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華姫奇譚  作者: 葛籠屋 九十九
短編過去録「風雪の月」

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幕間

「三田がやられるとはな・・・」

「脳をいじくってんだ、本来のスペックなんて発揮出来ねぇよ」


学校の屋上から将鷹達を見下ろす影が2つ、茶髪の男と黒髪の男がそこに居た


「これもお前の計画通りなのか・・・?」


茶髪の男は黒髪の男へと問いかける。その目は疑念と不安に満ち溢れていた


「あぁ、そりゃあ計画通りだ。これで俺達の理想の日ノ元へ1歩近づいたってワケだ」


黒髪の男は煙草をふかし、ニヤリと口角を上げ答え煙草を屋上から投げ捨てるとその煙草は煙を上げながら小さく燃え上がる


「左右偽陰、お前が俺達の計画の要なんだ。俺の事を信じろ」

「・・・わかった」


左右偽陰は小さく頷くと男は手を叩いてから


「それじゃあ帰るとするか」


そう言ってその場から煙の様に消え去っていた


「あぁ・・・お前がもし違うことを企んでいたのなら俺は必ず・・・」


左右偽陰は1人呟き手帳に挟んである写真を眺めてから空間に融ける様にその場を去る。何かを感じたのか月奈が屋上に目を向けるが何もあるはずも無く目の前の惨状へと目を向け直す。

グラウンドにはさっきまで襲ってきていた生徒は漏れなく全員後頭部を月奈に殴られ気絶させられていた・・・

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