40話!
しばらく休憩のために僕達はドサバへ戻ってきた。スケルトンの剣で攻撃出来たという報告に行くと、ギルドで部屋を用意してもらえた。
「一息つけたね」
「はい」
僕の言葉にセルカが返事をする。他の人たちはほとんどがぐったりとしていた。取り憑かれた人はどうも消耗が激しいらしい。
「そんなに体力が消耗するの?」
クレブリアとゴーディルに声をかけても、うめき声みたいな返事しか帰ってこない。
「精神強化の魔道具も意味なかったのかな」
セレンで買った、魔道具を眺めながら僕はつぶやく。スケルトンの剣で攻撃出来たからもう魔道具はそれほど重要ではないけど。
「クレブリアがこの状態じゃあ、作戦とかそんな場合じゃないね」
「そうですね、明日まで待つしか」
「ゴーディルもこの状態じゃ、剣を出せないぞ」
「それにもう少しで夕方です、行動するには少し遅いです」
今日は終わりにするしかなさそうだった。しょうがないが、焦るほどでもないと思う。有効打は見つかった。明日には解決できそうだ。
「遅くなりました!」
部屋の扉が勢いよく開いて、支部長デークが入ってきた。
「皆さん大丈夫ですか? 誰もケガしてませんか?」
「大丈夫」
僕が代表してそう言うとデークが安心した表情で言った。
「よかった……先ほど軽い報告を受けたんですが……ゴーストに攻撃を当てる事が出来たとか」
恐る恐る、様子を見るようにデークが聞いてくる。信じられないのだろう。
「スケルトンの剣で……うちのクレブリアの推測で、もしかしたらって試したんだ、スケルトンだけじゃなくアンデット系ならゴーストを攻撃できるかも」
「素晴らしい……これは歴史が変わるほどの大発見ですよ! 今まで逃げるしかできなかった相手の対応策を見つけたんですから!」
意外と単純な事な方法だったのに今まで誰も試すことがなかったのか。いや、答えを知ったからこそ言える事か。
「ただ……」
デークの顔がいきなり暗くなった。
「アンデットを召喚したり、アンデットの力を扱える人間が少ない……あまりイメージの良くないものですから」
「そうなんだ?」
「えぇ、ドサバで把握してる分でも、一人もいませんね、セレンで偶然この方が一人いたという事でしょう」
僕は驚いた。そんなにもいないのか。難しいんだろうか。
「僕、少し前にアンデット・スケルトンをサモンズスペルで呼び出そうとしたんだけど失敗して……難しいの? だから使い手がいない? それともただイメージが悪いから?」
2回目!
体調不良でだいぶ遅れました!
申し訳ないです!




