ!!!

ボロッ…………

勝ったのは拳の方だった。

ハンマーはボロボロと砕けていく。

・「なんで、硬すぎでしょ。待って、ねぇ待って……」

チグハグの表情が曇っていく。


 

・「さぁあ!!!歯ぁあ食いしばれやぁあ!!!!」



ズゥン!!!!!!!!



竜胆の拳がチグハグの顔面を捉えた。

・「おらぁあ!!!!」


グルンッ!!!!

チグハグの体はその場で宙を縦に一回転して、

 

ドゴンッ!!!!

勢いよく地面に叩きつけられた。


・「この貧弱もんがぁ!!俺に勝ちたかったらもっと牛乳を飲め牛乳を!!」


チグハグは気絶して意識を失っていた。



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