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華姫奇譚  作者: 葛籠屋 九十九
短編過去録「風雪の月」

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終幕

三田の企てから3日、月曜日。将鷹と虎織が登校してきていない。サボりだろうか?そう思い将鷹にまだ残っている魔術式で様子を見る


「寝てる!?」


思わず声を上げて突っ込んでしまった。いやまぁ土曜日に土地神さまにちょっと怒られたり魔術の基礎叩き込んだりでぐったりしてたし仕方ないか。

結局学校は何食わぬ顔でみんなあんなことはなかったという様に振舞っている。正確には覚えているはずはないんだけど。

三田を倒してすぐ宇迦之御魂神が生徒の回収、その後記憶改竄をして帰したのだから。三田の方は京獄さんが連れていき収監されるそうだ


「今日は1人かぁ」

「あら?先客かしら」


屋上のドアを誰かが開け入ってきた。その方向を見ると赤髪の初等部高学年くらいの赤髪の女の子だった


「ここ中等部の屋上だよ?迷子?」

「知ってるわよ。それに迷子じゃないわ、学校の見学よ」

「へぇ・・・それじゃあ転入してくるんだ」

「えぇ、2年後くらいにね。もし風咲って子と雪城って子と知り合いなら必ず帰ってくるから強くなって待ってなさいって伝えておいてくれるかしら」

「2人の知り合いなんだ?」

「昔馴染みよ。それじゃあ待たせている人が居るからまたね」

「あっ・・・」


赤髪の少女はすぐに屋上から居なくなってしまった。名前を聞き忘れたから特徴で伝えるしかないか・・・


「これからも何事もなければいいんだけどなぁ」


将鷹が授業サボるなら私も授業サボろう。そう思い屋上でウトウトとまどろみ眠って1日過ごした

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