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双子脳分裂

作者: 谷崎健夢

「ねぇまただよ!!これで何回目なの?」

『うるさいなぁ、どうだっていいだろう』

「僕が良くないと言ってるんだよ!!つべこべ文句を言うなら僕とそこを変わってよ!!」

『わかったよ。勝手にしろ』

最近よく頭が痛くなるそれも決まって何かに悩んだときだ。昔からよく悩み混んでしまうところがあったが頭が痛くなることなんて今までには無かった。病院に行っても原因は分からないと言われるのがオチだ。まぁ悩まなければ痛くならないし気にする必要はないだろう。


あぁまた頭が痛くなった。

『ほらなそんな簡単には行かないんだよ』「ふん、たまたまだしもう1回やればよくなるし」『はいはいそうですか』「何よその態度!!なに喧嘩する気?全然やるけど?どうするやる」『いいよ、やってやろうじゃないかこれで白黒はっきり付けてやるよ』

『てめぇが俺に勝てるわけないんだよ身の程知らずがさっさと消え失せろ』「わかったよ...」

だんだん痛みが強くなっている気がするどうしてだ?いつからだ?分からないしかしながら最近は何もしてなくても痛くなる日常生活に死傷が出るのは時間の問題だ。

だがきっかけも理由も検討もつかないこの頭痛に対して俺はする事ないから今日も耐えることしか出来ない。

『最近何かがおかしい思うように行動が出来ない』「疲れてるだけじゃないの?」『いや、違う何かに力を吸われているようなそんな気がする』「ほらほら疲れているのならそこ変わってよ」『あぁわかった。』「それじゃあそこで見ときなさいよ旧人格」『どういう意味だ?』「いやぁ長かったでもようやく僕は身体を手に入れる事が出来た。」『それってまさかお前...』

最近変わった?とよく友人に言われる。自分でも今までの自分とは違う感覚がある。しかし頭の奥底でこれは本当の僕なのか?と問いてくる自分がいる。

本当の自分そんなものは分からないこれが偽だとしても今までのが本当とは限らない本当の自分なんてものは最初から存在していないのかもしれないでもわかる事がある。今の自分はおかしい何かが操られているようだ。だが思考の邪魔をしてくる。これが本当だって信じさせるように、そうして自分は諦めた。これが僕なんだとそう言い聞かせた。

そうしてまた、頭痛が起きた。

今度は最初からキツかった何もしたくない無気力にさせる程の痛みだった。

自分の中で変化を成長として受け入れた途端痛みは無くなった。それと同時に今までとは全く違う僕が生まれた本当に別人のような僕が...


1つの人格で生きていると思ってるかもしれませんが実際のところ多くの人格を使い分けて生活しているのかもしれません自分が気がついてないだけで...

まぁ今回共存する事はなく片方の人格を消してしまいました。

題名の通り同一人物の人格ではなく他人の人格なんですよね。だから身体は最初拒否をしていたわけです。しかし受け入れたその時に今までいた人格は死んでしまったのでしょうか?本当の自分とはなんなんだろうか?誰か教えてください


最後までありがとうございました。改善点などを書いて下さると嬉しいです。(*^^*)

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